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情緒障害児向け訓練会の感想

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


※情緒障害児向け訓練会の感想が集まってきたので編集して載せます。


 ○○です。

 情緒障害児向け訓練会参加者という事で、感想を。

 1日行っただけで疲れています。

 今□□が、落ち着きがないという事も有るのですが、とにかく信じられないことばかり、参加者の、半分は、自閉症と思われる子ばかりなのに、ことばかけ、会の進行の仕方は、自閉症児には、全くと言っていいほど、有っていないというのが感想です。

 で、少しでも、正しく自閉症児のことを理解していただきたく、「光とともに」を、初日持っていっていたので、最終日までに、「できるだけ多くの先生に読んでもらってください。」と言って、□□が、保育所時代お世話になっていた通級教室の先生にお渡ししてきました。

『来年は、もう行かない。』と、初日に決めてきました。

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 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 内容は・・・そうですか。
 うーーん。

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 ○○です。

 訓練会、今日で、前半終了です。

 で、実は、今日、医師による、相談コーナーに呼ばれました。

 じつは、今年は、この専門医への相談と言うのは、希望していなかったはずなのですが、朝一呼ばれまして、唯一□□が、楽しみにしている、サーキット(トランポリンしかしないけど)を途中退場しました。

 で、「何か聞きたいことは?」と聞かれ、今のところ、ここで満足しているし、返事に困っていると、お医者様の方から色々質問され、それにのって、TEACCHのこと、今どのように取り入れているか、どんな風に勉強しているかなど話してきました。

 昨年の定期検診や、訓練会の時に、ご自分もTEACCHについて、勉強をはじめたとおっしゃっていたので、とても興味深く私の話を聞いていらっしゃいました。われながら、専門家相手に緊張もせず、よくぺらぺらと話せたものだと思います。

 あー『光とともに』のことも言っとけば良かった。せっかくお医者様にも見ていただけるチャンスだったのに

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 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> で、「何か聞きたいことは?」と聞か
> れ、今のところ、ここで満足している
> し、返事に困っていると、お医者様の方か
> ら色々質問され、それにのって、
> TEACCHのこと、今どのように取り入れ
> ているか、どんな風に勉強しているか
> など話してきました。

 少しずつわかって下さる方が増えてくれると嬉しいですね。

>われながら、専門家相手に緊張もせず、よくぺらぺらと話せたものだと
>思います。

こないだハルヤンネさんの書いてはった専門家と親との関係・・

1.専門家が親に教える
2.親が専門家に教える
3.親と専門家が支え合う
4.共同で周囲を変えていく

 親が専門家に教えてあげるっていうのも大事なんですよね。

GEEKS ギークス ― ビル・ゲイツの子供たち ジョン カッツ著

 大昔の感想文です。

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 kingstoneです。

 ギークって「オタク」のことかと思っていましたが、もうちょっときつい(さげすみの意味を含んだ)言葉だそうです。畸人という感じで原義は「ニワトリの頭を食いちぎる人」みたいなのだとか。

 でもまあ要するにコンピュータオタクってことかな。それ以外に魔法愛好家なんかも入るみたい。結局のところ社交的であったり、プレッピーであったり、体育会的であったりする子とは違う、そしてその好みゆえに嘲られたり、いじめられたり、無視されたりする少数の人たちと考えればいいのかな。

 著者のジョン・カッツは現在メディア評論家なんだけど、まあもともとインターネットを擁護する立場で論陣を張っており、ギークと呼ばれる典型的な若者を記事にしようとジェシーという青年の取材に行くわけです。

 でまあ彼は、ほんま将来の夢なども無い、そしてコンピュータには強く、偽造IDなども作るある意味典型的な青年だったわけですが・・・

 カッツとの付き合いの中でジェシーはシカゴに出、より有利な仕事を見つけることができ、そしてついにはシカゴ大学に願書を出すまでになり、申込み期間が過ぎているにも関わらず、入学できてしまった、というビルドゥングス・ロマン(成長物語)というかサクセス・ストーリーなんだけど、その物語が成就しようとするその時、コロンバンの虐殺事件が起こります。

 もちろんあれはとんでもない事件なんだけど、それによってアメリカ全土にギークたちへのものすごいバッシングが始まりカッツの元にはそれによって魔女狩りのように攻撃される多くのギークたちからのメールが殺到します。(しかしそれが始まる前からギークたちは苛められていたのだけど)


