(ゲイ映画) 4TH MAN OUT | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

映画の感想が主ですが、たまにゲイアプリでの出会い報告もやってます。その時は(ゲイ話題)と書きますので、ゲイに対して理解のない人には、そっとページを閉じてくださいね。

 

 

幼馴染み4人組の一人アダムがカミングアウトをすることによる親友関係の変化などに焦点を当てている映画。

 

 

こういう状況に陥るとかもうテンプレのような映画です。でも、本人が死を考える方向でないところはとても評価できます。 カミングアウトによって関係が悪化する事なんてままありますから。

 

 

親子関係も良好なだけに、孫を観たいと責められる雰囲気に押しつぶされていくのも共感できます。わざわざいう事じゃないと僕は考えてしまったたちなので、こうやって好意的に「どんなあなたでも愛している」って直接行ってくれるのって超恵まれてますよね。

 

 

とかくカミングアウトをされることで異性愛者側は自分のことを好きなのかもしれないと錯覚するのだそうです。アダムに関していえば、ちょっと惚れている部分てのはあるのかな? 最後にキスをしたときに兄弟愛だって納得するのは、まだ偽ってんじゃないかなって。

 

 

最初はしゃぶられた?とかケツ守れよとか嘲笑する他の幼馴染の心情も変化していくのが素直です。 もっと拒否するキャラがいても良かったかと思うが、彼らの関係性はこの90分では収まらないだろうから僕には理解できなかっただろうけど、みんなでゲイバーに行くシーンは素晴らしい方向転換だったなぁって。

 

 

そして重要な点ですが、ゲイであってもゲイ同士上手く行ってないところを忠実に描いているところが見事です。 ここは異性愛者の方々にも本当に分かってほしい点。というかとっくに分かっているはずなのに自分が恋愛対象になると勘違いする点です。

 

 

ゲイ=すべての男が好き ではありませんから。 ゲイ同士でもなかなか上手く行かないもんなんですよ。それなのにあえて異性愛者の人に無理強いして得ようと思う所は無くもないですが、限りなく少ないです。そして、そういう人に限って女性の扱いも下手ですしね。