（もう、選曲基準なんてあってないようなものだな……）
こちらは角川映画全盛期に（何故か）アニメ化された「幻魔大戦」の主題歌。邦題は『光の天使』でしたっけ。
わたしと同世代の方であれば、サビのところを一度くらい耳にしたことがあるはずです。あと、予告編の
「警告、ハルマゲドン接近」
というフレーズも。
見てのとおり、キャラクターデザインは大友克洋なんですが「AKIRA」で一発当てる前の作品なので、当時としては違和感一杯でしたね。サイキック云々のお話以前にあの絵柄はどうなんだ？と……。
ただまあ、映画そのものは面白かったように記憶してます。アニメ版のベガが異常にカッコ良かった事以外は粗筋も覚えてませんけど……。
歌っているローズマリー・バトラー女史は、同じく角川映画「汚れた英雄」（大藪春彦原作、草刈正雄主演）のテーマ曲「Riding High」でも一発当ててるんで、世間的には出稼ぎヤンキー歌手（笑）だと思われてるようなんですが、バックコーラス・シンガーとしてのキャリアは相当なものなんだとか。
『CHILDREN OF THE LIGHT ～ 光の天使 ～ 』（Lyrics：Tony Allen／Music：Keith Emerson）
It's time for us
To start over trusting our dreams
The light is love that gives us all the strength
To shine throughout our lives
A new dawn awaits us all
今こそ 私達みんなで夢を信じて やりなおす時
愛の光は私達を勇気づけてくれる
生きる限り 輝き続ける
私達の前には 輝く夜明けが待っている
In years to come
We'll build a world where love is all
We'll learn to live and there will be no doubt
And every heart will be true(free)
この先 何年かかろうと私達は愛に満ちた世界を築くだろう
生きる喜びをかみしめ、疑う心もなく
そして 人々の心には真実（自由）のみが……
The path we choose
Is leading us beyond our space and time
The whisper in the darkness of the night
Echoes eternally
Beautifull melodies
私達の選ぶ道は果てしない宇宙と時間を越える
光ない世界のささやき 時を越えてこだまする、その素晴らしいメロディー
The future waits
We'll build a new life from this fiery birth
A world where prophecies waits to be
Fullfilled in time to come
広がる未来に向かって燃えるような新しい生命がはじまる
神のことばを待つ新しい世界はやがて 現実となっていく
We're children of the light
The future we will guide
The light will lead us on
Love is on our side
And bright are the days ahead
私達は光の天使、未来を導くのは私達
輝く光のもとに愛が私達を支えてくれる
そして 輝かしい日々はもう目の前に――
（画質に難があるので小さめ動画ですが、音はまあまあ良いですね）
こちらは「Riding High」。上と同じく夜ヒットからの映像です。
大藪春彦氏は結構レース好きだったようで「汚れた英雄」以外にも「アスファルトの虎（タイガー）」なんてのも書かれてます。まあ、あっちはF-1が舞台なんで映画化はちょっと無理でしょうが。（ニキ・ラウダとか実名で出てくるし。笑）