(ミュージカル映画) キャッツ ネタバレ | ゲイが語る映画の感想とクローズドゲイの日常

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劇団四季でも人気のミュージカル「キャッツ」の映画版です。ネタバレあります。




ミュージカルを映画化するのに一番大事な事って、舞台でスポットライトが当たる演出があるものをどうやって映像化するか? というところだと思います。



映画の場合、それをクロースアップするなどで観客の目を引きつけたりするものなのですが、それぞれのキャラクターが物語上、集団の中の一匹で時々注目を浴びる程度なので、キャラクターとして認識できる時間が少ない気がしました。そういう作品ではあるんですけど。



それにジュディデンチやイアンマッケランが出てきた時になぜか爆笑する場内。なんでだろう?って思ったのですが、たぶんキャッツのキャラクターではなくて、ジュディデンチやイアンマッケランそのものだったからかな?



楽曲も次から次へと流れるんですが、文字通り流れてしまっている。。。どの曲もBGMっぽく聞こえるんですね。もちろんメモリーでさえも。印象薄い気がしました。



そして多分みんなが気になるだろうゴキブリ演出ね。ありゃ嫌な人にはめちゃくちゃ嫌だとおもいます。集団ダンスなのでミュージカル映画ではお馴染みの上からマスゲームを見るような演出をしてるのですが、なにせケーキの上でしかも人間が被り物被ってるんすよね。 そこもう少しデフォルメ出来なかったの?って。



トム=フーパーは「レミゼラブル」の映画版も監督しているのでちょっと期待していただけに残念な感じでした。