サナギは増える!(汗) | ojigimajinの音楽大好き!

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ギター、ベース、キーボードを演奏し、作詩・作曲・編曲そして歌も歌います。 ネコ好きでアゲハ蝶の飼育が趣味です。

 

 上2匹、ベージュがジャコウアゲハ、右2匹緑がカラスアゲハ、その他はナミアゲハ。

 

この春の飼育もほぼ終わりに・・・。で、現在蛹の数約100, なかなか羽化しないなあ~?と不思議に思っていたら 気が着いた! あ! そうだった! 1階で飼育をしていたので 暗い1階では日照が足りず 越冬になっちゃったんだ!って分かっていたのは昨年まで・・・ ついにボケが始まりました~(泣)、完全に忘れてた(汗)。どうもおかしいと思った(笑)。

 

 

 カラスアゲハも後 前蛹が4匹と小さいのが2匹となりました。

 

 

例によってやたらと褐色な蛹にもなるナミアゲハ。

 

 

 こちらにも、 

 

 

 黒っぽいナミアゲハの蛹(上)とカラス、ジャコウ、ナミ、クロアゲハ(下)など。

途中で気が着いて 半分くらい2階の窓辺に移動したので 半分くらいはあと10日くらいのうちに羽化してくれるかなあ~?(汗)

 

 

 おかまいないしに 羽化してるのはジャコウアゲハ。

 

 

 メスが2頭 羽化しました。

 

 

いつもの場所に放蝶に行ったら、 前回来た時 「今年はジャコくんの幼虫が沢山だなあ~!」と思っていたので さぞかし飛んでいるのだろうと思ったら 幼虫もウマノスズクサも 持ち去られていて 全く何もありませんでした(汗) 自分がしているように 羽化したら全て この同じ場所に放しに持って来てくれれば良いのですが・・・。飼育するのは良い事ですけどね。

 

 ミヤマカラスとかは 絶滅に近い減少率であると言われていて、その原因が 里山の減少などと共に 採集者のせいであるような事も書いてありました。 が、私は採集はしませんが、人間が採集できる数には限界がありますし、相手は空が飛べますので

そうやすやすとは採集出来ません。 そして 蝶を採集する人間の数もたかが知れています。 私はこの5月から毎月数回山に行っていますが、 同じように網を持って歩いている採集目的の人に出会うのは3回に一人くらいです。 そしてお話をしてみると、トンボ目的だったり、 蝶でもアオバセセリ狙いだったり けして ミヤマカラスアゲハを採集に来ているわけでは無いようでした。 カラスアゲハなどのアキリデスを目的に来られていた方も過去おりましたが いずれも高齢の方で 根こそぎ大量に採集など出来るようには見えませんでしたので 仮に 数頭採集していったとしても そのエリアで絶滅してしまうなどとは思えません。 やはり 何かもっと深刻な環境変化が起こっているのではないか?と思わずにいられません。 例えば良く見るのが 鹿です。 鹿が食草のキハダやカラスザンショウ、ハマセンダンの木を枯らしているとか、未知のウィルスが生育を阻害しているとか? ある報告では 10年前の定点観測で 1000頭確認したミヤマカラスアゲハが 10年後(現在)30頭と言う減り方だそうです。 私がいつも行っている山でも10年前は 必ず見られましたが(ある場所では複数ひっきりなしに舞っていた) 2~3年前くらいから ゼロか1頭みかけるくらいに減ってきています。 今年はまだ1頭も見ていません(泣)。この減り方は異常です。 何が原因なのか 真剣に突き止めていただきたいと思います。(私のような素人では無理なので・・・泣)