子供はお金がかかります~ | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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ドイツ生活のこと、身の回りのことさらっと書いております。

娘が小さい頃 おもちゃキーボード で器用に ちょうちょ や チューリップチューリップ赤を弾いていた。


親ばかの夫は 

「上手に弾いてるけど、あくまで我流。 このままにしておいたら、指使いを間違って覚えるからピアノをちゃんと習わせなくちゃいけないんじゃないか?」 と。


時にはいいことを言ってくれるドキドキ


娘もわかってのことか、適当に

                   「うんラブラブ やる音譜」 と 言うので、


これまた 親ばか ママが 一生懸命 先生を探した。



と言うのは、自分を美化しすぎで、市の音楽教室に適当に申し込んだだけなんだけど。


ドイツの音楽教室(市や町が運営してるもの)は赤ちゃんの頃から親子リズム音楽教室とかなんとか言って、いろいろ教室をやってる。


ドイツらしくなく!?、意外にも商売上手で、

1年終わればまた次の上のコースがあり、


その次のコースを取らないと、またその次の本格的な楽器を習うコースの申し込みの時に優先順位が低くなって、入れなくなるかもしれないわよ・・・とか、


生徒一家(顧客よね~)を縛るのが上手である。


これって一種のネズミ講はてなマーク (チュー)


まんまと その手に引っかかった我が一家は息子を含め、二人とも音楽教室の呪縛からまだ解放されていない状態である。


子供が小さい頃はグループレッスンなので、比較的値段も安く、月計算をしても、


”まあ なんとかなるわね。” という額である。


しかし、 ピアノをグループで習う・・・というのは なんとなく想像できない、

どうやってレッスンするんだろうと不思議に思う。 よって個人レッスンだ。


さて、そういうことで、娘は3年前からピアノを習いだし、まあボチボチやってる。


この前のレッスンの日に先生が、


”どうです、おかあさまラブラブ そろそろ 30分レッスンから 45分レッスンに変更しようと思うのですが・・・”


と、問われた。 年齢が上がっていくと、当然 練習する曲も難しくなり、長い。


”はい、わかりました。 うちは ひま なので、15分延びるのは全然問題ないです”

と安請け合いしてしまった。(別にこれって安請け合いじゃないですね まぁ いいか)


夫にも簡単に説明しておいたが、別に彼がこのレッスンに関係してくることはない。

ワタシの独断で決めていい。(ちょっと 強気)


土曜日 夫が、

”音楽教室から手紙が来てるよー”


見せてくれたのは、もちろんこの間話をしていた、レッスンの延長の件。

同意したら、同封の紙にサインして返送しろとのこと。



”ふん、ふん ”


いつもは見ようともしない 契約書を何気にみてみると


”ぎぇ~ビックリマーク 729ユーロはてなマーク と 思わず叫んでしまった。


15分延長されることによって、今まで 480ユーロだったのが、いっきに250ユーロほど値段が上がる。


そこに息子の分 316ユーロ。


その声を聞いた夫が、


”あのねぇ~ だから 言ったでしょ 子供はお金が掛かるんだよー”


再三 夫はワタシに言うことがある。


”子供はお金が掛かるよ~、これからもっと勉強が続けば、さらにお金がかかるよ~”と。


”うん、うん、わかる、わかる、わかってるってばぁ~”と返事をしてたワタシだが、


やっぱりわかってなかったような気がする。


”君 驚いているけど、まだ市営だから、安い方だよ、これがプライベートだったら・・・”


そうだ、月計算するとまだいける・・・・ もっと高い月謝を払ってピアノを習っている子を何人も知ってる。


だけど・・・


無駄使いはしない ワタシ。 


節約しなくても まだ なんとかやっていける (夫よ アリガトウラブラブ




サッカーを始めたばかりの息子

まだ入会申し込み書はワタシが持ってる

これもまたいくばくかの費用がかかる・・・・。


このまま だまって 葬り去ろうか・・・(悪魔がワタシに囁く)


が、サッカーをしなければ その間息子はどうなるのだろうか・・・




別の悪魔 (たくさん悪魔を持ってる私) がワタシの耳元でささやいた、



”ふ ふ ふ・・・誰が面倒を見るんだいはてなマーク



”よぉっしぃ!!  申込用紙を今日渡そうビックリマーク” と 叫ぶ ワタシ であった。












そして、いつも契約更新ごとに入っている、契約書。