訪問販売 | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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来てくださってありがとうございます。
ドイツ生活のこと、身の回りのことさらっと書いております。

たま~に 我が家に訪問販売の人が来る。


びっくりしたのは、冬の間 動物たちの餌代を求めてやってきた人。

はっきりとは理解できなかったので 勝手にミニ動物園?の動物たちの餌代? と思っているが未だに不明。


宗教の勧誘もあった。

正直に結構ですと断ればよかったのに、ドイツ語の分からないふりをしたら、いろんな言語で書かれた紙を見せられた。 韓国語や中国語そして日本語など。

本当に申し訳ないがまた分からないふりをして帰ってもらった。

こういったやり方はよくないと後で反省。 ちゃんと言葉で断らないといけないと思った日だった。


なんと表現するのだろう、玄関から道路へ出るまでに敷き詰められているレンガ?石?は当然 雨や雪、風などで劣化していく。

その掃除をやらせてくれと来た人もいた。

まあ常日頃ワタシ達がまめに掃除すれば済むことよねとしばしば反省。


また その庭に敷き詰められ劣化したレンガ?石?もうわけ分かんないけど、とにかくこれを新しいのにしないか?というセールスもあった。

そうよね~、もうかなり古いから新しいのにしたいけど、それなら庭全体を新しくし直したい。

でも 夫婦共々いいアイディアが浮かばなくて数年経つ。

そろそろ業者さんにお願いしたいが、その前に 本当に本当にワタシ達が一体どんな風にしたいのか自分たちの希望? アイディアを持っていないとダメだ。

創造性に乏しいワタシ達夫婦、またそう言って、何年も経ってしまって、そのうち高齢になってでどうでもよくなるのかな。(まあ すでに高齢の域かい?)


屋根が古かった頃、屋根を新しいのにしませんか?っていうセールスもあった。

そんなことワタシ一人で決められるわけないじゃん!

早々にお引き取り願った。


農家の方もトラックで来られたことがある。

リンゴがたくさん収穫できた。 りんごじゃなくても、じゃがいもって時もあった。

あら、なんか面白うそうね。

「では 1キロお願いします。」 なんてお願いしたら、白目むかれた。

「最低10キロからなんですが」って、そんなに買ったらすぐに腐らしてしまうし、じゃがいもなら芽がでてしまうよ。

申し訳ないけど、お引き取り願った。


冷凍食品を宅配してくれる会社(有名ですよね?) のセールスの方が来られた。

「あら 興味があるからカタログいただけます?」 とお願いしたら、

「自宅の電話番号を教えてください。でないとカタログは差し上げられません。」と言われた。

あ~ セールスの電話がかかってくるのね、これは困る。 しかし、カタログ1冊作るのにすごく経費がかかるのも知っているので、なんにも成果なしでは渡せないのは重々理解できた。

しょうがないので、カタログは諦めた。




今日も玄関ベルが鳴った。

早口で名乗られたので どこのどちらさんかわからないが、要件は


包丁を研がせてくれ


だった。

ハサミでも 果物ナイフでも研ぐと言っていた。

お~とうとう来たか!

そう 昔、昔 ドイツ語コースに通っていた頃、同じ参加者でモンゴル出身の女性が授業中に話していたのだ。

この間 包丁研ぎが来たのでお願いしたら、最初に言っていた値段と違ってすご~く高かったと。

話していた女性はもうそんな話すっかり忘れているかもしれないが、10年以上経った今も忘れられない。

ふ~ん、包丁を研がせてくれっていう仕事があるんだ~と驚いた記憶があった、と 同時にうちにも来てほしいな~と思っていたのだ。

ワタシは包丁が切れ切れに研がれている包丁が大好きなのだ。

なんと夫実家にはお義父さんが包丁などを研ぐ機械を持っていた。 工具をたくさん持っていた人だったから。

それを夫は我が家に持って帰ってきてくれたのだが、夫がしてくれたら散々だった。

ミニのナイフだったけど、ギザギザになっていた。

それからは夫に包丁を研ぐのをお願いするのをやめた。


本当はそのおじさんに研いでもらいたかったのだが、お見せするほど特別な包丁でもなく、年数も経っている、しかも 昔語学コースで話していた、恐ろしく高かったっという言葉が今でも頭に焼き付いていて、残念だったがお断りした。


まだまだあったが今は思い出せない。


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可愛い 訪問販売もあった。

近所の小さい子たち。 (でも知らない子ね。)

手作りの ごめん正直に書くと どうでもいいようなプラスチックの玉をつなげたブレスレットとかを売りに来た。

まだ 若かった ワタシは なんじゃぁ~これ?と思った。

丁度 義母とその妹(叔母)が我が家に滞在していて、玄関でその小さい子たちの応対をしてくれた。

なんと 数百円ほどで買い取ったではないか!!!


もうワタシびっくり!


それから数年後・・・


なんと うちの娘がお友達と自宅で作ったこれまた恐ろしい代物を持って近所を回った。

自宅に戻ってきたときはこれまたかなりの額のお金を手に持っていた。

やっぱりご近所のおばあちゃんたちが

「まあ あんたたち 可愛いわね~。」と言って、数ユーロずつ払って買い取ってくれたらしい。


ワタシはその時にあ~これが社会が子供を育てるってことの一つなのかなと思った。

これからそんな子たちが来たら、ワタシも買ってあげよう!と心に決めた日だった。


が! それから誰も来なのよね。


この辺りではうちの子が最年少だったからね~。

そんなうちの子もすでにティーンズだわ。


次回にはイタリア②へ行きたいと思っております。