断捨離の後の嫌なこと | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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地下の部屋に置いてある数々の不用品を整理したことは前回の記事にも書いた。


そう簡単にゴミとして捨てられない物は (おもちゃ類) 引き取ってもらったが、残りは誰かに差し上げられる物ではない。

なので、ゴミの日に外に出しておいた。

この辺だけなのかは不明であるが(多分どこでも)、ゴミを捨てる場合、市の袋を使わなくてはならない。予算にも限りがあるためだろうが、非常に薄くて破れやすい。


そして、自分ちの家の前にゴミを並べて置く。そうするとごみ収集車が取りに来てくれる。

狭い通りなど収集車が入ってこれないところは大通りまで出てその辺の住民が一か所にまとめて置いてある。


今回は地下室を整理した後なので相当の紙類、プラスチック類のゴミが出た。

袋の数も普段の倍以上。 いや もっと。


通りに出すのは前の晩。 なぜならドイツでは収集に来る時間が決まっているようで決まっていない、そしていきなり朝の6時頃に来たりするので、前夜までにゴミを出しておかないと持って行ってもらえないことがある。


が! 時々 ゴミの中を物色する人がいる。


持って行ってもらうのは構わない。一度は破棄したものだから。


しかし、袋を破って、中味を道路に出して、そのままの状態で去っていくので困るのである。

何度か車で町の中を走っていてゴミ袋が破られて中身が出たままのを見かけたことがあった。


早朝に出勤して行った夫からメールが入っていた。

「表のゴミ袋が荒らされているから元に戻しておいて。」 と。


新しいゴミ袋を持って外へ出てみたら、なんと 4つも5つも破られているではないか。

道路に散乱したゴミをまた袋に入れ、再び うまく結べたものはいいが、完全に破られているのはどうしようもない、持ってきた新しい袋に入れなおしていたら、ご近所さんが音もなく近づいてきて、ワタシは心臓が止まるほどびっくりした。

状況を説明すると、経験がないのかとてもびっくりされていた。 (高齢の女性だった)


実は我が家はこれで3度目。


一度目はやはり袋が破られていて中を物色した様子。

何を捨てたのか覚えていないので、何を持って行ったのかは不明。

だたし、中身が出ていて、袋に入れなおした。


二度目はテフロンの剥がれたフライパン2個。

これは明らかに置いてあったのがなくなっていたので気づいた。

いいのかな?テフロン剥がれてるのに、と心配したが、暗闇でみえなかったんだろうな。


そして 今回が3度目。


通りを隔てたご近所さんと夫が朝会ったらしい、その時にこの状況を話したら、そのご近所さんも被害に遭ったことがあるみたいだ。

それからはゴミは早朝に出しているとか。

う~ん、一つや二つの袋ならいいが、今回みたいに多い場合朝からはちょっと大変かな。


そして、ゴミ袋の数が普段より多いから目につけられたみたいだ。




そうそう 一年に2回ほど大型ゴミを無料で取りに来てくれる。

申し込みをすると、市から決められた日程がくる。

その前日までに外に出しておくよう指示が書いてある。


が!これも一度お願いしたことがあり、前日に家の中から外へ出していたら、すでに人がいた。

掛け布団など大量に出したのだが、「これを持って行っていいか?」 とつたないドイツ語で聞いてきた。

もちろんこちらは承諾をするが、「気に入らないからと言って、どこかに捨てたり、放置はしないでね。」とお願いしておいた。


夫がふと

「ゴミ袋が荒らされたのなら、ついでに大型ゴミで捨てる予定だったスーツケースも置いておけば?」だって。


まあ 確かに壊れてはいなくて、ただ、重いために破棄しようと決めた代物。まだまだ使える。


「あーたさぁ~ 、 前も靴盗られた後に、 捨てる予定のこの靴も誰か盗っていかないかな~ってしばらく置いておいたけどだ~れも持って行かなかったよね。」 と ワタシは言っておいた。


そう言っているうちに収集車はやってきて、すべてのゴミを持って行ってくれた。 謝