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なぜ大阪のTEACCH実践研究大会に行くのか

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> > こようと思います。やっぱり勉強もせななあ・・・
>
> 勉強も大事やとおもうけど・・・。
> 私は足が向かないんです。

 あっ、ごめんごめん。
 ちょっと言葉が違ったかな。

 私の場合、元気が無くなるのは、子どもたちといい関係がとれなくなる時、そして周囲から理解して頂けない時ですね。で、子どもたちとは今すごくいい感じでつきあえていると思っています。もちろん
問題は山積みなんだけど。

 周囲から理解して頂けない、というのはある。
(注・保護者のことじゃないです。保護者に理解して頂くのは仕事。それができていないのなら私の問題) 

「あなたの統合教育は間違っている。保護者の思いがわかっていない」

 みーーんなの思い、よーーくわかった上で相談しながらやっているつもりだけど・・・

「あなたは理屈を優先させる」

 私はほとんど情だけで動いてるんだけど・・・

 そんなこんなで疲れた時、研究会・勉強会に行って「こんな実践があるんやなあ」とか、仲間とちょっとしたおしゃべりができた時、回復し、実践を続けていこうという元気が出ます。

 実は「勉強」が目的じゃなかったりします。

 でも、今日だからまだ「行こう」という気になるのだけど、トラブルの真っ最中は、家でじっとしているしか無かったですね。

追記
 上の言葉、当時の校長の言葉ですね。叩かれていた子の報告に「あれは虐待やない。しつけや」とおっしゃった。


高いの反対は低い(安いとは言ってくれない)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 この頃、クリスマスプレゼントの話題が出ました。

 あるお母さんと子どもの会話。

母「プレイステーションは高いからなあ」
子「低い」

 で「うちも」「うちも」という発言が続きました。


引っ掻き行動を無くす(良い行動を伝える ×には○を)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。

※ある方の例ですが、長く引用します。

 ○○くんのどうしてもとめられない問題行動、「ひっかく」ことへの対応をどうしようか、考えています。

 頻度はそれほどではなく、数ヶ月間ないこともあるし、月に数回のこともあります。
 それでもあることに変わりはないので、悩んでいます。
 その時の○○くんは、「解っているけど感情が抑えられない」というような状態です。
 その感情を自分で抑えられるように、「動機付け」をしていきたいと思いますが、
 「○○しなかったら、△△」というのが、難しい(;;)

 昨日、おやつまで待つのに、「タイマーをかけて」といつものように要求してきました。
 タイマーがなるまでおやつが手に入らないことが解っていて、押さえられなくて、ひっかき攻撃を始めました。

 今が「→」の意味を理解してもらえるチャンス!!と思い、「ひっかき→おやつ×」と「ひっかき×→おやつ○」カードを目の前で作りました。作っている最中にカードの意味を理解したのか、攻撃が収まり、悠くんが「ひっかき×→おやつ○」のカードを何回か示して要求してきました。

 ・・・・それにどう対応しようか、我慢できたから「おやつ○」にしようか、確実に理解させるために「ひっかいたからおやつはなし」を通すか・・・ここですぐ「おやつ○」にしてしまったら、「ひっかいても、やめたらすぐにおやつ○になる」と思うかも・・・
と、悩んでいる間に、悠くんがおやつをあきらめて、好きな物で何もなかったかのように遊び始めました。

 ご褒美シールシステムの理解をさせたいのですが、「しない→シール→ご褒美」という複雑なシステムの理解はまだ無理です。まず「○○したら△△」を理解するために「→」の意味を理解させたいのですが・・・

昨日のこの「罰を与える」対応が吉と出るか凶と出るか・・・
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追記
 この対応は「罰を与える」ではなくて「もらえると思っていたものがもらえない」で何か応用分析の言葉があるんですよね・・・忘れた。でも保護者の思いとしては「おやつをあげない→ひっかき行動が減る」を期待しているのだから「罰」という言葉で間違いないのか。

 で、このあとみなさんのレスは

「罰はいや」
「罰を与えられると私ならグレちゃう」

とかいうのが続きました。

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 「ひっかいたら、おやつなし」という罰を与える対応の続きです。

 ○○くんのひっかきに対して、「おやつなし」の罰を1回しましたが、その後すぐ、ご褒美に変更しようと、お約束シートなるものを作り、「怒ったときに、人をひっかいたり噛み付いたりせず、ちゃんとタオルを噛み噛みしたら、夕食に、塩こぶと目玉焼きがつきます。」というのを壁に貼り付けました。

 なかなか出番がなかったのですが、昨日、パパの「抽象的・否定的・聴覚的」な対応に、久々に○○くんのひっかき攻撃が出ました。お約束シートの出番!!と思って、悠くんをシートのところへ連れて行き、「これ」と示してみました。

 ○○くんは・・・自分の座椅子の所においてあるタオルを取りに行き、そのまま座椅子に座り、タオルを噛み噛みするパフォーマンスを私に見せてくれました。まるで「ほら、見て、約束どおりにしてるよ」と言っているような感じでした。「うんうん、○」とそれで正しいことを何度か伝えると、なぜか・・・笑顔でタオルを噛み噛み(--;)

 いつも、ひっかきが始まってしまうと、噛み噛みタオルを渡したぐらいでは、なかなか納まらなかったんですが・・・・これほど効果があるとは思いませんでした。(^^ゞ

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 kingstoneです。

> 「うんうん、○」とそれで正しいことを何度か伝えると、
>なぜか・・・笑顔でタオルを噛み噛み(--;)

すっごーーい!!
 
 えーーっと、□□さんて1月の研究会の報告者でしたっけ。
 (研究会の詳しいことは私の頭に入ってない・・(アセ))
 素敵なお話が聞けますね(ニコ)

追記
 「叱る」か「褒める」か、という問題でもなさそう。

 「この行動は(私は、とか、社会的に、とか)困るんだよ」「この行動はいいんだよ」を伝える、ってことですね。応用行動分析で言うと「対立行動の分化強化」

 「×には○を」はこの頃、あれこれやっている仲間の中では常識になっていました。私だと

泣いた自閉症児が笑った話
http://ameblo.jp/kingstone/entry-10483148736.html

効果が無かった(?)話
http://ameblo.jp/kingstone/entry-10483157786.html

パンツをはいたままおしっこする
http://ameblo.jp/kingstone/entry-10537105914.html

 で、それを商品化してしまったものがおめめどうの「○×メモ帳」

$kingstone page-○×メモ帳

「○×メモ帳と説明すること」おめめどうの「ダイレクトセールス in 明石 魚の棚」11

 これは使ってみるとハルヤンネさんいわく「人生変わる」ほどのもの。(もちろん、お子さんに○だの×だのがわかってきてる場合ですけど)しかし、それでたくさん使っているうちに、使っている人が「あれ?そんな使わなくていいやん」ということを考え始める、と書いてはります。そう

「こういう場所ではこうする」
「こういう理由でこうする」

と肯定的に伝えるだけですむようになる。そういうことだと思います。