皆さま こんにちは
ワタシ自身 バタバタしてた2月
実は息子もバタバタの時期でした。
3年生から水泳の授業があります。
いつものことながら、子供達の行く小学校だけが
そうなのかわかりませんが、
とにかく ドイツの学校で水泳の授業は
「泳げるようになる!」
ではなく
「泳げる者」
「泳げない者」
に分かれて 授業が進み
それで終わりなのです。
泳げない子供達をどうにかしようって
気は
サラサラ
ありません。
ある意味 下克上やなぁ~と思っている
ワタシです。
なので、泳げない息子にとっては
つまらなくなるだろう授業を
ちょっとでも おもしろくさせるには
本人が泳げるようにならないとどうにもなりません。
12月頃に町の広報誌に 近くの町での水泳教室開催のお知らせが
載っていたので早速申し込みました。
回数は 12回 短期集中コースです。2月始まりです。
そして やはりこのコースでも ドイツらしさが・・・・
行くのを嫌がった息子。
泣いております。
水が嫌いなわけじゃないのです。
初めて
の所がダメなのです。
でも 先生な~んにもフォローなし。
放ったらかしです。
って、残り7名の子供達を面倒見なくては
ならないので、それは当たり前です。
いきなり初日に 洋服を着たままのワタシ
スイミングプールの横で息子を
説得しております。
って言うか、ほとんど 脅しですわ。
「ええか! 水の中に入らへんかったら
連れて帰らへんでぇ~!」
周囲の皆さんが日本語わからないことをいいことに
言いたい放題。
まあ、いつものことなので、驚かないワタシですが、
やっぱり 案の定
20分後には
水の上を
プカァ~~と
気持ちよさそうに浮いてる息子がいます。
そう、すでに楽しんでいる模様。
もう!本当にいっつも最初の15分が
勝負
なのです。
さて、そんな息子も最後の日はテストがありました。
25m 浮き輪なしで泳ぐ
水中底に置いてある物を取る(もぐれるかどうかのテスト)
1mのジャンプ台からのジャンプ
この3つをクリアーしたら合格です。
もぐり、ジャンプはお手の物なので、心配しておりませんが、
なんと言っても浮き輪なしの25m完泳
できるのかなぁ~と不安でした。
でも 息子には
「できなくてもいいから とにかく
あっちまで行くんだぁ~って気持ちで
がんばっておいで!」
と励ましておきました。
また 励ましじゃなくて、脅かしでしょうかね?
とにかく 思ってもいなかった息子の
晴れの姿
ほとんど 水に沈みそうなのを
なんとか もがいて もがいて
前進するって感じです。
申し訳ないけど
アレは泳ぎじゃないよなぁ~。
毒舌が続きますが、
とにかく 息子
合格
です。
そして もらったのがこれ
Seepferdchen たつのおとしご
これを水着につけて これから泳ぎに行くのを夢見ている
息子です。
「水着に縫い付ける糸は同じ色でね!」
だって。