息子のKonfimation (堅信礼) | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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第二の洗礼とでも言うのでしょうか。

生まれて数か月して受ける幼児洗礼、その後プロテスタントでは13,4歳で受けるのがこのKonfimation(日本語では堅信礼?)

カソリックでは9歳が10歳ぐらいなのかなKommunionというものを受ける。(詳細は各自で検索願う。)

 

幼児洗礼を受ける際、所属する教会にPaten(男)/Patin(女)、すなわち代父母を届けなくてはならない。

大抵(ワタシの知る限り)、子供たちのおじさん、おばさん(両親の兄弟、姉妹)がなってくれるのであるが、一人っ子の夫には頼める兄弟・姉妹がいないため、大学時代からの親しい友人にこの大役をお願いした。 別に男女二人揃ってなくてもよく、息子の場合Patin(代母)のみAnneにお願いした。

Anneの夫Oさんは非常に癖のある人なので、話をしているうちに興奮してしまい、自分の正当性を主張しすぎて声を荒げ、何度も友人を失っていた、いや前妻の子供たちまでもがOさんと絶縁してしまった。聞くところにいよると、息子とはもう7年連絡がなく、娘とは5年まったく音信不通とのこと。

うちの夫はそんなOさんとも話が上手に合わせれて(多分半分以上聞いてないのだろう。)、Oさんも喜んでいる。

が!息子のPaten(代父)としてはお願いしていない。 夫とワタシの一致した意見で。

 

そして今年うちの息子は堅信礼を受ける。

本来ならうちの息子の堅信礼は1年前なのであるが、この村に牧師さんが決まらず、ゴタゴタがあり、勉強会の予定が立てられなかったので1年先延ばしになったのである。

牧師さんにも行きたい(つまり働きたい)場所が出せるみたいで、この辺りは人気がないのだろうか?来る人がいなかったのである。

引退した牧師さんも「自分は教会によってこの地に送られた。」的ないわば望んで来たんとちゃうぞ!と言ってたことがあった。(失礼な!)

 

さて、話を戻して、

息子の堅信礼まで少し先であるが、AnneとOさんはイタリアへ旅行をして、その帰りに我が家に寄り、息子の堅信礼に出席すると言っていた。

それは構わない、来てくれたらそれでいい。

が! 先週 夫のOさんから電話があった。

イタリアに旅行中であるが、天気がよくない。

早々に旅行を切り上げて自宅へ帰るつもりだ。

よって、その帰りに我が家に寄り、1泊して翌日帰る。と言ってきた。

 

ワタシ達も旅行から帰ってきて翌日の話なので、ちょっと困ったなぁ~と思ったが、まあせっかくなので、来ていいよ~と返事をした。

が!その時に我が家に寄るので、堅信礼の時には来ない!と。

 

はっ?

 

旅行を早めに切り上げて自宅に帰るのは勝手であるが、堅信礼までまだ数週間あるのでその時にまた我が家には来れないのかな?

というのがワタシの疑問である。

宗教的行事としてはこれはドイツではそれなりに大きなものであると認識している。

義両親も既に亡くなり、一人っ子の夫には遠い親戚しかいないため、堅信礼の後のパーティはとてもこじんまりとしたものである。(娘が経験済み)、それはそれでストレスも少なくいいのであるが、親戚の多い人たちを見るとちょっぴり羨ましくなるのも事実である。(その分他で揉めてる話も聞くけどね。爆!)

 

そう Oさんはこれ!と決めたら、相手の予定など構わずどんどん進めてくるのである。

これも人から嫌われる原因の一つである。今回の急な件に関しても温和な夫がOさんに対して怒りを覚えていた。(珍しいぃ~~)

 

と言うことで、まず堅信礼後の食事会のためレストランを予約していたが、二人分キャンセルしなくてはならない。

旅行から戻ってきて、夫と急いで客間を整える。

当然バスルームもお客さん専用ルームなんてものはないので、せっせと汗流してお掃除した。

 

当日彼らは16時以降に来るように夫が言っておいた。

子供たちのお稽古事やワタシの用事で16時以降にならないと自宅に戻らないからである。

午前中不在してた時にAnneから電話があったみたいで、留守電に、

「予定より早くて、2時頃には着きそうやねんけど・・・」と メッセージが残っていた。

 

無理、無理、絶対無理。 

誰もいないし。

 

会社にいる夫に電話して留守電の内容を言うと

「無理やから16時以降にしてって言ってたのに!」と少々おかんむり。

 

そして16時ピッタリに、彼らはやってきた。

どうも我が田舎のパン屋のカフェ(と言うほどのものではなく)で時間を潰してたらしい。Oさんらしい。

そして入ってきていきなり、

「今日 7時(19時)には帰るから。」

 

泊まるって言ってたから夫とベッドの用意をせっせと旅行から帰ってきたその日の夜に準備してたのに、

 

なんやねん!

 

 

散々しゃべって帰って行かはりました。

まあ ベッドの用意はしたけど、日帰りの方がこちらはかなり楽なので有難いと言えばそうなのであるが。

振り回された一日だった。

 

と、ここまで書いて、結局息子のKonfimationの話はなし。 え?結局ワタシもOさんと同じ?爆!