TOMITAの伝説「BLOG」への扉 -11ページ目

雨降りの午後

フランスは天気の移り変わりが激しい。

最近は雨が全く降らない日の方が

少ないかな?

かと言って降っても小雨だったり

短時間で止んだり。

ある日、

傘を買おうと思って店に入った。

高い。

とても高い。

日本のドラッグストアで売られているような

一番安いものでも12(2000)

折り畳みだともっと高い。

この値段を出すならば

雨が降るたびに

コーヒーが1.5で飲めるカフェに

逃げ込んだほうがまし。

根が貧乏性なんです。

傘もそうだけど

この国ではそのものが欲しければ

その値段で買うしかない。


「もっと安い店を探そう」

ということは難しい。

日本のように100円ショップとか

大きなディスカウントストアはありません。

傘に関しては「使い捨て」

という概念がないのか

日本では見ないような

ブランドのものもけっこうある。

基本的に日本よりは

物を大切にする国民性だと思う。

ビニル傘を2くらいで売ったら

果たして売れるだろうか?

安くてもすぐ壊れるから売れないだろうか?

そんなことを物思いに考える

雨降りの午後のカフェ。

クロコディールその2

本日のお料理です。


小さなポーションで



たくさん出てくる


「シェフお勧めコース」


もありましたが


残すと申し訳ないので


「オードブル+メイン+デザート」


のコースを選びました。


写真OKとのことなので


UPします。


Amuse Bouche du Moment


(カレー風味のササミ、写真取り忘れ)

Foie de Canard glille a la Pomme Reinette,

jus d’Agrume au Gingembre


リンゴの上に乗った

フォアグラのグリル,

メープルと生姜のソース




Bar de Ligne, Artichaut poivrade

et Oignon Emulsion de roseval safranee

スズキノソテー、

胡椒を利かせたアーティチョークと

皮の赤いじゃがいもとトマト

サフランのソース






父が作るメニューに非常に似ており、


味もかなり近く、


なんだかこみ上げてくるものがありました。

父の原点はここだと確信しました



料理が終了し、


30種類ほどのチーズワゴンから


少しだけ頂き、






次はデザートのオンパレードです。



カシスのパンナコッタ


木苺のシャーベット


フランボワーズとショコラの軽いミルフィーユ

プティフール


トリュフとゼリー


全皿美味しかった!



僕の担当サービスはまだお若く

(たぶん同世代)



無骨ではありましたが


とても一生懸命で


気持ちよかったです。


食事の半ばにマダムとシェフが登場し、


少し話して日本のお土産(風呂敷)を


渡しました。


お二人とも70代後半ですが、


肌つやがよく


とてもお若く見えます!





いつまでも末永くお元気で!!!




シェフのムッシューユングは


親日家なので日本語もうまいです!


帰りには「パパにあげなさい!」と


なんと!


今日頂いたものとは異なる種類の


(ゲヴェルツトラミネー種)



ワインを頂きました!



大感動!!!

クロコディールその1

ストラスブールに来て2日目


今日は父が修行時代に


数年働いていた


クロコディールに予約があります。


日本からメールで予約を入れましたが、


パリから確認の電話を入れると


きちんと伝わっていなかったようで


改めて予約を入れました。


希望の日にちをいくつか挙げると


その中の1日だけ空いているということ。



汚いジーパンにスニーカーの


貧乏旅もその日だけは封印し


人生初の二つ星レストラン体験!


(しかも一人で)


一張羅のジャケットに着替え


ホテルを出ます。



指定された19:30に到着

(というか開店が19:30から)





本当は少し遅れるほうがいいのでしょうが、


昔お世話になったムッシュー・マック(父)の


息子だと予約の際に伝えていたので


こちらのマダムにご挨拶がしたかったのです。


マダムはまだご不在で、


シニアソムリエと歓談します。


なんとこの方、


父がいる頃から


働いている方だそうです!!!


シェフとマダムは当然ですが、


シニアソムリエとパティシエも



オリジナルメンバーなんだそうです。


40年以上変わらずにいるんですよ!?


このレストランが愛され続ける


一つの理由がこの辺にある


気がしました。


ゲストもスノッブな感じではなく


「地元の方の特別な日のレストラン」


という印象で


一人でも気後れしない雰囲気でした。



席についてアペリティフに



キールを頂きます。


そして料理のメニューを見ます。


プライスは地方ということか


パリよりも控えめです。


デギスタシオンコースが


88€(14000円くらい)です。


パリの星付ではだいたい100€からです。


もちろん僕にとってはかなりの大金ですが、


まあ基準からすると安い、という意味です。


(今回は父持ちなので別にかまいませんが)



ワインリストはアルザスが中心ですが、



こちらも控えめのお値段で


フルで30€(5000)ほどからです。



つまり、ミネラルやコーヒーを入れても


一人二万円あればなんとかなります。



ワインはグラスにしようかと思いましたが


せっかく父の旧知のソムリエが


選んでくれるのだし


それに「この値段ならば」と思い


「ハーフで、リースリングの甘くないもの」


と好みを伝えて選んでいただきました。


「高いのを勧められたらどうしよう!?」


と不安でしたが、


27€のハウスワインで十分!


というかせっかくだからこれにしなよ!


ということだったので、



それを頂きました。


周囲のゲストも


9割がアルザスの白を


注文しておりました。



<つづく>