ロンドン Ⅱ | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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来てくださってありがとうございます。
ドイツ生活のこと、身の回りのことさらっと書いております。

1日目はつつがなく ロンドンを楽しめたワタシ達一家でした。


さて、翌日は何をしようか?


ワクワクしながら 夫と話をしますが、


またまた バスツアーの予定です。ラブラブ


な~んて 真剣に話してるわけでもなく、


旅行第一日目は 朝早く起きたことで  皆 お疲れ。


ドイツとイギリスは時差が1時間あり  イギリスの方が1時間遅いです。

(例 ドイツ 朝9時    イギリス 朝の8時)


なので、この夜は 異常に早く 床に就いた 一家でした。



が、 それが何時なのか 最初わからなかったのですが、


けたたましい 警報の音 で目が覚めます。


そう、ワタシ達の部屋の火災報知機が すっごい音 で鳴っているのです。


あの音を聞いた時点で パアッ と起き上がれるのは


消防士さんだけじゃぁないでしょうか?



ワタシは すっごい音のする火災報知機を しばらく眺めて


また 布団の中にもぐりこみました。



いけないことなのですが、


日本で地震を経験してるワタシにはなんだか


「あと 数分もすれば落ち着くわ」 という変な安心感があるのかもしれません。


これは非常に危険な考えだと思います。



寝ぼけ眼の夫もボーっとしてます。


しかし、いくら待っても 火災報知機の音が止みません。


5分は十分に経っていたと思います。


外では 消防車のサイレンの音がけたたましく聞こえてきます!



夫がようやくジーンズを穿き ドアを開けると 急いでワタシ達に


「おい! みんな 外へ非難してるぞ!」 と言うではありませんか!


ワタシは急いで 服を着て、


子供達にも服を着せて、靴を履かせて


でも ここで落ち着かなくては子供達も動揺するので、


一生懸命 落ち着いて 服を着せてやりました。


部屋のすぐ前が非常ドアだったので 出てみると もう一家族 外で出ています。



が、 (またかい!)



一応 非常ドアを開けて 出たものの、そこは 建物で周りを囲まれており、


建物の外に出るには出たけど、 これ以上動きが取れず、


本当に 火災の場合 どうすることもできない場所です。


????


その場所に 5分から10分ぐらい居たでしょうか?


まったく煙が見えることもなく、炎もまったくありません。


一度建物の中に戻って、 ホテルの出入り口へ行こうということになりました。


ホテルの中を歩いていき、


出口までくると、 消防士さんたちが 5,6人 ホテルのスタッフと話をしてます。



ホテルの外へ出てみると なんと 200人ぐらいはいるでしょうか、


すべてホテルの宿泊客なのです。


あまりの多さにびっくりしましたが、


もっとびっくりすることは 


なんと ワタシ達が最後の非難客だったのです。


他の人たちにしてみれば


「あんたたち 今まで 部屋で何してたの?」


「なんで さっさと逃げて来なかったの」 という視線ですあせる。 (気のせいかも)


みんなしっかりしてて、カメラ持って外で出てきます。


なんと! 夫も ちゃっかり カメラ持ってます!


「エライ アンタは!」 と 褒めようとしたところ、


「あ!バッテリー充電中で カメラ使えないよ」


「まったく 使えないのは アンタだよー!」


と、言いたかったのですが、


まあ、残念ながら 画像なしのワタシの話のみとさせていただきます。


外で30分ほど待たされてようやく ホテルに何事もないとわかり、


全員宿泊客は部屋戻ることを許されました。 (時計を見ると明け方4時でした)



翌日ホテル側の説明によると、


ある一部屋の室内が異常に温度があがり (原因不明)、


それに火災報知機が反応したとのことでした。




が、 (これ最後)


ワタシ達が到着した 前日 昼間にも 火災報知機 一回鳴ってるんですよねー。


ちょうどホテルに着いて 部屋に入った瞬間でした。


その時は 1分ほど鳴ってから 止まりましたが、





アレって 誤報やったんとちゃう~?


っていうのがいまでも我が家で言われております。



まあ、とんだ 災難でしたが、 何事もなく ロンドンの旅は続きます。