過剰反応 | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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来てくださってありがとうございます。
ドイツ生活のこと、身の回りのことさらっと書いております。

上手く書けるか (説明できるか) どうかわかりませんが・・・・。




ここドイツでハーフの子供を育てて感じることは


ドイツ人とのハーフなんだけど


ちょっとでも見かけが違うと それは




ドイツ人




ではなく、






外国人





になってしまうこと。






ワタシは 外国人 なので それはいいです。


田舎住まいなので、 最初は物珍しさから よその子供達からジロジロ見られることがありました。


クスクス 陰で笑われることもありました。



それは それで構いません。



ワタシは 見た目がすぐに外国人 ってわかる外国人だから。 (しつこい?)

(フランス人やイギリス人は見た目はわかりませんわなー)







でも うちの子供達も同じような目に遭っていたんですよね。



ドイツ人が一番よく知っているアジアの国はどうも




中国




のようで、



いつも 中国人、 中国人 といわれているみたいです。 (いつもというのは御幣があり、時々かな)



シン シャン ション   (意味が分かる方には分かるんですが)



とも言われて 笑われたこともあるみたいです。




ここ数年は





FUKUSHIMAぁ~~~




と 言われたとか・・・・。



この話を聞いたときにはさすがに そこの家 (親) にどなりこんだろうかぁー


と思うほど 腹が立ちましたが、 娘から



「大丈夫 ちゃんと言い返してやったから、それに馬鹿を相手にしても無駄よ。」



と、 ワタシより よっぽど大人です。



っていうか、




「おかあさん こんなこと しょっちゅうよー。」







実は こんな事を子供達が言われているなんて知った時はとても胸が痛みました。



大袈裟な話 夫とワタシが結婚しなければ、 子供を持たなければ、

子供達にこんな嫌な思いをさせなくて済んだのに・・・と思ったことが何度もあります。



ワタシが嫌な思いをするのは 確かに 回復するまでちょっと時間が必要だけど、


それは それ なんとかなります。


でも 子供が ワタシのせいで辛い目に遭っているのではと思うと、


どうにもしてやれない もどかしさ?みたいなものがあって、時々辛くなることがあります。









さて、







今朝 息子が首から肩にかけて痛いというので医者に連れて行きました。


待合室で待っていると 優しそうな老女が息子に話しかけてくれました。


「本は読まないの?  おばさんが本を読んであげようか?」 と。


見知らぬ人にホイホイ行くような子供達ではないので、


「いいえ。結構です。」 と答えた息子。


「本は嫌い? 何歳?」 と聞く老女。




その会話をワタシは雑誌を読みながら聞いていました。


親切なおばあさんだな、 息子も おばあさんに本を読んでもらえばいいのに・・・・


なんて勝手な事を思ってました。




そして 突然 老女は



「ドイツ語は難しいでしょうぉ~~。」







その言葉にワタシが反応してしまったのです。




「この子 ドイツ人です。」






その後 その老女とワタシとの間で気まずい空気が流れました。





ドイツ人の子供に 「ドイツ語は難しいでしょう~~」とは言いませんよね。


明らかにうちの子が外国人であるという認識の下の発言と取れたんです。


声を荒げた訳でもなく、極普通に 「この子はドイツ人です。」


と 言ったのですが、 なんだか私も感情的になっちゃったかしら?


と、気分がよくありませんでした。