(引用開始)
 もう既に恐ろしい話があちこちにある、とジェシーは報告してきた。トレンチコートや黒服を着ている子供たちが家に帰されたり、クェイクやドゥームで遊んでいる子供たちがカウンセリングを受けさせられたりしているという。

「もし今、僕が高校生だったらさ」とジェシーは口角泡を飛ばした。

「トレンチコートとフェードラ帽で学校に行ってやるさ。毎日着てってやる。奴らに吊されるまでやってやる。徹底的に戦ってやるぞ、威張り腐ったクソ野郎ども」

 しばらくすると、彼は落ち着きを取り戻した。

「誰も人を傷つけたいなんて思ってないよ」と彼は説明した。

「でもミドルトン(ジェシーの行ってた高校)に通ってた頃には、手近に銃がなくて良かったって思う時が何度もあった。毎日毎日、少しずつ少しずつ、神経を磨り潰されていくんだ。第一、一歩中に入ったら、憲法も権利もクソもないって学校がある。こう考えろ、どこへ座れ、何を着ろ。これは読んでもいい、これは読むな。こう考えろ。

 学校全体が、ギーク以外の奴らのためにできている-体育会系とプレッピー(金持ちのぼんぼん)どもさ。だからギークは誰からも相手にされない。四六時中あざけられ、恥をかかされ、押しのけられ、笑われる。授業は退屈だし、ほとんどの教師はギークが生きていようが死んでいようが気にしない。ギークはものを考えるし、奴らのことを論じるし、人と違うから憎まれる。絶対に-一度も-招かれることはない。高校はパーティーだのグループだの課外活動だのがわんさとある。でもギークはそこに入る鍵を持ってないし、招かれもしない。
 だから怒りや憎しみが起こる。少しずつ少しずつ、ギークは人間性を切り取られていく。ハムみたいにさ。憎しみはどんどん大きくなっていって、もう憎しみ以外なにも残らなくなる。話のできる親友や教師や親がいればいいけど、そうじゃなきゃ、ある日、人間性なんてかけらも残らなくなる。全身憎しみの塊さ。もう世界とは何の繋がりもなくなる。だからキレるのさ」

 この怒りは、常にジェシーの表面近くにある。今も。
 ジェシーを救ったのは、ギーク・クラブの仲間たちと、一人の理解ある教師と、コンピュータのスキルに対する自信と、話のできる母親や妹だった。
(引用終了)

 カッツは全米から押し寄せてくるうめきにも似たメールに対して協力者とオンライン・カウンセリング・サーヴィスを構築します。そしてジェシーにもそれらのメールを転送します。それに対してジェシーは

(引用開始)
「歯をくいしばれ、って言ってやってよ」とジェシーは言った。

「高校は地獄かもしれない。でも人生はその先にあるんだ。言ってやってよ、ネットの上では、僕たちギークはもう孤独じゃないんだって」
(引用終了)

 ネットワークおたくであり、障害児教育おたくである私は、もちろん私にわかる部分は少しではあるかもしれないけれど、共感しますです。

 そしてまた、たぶんギークの中にいるであろう多数の発達障害を持つ人たちのことを思います。(ビル・ゲイツや、その他の成功した人たち。そして逆にコロンバンの高校生や日本のバスジャック青年、豊川の殺人事件の少年、あるいはギークとは言えないかもしれないけど、レッサーパンダ帽の男)

本書の中にも「コロラドの発の記事を見れば既に明らかであるとおり、あの二人の若い犯人は、重度の情緒障害であった。すなわち、今日の私たちがまだほとんど理解していない種類の精神病患者である」とありますが、そうではなくて(あるいは一次障害として)発達障害があるのだろうと思います。

 発達障害について一定の理解をもった人が増えることを祈りたい気持ちになります。

東やまた工房(社会福祉法人横浜やまびこの里)ができるまで

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


東やまた工房を見学に行った保護者の感想へ

 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

>  設立の基本理念は、自分の子供の行き先だけを考えるんじゃない!
> 横浜全体の自閉症者を援助出来る施設を作ろう! 入所の為の資金
> 投資じゃなく、親の会全体での共同出資!
>  法人設立までに8年、工房開所が1990年7月
>  つまり、横浜の親の会は20年前からこの理念を持つ!

 すごいですねえ・・・・
 もちろん佐々木正美先生の存在も大きかったろうし・・・
 しかしそれも親の会がしっかりしておればこそ、ですね。

社会福祉法人横浜やまびこの里

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追記
 東やまた工房も、やまびこの里も、事業所やグループホームなどがものすごく増えていますね。

 今でも元気な組織だ、ってことでしょうね。