(洋画)アンロック 陰謀のコード | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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オーランドブルーム、マイケルダグラス、ジョンマルコビッチと壮々たるキャスト陣出演のサスペンスアクション映画です。オーランドブルームはそうでも無いか。。。






主演はノオミラパス。テレ東の女性が活躍するアクション映画特集で放送されていました。彼女のアクションは見事でした。触るものみな傷つける爆弾のようなキャラクターも。



この映画すごい話が複雑で、終始ダークな演出なのですが、ジョンマルコビッチのちょっとふざけた演技に緩急があって良いです。



この映画で描かれているのは、愛国心が故のテロリズム。しかし、首謀者はバレたく無いのでアラブ系を巻き込ませるCIAってエグいです。



自国民に対してテロを仕掛けて、国を破壊した上で再建させるのを「目覚めさせる」とか言っている人たちがCIAの中にいるなんて考えると、表面上でテロ組織だと言われ続ける組織や人種がただの駒にしか見えないんですね。



実際の事件でもこのような形で世論を変化させてきたのだろうか?と思うと敵対国をぶちのめすよりもよっぽど効果がありそうですね。陰謀論の域を出ませんが9.11なんかはもし誘導したのであれば、上手くいきすぎてしまって笑いが止まんない!って状態ですね。



アメフトがイギリスでオープニングマッチを行ったとしても、そこまで盛り上がるのか?と思いましたが、アメリカからわざわざ来ているという体なんですね。アメリカ人がまんまとCIAの術中にハマっているのが、モルモットに見えてしまって。。。 



こう言うのを愛国心と言うならもうなんでもアリですね。他国をディスることで愛国心を維持しようとしている人の雑魚ぶりに驚愕してしまう内容です。



ディスりますが、演技も演出も滑稽なオーランドブルーム。ゲームばっかりやっているのは元軍人のPTSDを表してるのかなぁ?とも思うのですが、それが全然活かされてないし、下手な覆面も簡単にバレてますし、完全に道化役。でも、ちょっとできる子を模索しているのが痛々しい。



首謀者はあの人でないと話が進んでいかないシーンが多々あるのですが、一見では気がつきませんでした。流石演技派です。おっさんになって魅力を増したお姿は、全盛期よりもセクシーですね。