(洋画) ジュラシックパーク3 | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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ジュラシックパークシリーズの中では一番好き







何が良いかって、アラングラント博士の再登板。「ジュラシックパーク」でもその魅力を最大限に見せてくれたサムニールのカッコ良さはさらに磨きが掛かっています。



「ジュラシックパーク」でティラノに襲われた後、木の上で一晩を過ごす子供とアランという構図が一番好きなのですが、今回ほイヤイヤ言いながらも協力を惜しまない姿が好きです。



あんなにゴロゴロにされちゃ皆死んでると思うんですけど、今作では主要人物はかなり強靭な身体をお持ちのようで、数々のピンチもかなりギリギリではあるけど、完全回避します。そんなパワー設定が崩壊しているんですが、でっかい事を見せようとする意義は評価できます。



人間の驕りによって、様々な危機を迎えていたわけですが、その余波を近くものにたいして牙をむく演出がネガティブなものだと、こういう映画の場合は相応しくないでしょうね。



でも、結局のところ、人間が欲のまま神の真似事をし、それを金儲けにしていった事とは関係なく、翼竜は島を出て行ってしまっているので、自然をコントロール出来ると思いがちな人間よりもさらに順応性が高いんですね。 おそらく「ジュラシックワールド2」のエンディングのように恐竜が地球を制覇する世界が待っているのかと。



アラングラント博士もおっしゃっている通り、人間には二種類のタイプがあって。。。というセリフが「ジュラシックワールド」に生きているように思えます。それはやっぱりアラングラント博士の終わりでもあるんですけどね。



今でも化石から想像した恐竜像を研究する考古生物学は、生きた恐竜が存在する以上役に立たない学問になってしまっている世界で、宇宙飛行士タイプとなったオーウェン主役になっていくのも納得です。