息子はね突然のことが多いんですよ。
娘ならもう何日も前から 「お友達来ていい?」 とか 「お友達とご飯食べて買い物してから帰るね~。」など。
下手したら数週間前から告知され、すっかり忘れていると(予定多すぎ!)
「言ったじゃん!」 って怒られる始末。
息子はね、その逆で帰ってくるだろうな~って頃に電話してきて、
「友達の家行っていい?」ってのがよくあるんです。
「え! おうちの人 ええって言ってくれてるの?」って聞くんですが、いつも 「うん。」っていう返事。
ホンマかいな?って思うのですが、まあ 予定のない限り行かせてます。
我が家ならお昼ご飯のこともあるから、突然来られるとパニックになるんですが、どうなんでしょうね~?
って他人事にように考えていたら、今日息子から電話が、
「友達が家の鍵忘れて、お父さんも仕事、お母さんも働いているから4時までうちにいていい?」
誰やのん?友達って?
「ええけど、今日は日本食やで~。」
「なに?」
「お味噌汁に炊き込みご飯、餃子にサラダやで。」
「わぁ~ 友達喜んでる。で 辛く味付けできるもんある?って聞いてる。」
おい!
タイ料理とちゃうで!
(このあたり、ワタシも タイ料理=辛いっていう偏見があるよね。)
と言うことで、辛いのが好きかと思い、餃子のたれにこちらのラー油を用意。
もう随分年数が経ちますが、一時期辛いラー油が流行りましたよね。
好きで、日本で見つけると必ず一つは買って帰ります。
でね、お友達がくるなんて思ってもいなかったから、超適当な餃子。
解凍した後も皮が硬くて上手く包めないものもあるんです。
こんな時はただ、くっつけるだけ。
で、破れた皮で包むと当然こんな感じ。
でも 誰かに見せる訳じゃないし、焼けたら、分かんなくなりますからね~。
でね、世界中にも餃子に似た食べ物があるんですよね。
例えばドイツだと マウルタッシェン、イタリアだと ラビオリ、ポーランドならピエロギ、ロシアならペリメニ?
これぐらいしか思いつかないのですが、息子のお友達に餃子を出してあげたら、
「似たようなのがロシアにもあるね。」って。
で、よく考えたら、このお友達ロシアの血も入ってるんですよね。
きっと おばあちゃんが作ってくれて食べてるのかな~。 (完全に一人妄想の世界のワタシ。)
「とても美味しかったです。」 と、とても礼儀正しいお友達でした。