(洋画)テイキングライブス | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

映画の感想が主ですが、たまにゲイアプリでの出会い報告もやってます。その時は(ゲイ話題)と書きますので、ゲイに対して理解のない人には、そっとページを閉じてくださいね。

 

アンジェリーナジョリー、イーサンホーク、キーファーサザーランドとそうそうたるメンバー出演のサスペンススリラーです。

 

 

 

 

人の人生を奪って成りすまして生きている男VSカナダなのにFBI捜査官の対決

 

 

ただし、犯人が分かるのは大分最後の方だし、キーファーサザーランドが顔がほんの一瞬出るだけだし、すげー映画でした。 当時、「24」で忙しかっただろうから、このくらいの出演時間なんでしょうね。

 

 

冒頭でなりすましをすでに見せてしまうのと、タイトル自体がそれなので、観客は殺人犯がどのようなタイプなのかわかっているにもかかわらず、映画内の警察たちは翻弄されているというところがミソです。 

 

 

それに第一に目撃者って容疑者の一人になると思っていたのですが、けっこうズルズルと捜査をかく乱されているのがヤキモキします。ただし、そのズルズル感が逆に犯人を追い詰めるという結果になるのも面白いんですけどね。

 

 

 

犯人の母親が死亡認定するときのあの微妙な反応もなければ事件も早く解決したのに。。。 なんかいろんな人が諸事情で事件を解決したくないのかなって思ってしまう一面もあります。

 

 

自分の子供だと分かっていて、腹にナイフを刺すとか尋常じゃないですよね。 乗っ取り人生の子孫を残すことはやがて自分のことも奪われるという恐怖があったのかなかったのか。ギリシャ神話などで扱われる倫理の話に近いものなのかな?って。