おはようございまーす。
ドイツは曇り空でございます (って うちの田舎の辺りですがね)
2週間ほど前にドイツ人の友達 (息子の大親友M君のお母さんなんだけどね) から
電話が掛かってきて、
「ねえ、近くのホールで 日本の太鼓の演奏会があるって新聞で読んだんだけど
どう思う?」
って、ワタシの意見を聞きたいわけじゃなくて、さりげなくお誘い・・・・。 (ありがたい)
「う~ん、どこから来る人達?」
「え?! 和太鼓よ、 日本からに決まってるじゃない」
「ふふふ・・・そうでもないのよ。
最近は和太鼓がブームで、ドイツでもドイツ人がグループを結成して、
和太鼓演奏してるのよ」
「わかんないわー」
「お金を取る以上は素晴らしい演奏するはずよ。
日本人じゃなくてもいいと思うわ。 まあ、とにかく行こう。 」
と、言うことで 昨夜
UZUME太鼓
(←HPです。でも英語だけだった) という、
カナダで活動しているグループの和太鼓演奏に行ってまいりました。
総勢5名のグループで うち女性が2名。
その一人の女性がこのグループのリーダー。
演奏してる姿もキリッとしており、他の演奏者には申し訳ないが、格段の差を感じられる。
演奏者の紹介は一番最後にされたが、最初から彼女がリーダーなのでは?と誰もが気づいたのではないかな。
日本にいた頃 和太鼓なんて全く興味がなかった、っていうか、そういうグループが存在してて、演奏活動をしてることすら知らなかった。
まあ、有名なところでは 鼓動 であるが、
実は鼓動すらワタシはドイツに来て初めて知ったほどである。
さて、会場に到着して お決まりのスパークリングワインで乾杯
そして、辺りを見回してみたが、アジアとおぼしき方が見つからない。
大抵このような 和 に関する催し物のときは
必ず 日本人の方がいらっしゃるのだが、昨夜は一人としてお見掛けしなかった。
その後も友人から日本について質問がチラホラ・・・・
いい気になって ちょこちょこと 語る ワタシ。
気のせいかもしれないが、
なんとなく回りの人たちが私たちの近くに異常に接近してるように思える、
そして ワタシの話にじっと耳を傾けているように感じられる・・・。
う う・・・・ 迂闊な事は言えない
急に声をひそめだしたワタシ、不審に思う友人。
当ったり前やろうが・・・・・ 超自己流 日本 を語ってるのに
よそ様に聞かせられるかいな!
はい、ワタシは日本人です。
でもと~っても不勉強な日本人です。
着付けなんて絶対できません、
IKEBANA なんて 遠い世界です。
ティーセレモニー なんて 詫び寂び?
せいぜい ORIGAMI ぐらいです