TOMITAの伝説「BLOG」への扉 -8ページ目

パリに戻る日その2

僕は方向音痴です。


地図があっても道を間違えます。


方向音痴というか、

せっかちなのかもしれません。


長い一本道が耐えられず、

目的のポイントでなくても

適当に曲がってしまったりするのです。


でも放浪のときには

散策というのでしょうか、

「わざと迷う」ことが

逆に楽しかったりします。


しかし


絶対に迷ってはいけないときもあります。

例えば何かの時間が迫っているとき。

今日がそんなときです。

ストラスブールの中心地は

運河が周囲を囲んでおり

孤島になってます。

周計は3キロくらいでしょうか。

観光局でもらった地図が

実に不親切で

ランドマークの名前が一切書いておらず

道の名前も適当で

非常に見づらいです。

また、アルザス地方は日本人にとって

マイナーな観光地です。

日本語のガイドブックもありません。

見づらい地図を片手に朝方中心地を散歩し、

余裕を持って駅前のホテルへ帰る予定でした。



帰路は地図が当てにならないので、

道行く人に駅の場所を聞きます。


時間は少しあるものの

迷うのは危険です。


「迷う前に」ということで

200メートルおきくらいに

聞きまわりました。


しかし、聞く人によって指差す方向が

全く違います(笑)


最初は


「円形の孤島だから

場所によってずれて当然」


と楽観視していました。


しかし道を聞いたある人に言われました。


「お前が聞いているのは

国鉄のほうか?

トランのほうか?」



「国鉄だ!」


というと失笑されました。


「歩いたら物凄く遠いぞ!」


と。



早く気づけばよかったのですが、

SNCF(国鉄)と所々にある

トラン(路面電車)の停車場、

どちらも「La Gare()」なんです。



最初は信じてその通りに走り回りましたが

これが命取りでした。

気づくと馬鹿みたいに遠くに来ていて

取り返しが付かない事になっていたのです。


電車の出発までは20分。


チェックアウトもまだです。

部屋も片付いておりません。


しかも電車のチケットは早割で買ったので

8000円くらいでしたが、

当日だと30000円くらいします(涙)

乗れなかった電車に関しては変更もききません。


これはもう


「お金がなくてパリに帰れない!

日本にも帰れない!

どうかチケットを変えてくれ!」


と頼むしかないかな、

なんて泣きそうになりながら

思案しておりました。

もうここまで遠くに来たら


おとなしく遅い路面電車に乗って

(ダッシュのほうが速いです)

冷静になる決心をしました。


高校生風のギャルソンに汗だくで話しかけると

「僕も駅に行くから一緒にいこうよ!」

と言ってくれたので

甘えることにしました。

乗り換えもあったので、

とても助かりました。

お礼を言ってホテルに戻ると

発車時間ちょうど。



終わったな、、、


と思ってチケットを見返すと

ん?


11:01


ではなく


11:11


あと10分ある・・・


でも99分アウト。


フロントには恐ろしい行列が!


しかし


奇跡は起きました!



暇そうにしているスタッフに

状況を伝えると


「ムッシュートミタは

日本でカード決済してあるから

チェックアウトは必要ないよ!

帰るときにカードキーだけ預かるよ。

成功を祈る!」


素晴らしい、日本にいるときの自分!!!

そして出発3分前にホテルを出ます。

重い荷物をかかえて

死にそうになりながら走ります。

頭の中で流れるサライ。

でもエンドロールは始まっています。

間に合うのでしょうか?

運よくホームは一番近い場所。

しかし直前で閉まる扉・・・

そこに駅員さん登場。

「おお、ムッシュー、心配するな。今開けるからね!」


ま・に・あ・っ・た


パリに戻る日その1

名物のシュークルートや

タルトフランべを食べまくった

アルザス放浪もいよいよ最終日です。


今日はパリに戻る日ですが、

チェックアウトの前に

どうしてももう一度

町並みが見たいと思いました。



プティットフランスに行き、

その後カテドラルのミサを見て

帰路につきます。





薄暗いノートルダムの入り口で

シスター風の女性に

「入場料代わりにお布施を払え」

と言われました。


言い値だというので5Eと思い

20Eだして


「おつりをくれ!」


というと

「ない!」

と言い20Eを

強引にひったくられましたあせる


うわぁ~ショック!



(20Eはそのときの全財産でした!)


さすがにやばいので

「ふざけるな!」


と言って必死で追いかけると

しぶしぶ小銭で10Eだけ返してくれました


よくよく考えたら、

物乞いだったみたいです(汗)

ここから一日がおかしくなります。



ビジュアル系通り

こんな名前の通りがありました。





特に特徴のない

数百メートルの

短い通りでした。