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kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行

カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。

Vallejo水性塗料のボトル群

今回はプラモを筆塗りで全塗装するときに、どの水性塗料が良いのか分析、比較してみた記事です。
エアブラシが使えなかったり、溶剤の臭いが気になる作業環境でも使えるプラモデル用の水性塗料ですが、今は色々なメーカーからいくつも発売されていて迷っちゃいますよね。
それらの特徴、メリデメ、そして筆塗りに適した塗料を整理しました。

 

 

模型用「水性塗料」は大きく分けて2種類

一口に「水性」と言っても、成分の違いによって「溶剤系アクリル」「エマルジョン系水性アクリル」の2つに分かれます。

この違いが筆塗りには大きく影響します。
①溶剤系アクリル(タミヤアクリル、水性ホビーカラーなど)
昔から模型店によく並んでいる馴染み深いタイプです。

  • 特徴: 水だけでなくアルコールなどの弱い溶剤が混ざっている。
  • メリット: 溶剤が入っているためプラスチックへの食いつきが良く、エアブラシでも比較的吹きやすい。
  • 筆塗りの弱点: ここが一番のネックなのですが、「上から重ね塗りをすると、塗料に含まれる溶剤が下地を溶かしてしまう」という性質があります。そのため、筆で何度も撫でると色が混ざったり、せっかく塗った下地がズルッと剥がれて筆ムラになりやすいです。また、ラッカーほどではないにせよ特有のアルコール臭がします。

 

② エマルジョン系水性アクリル(アクリジョン、ファレホ、シタデルカラーなど)
海外製塗料に多いタイプです。

  • 特徴: 溶剤を使わず、水の中にアクリル樹脂の微粒子が分散(エマルジョン化)して浮いている状態の塗料です。木工用ボンドが乾くのと同じような仕組みですね。
  • メリット: 水分が蒸発して樹脂が結合すると、強靭な耐水性のビニールのような膜になります。そのため、「完全に乾いた後は、上から水や塗料を重ねても下地が絶対に溶けない」という筆塗りにとって最強の恩恵があります。さらに溶剤が入っていないので完全無臭です。水で薄めたり、水で筆洗いが出来る(溶剤系アクリルでも水を使えなくもないが、専用溶剤を使った方が使いやすい)。
  • 弱点: 溶剤でプラスチックを溶かして食いつくわけではないので、そのまま塗ると爪で引っ掻いた時などに剥がれやすい。(そのため、最初に食いつきを良くするプライマーを塗るのが基本)

 

つまり、「筆塗りで綺麗に重ね塗り(グラデーションなど)をしたい」「リビングで臭いを気にせず作業したい」なら、圧倒的に②のエマルジョン系水性アクリルが適している、というわけです!
これを踏まえた上で、代表的な水性塗料の特徴とメリデメを見ていきましょう。

 

タミヤカラー アクリル塗料ミニ(タミヤ)


昔からあるスケールモデル塗装の定番塗料。自分も一通りの色を持っていて、筆塗りでの部分塗装にはよく使っていました。

  • 特徴:タミヤのキットの指定色になっている為、スケールモデラーには色選びがしやすい。戦車や飛行機などのミリタリー系カラーのラインナップが圧倒的。
  • 種別:溶剤系アクリル塗料
  • 容量:10ml
  • 価格:220円
  • 色数:約100色
  • 公式サイト
  • メリット: タミヤのキットの指定色の為、タミヤのキットを作る場合は使いやすい。どこの模型店や家電量販店、ネットショップでもほぼ確実に手に入り、価格も安い。そして「つや消しカラー」を塗った時の、光沢がスッと消える上品な仕上がりはラッカー塗料に引けを取らない美しさ。
  • デメリット: 「ツヤあり(Xシリーズ)」は完全に乾燥してベタつきが消えるまでに、かなり時間がかかることがある。また、筆塗りの場合、塗料の伸びが少し重たく感じるため、広い面積を塗ると筆ムラが残りやすい傾向がある。強くはないが独特の臭いあり。
  • 筆塗り適正:△〜◯(角のドライブラシや小さな部分塗装には最高だが、広い面積を均一に塗るには、専用のリターダー(遅乾剤)を混ぜて乾燥を遅らせるなどの工夫が必要。重ね塗りはしにくい。)

 

水性ホビーカラー(GSIクレオス)

 

日本のキャラクターモデル塗装における定番。2019年からの大幅リニューアルで大きく改良されました。

  • 特徴:ガンプラなどのインストの指定色と塗料の名称や色味がリンクしていることが多く、キャラクターモデラーにとっては最も色選びがしやすい。特定のMS用等の特色も色々出ている。
  • 種別:溶剤系アクリル塗料
  • 容量:10ml
  • 価格:220円~
  • 色数:約200色
  • 公式サイト
  • メリット: 2019年の大リニューアルによって、乾燥スピードと塗膜の強さが劇的に向上しました。一昔前の「いつまでもベタベタして乾かない」という弱点が見事に克服され、特に「ツヤありカラー」の光沢感が非常に美しく出るのが大きな強み。タミヤアクリルと同様に手に入りやすく、1本の値段も安い。色数の多さもメリットの一つ。
  • デメリット: 性能が上がって筆伸びも良くなったとはいえ、「溶剤系」であることには変わりはない。何度も筆で撫でてグラデーションを作ろうとすると下地が溶け出してしまうリスクは健在。
  • 筆塗り適正:◯(リニューアル版は格段に塗りやすくなったが、「サッと一筆で決める」という溶剤系特有の筆さばきが求められる)

 

アクリジョン(GSIクレオス)

 

国産の「エマルジョン系」代表。水性ホビーカラーの次世代版として開発された新塗料です。一時期やけに推されていましたが、最近はリニューアルされた水性ホビーカラーに人気を奪われ気味?

  • 特徴: 溶剤をほとんど使っていないエマルジョン系なので、ほぼ無臭。
  • 種別:エマルジョン系水性アクリル塗料
  • 容量:10ml
  • 価格:220円
  • 色数:約100色
  • 公式サイト
  • メリット: 模型店や量販店でどこでも買えて安い。そしてエマルジョン系ならではの「乾いた後の塗膜の強さ」がトップクラスで、完全に乾けば上からラッカー塗料を塗っても溶けないほど頑丈。
  • デメリット: 筆塗りモデラーにとって最大のネックが「乾燥が早すぎること」。パレットや筆の上でみるみる乾いてダマ(消しゴムのカスのような状態)になりやすく、筆塗りで綺麗に塗るには専用の遅乾剤(リターダー)を混ぜるなど、かなりクセを掴む必要がある。また、乾くと水では落ちなくなるので、筆洗いに専用のツールクリーナーが必要。
  • 筆塗り適正:◯(慣れが必要)

 

ファレホ(ボークス/Acrylicos Vallejo)

 

スペイン生まれの世界中のモデラーに人気の高性能水性塗料。

  • 特徴: 目薬のような「ドロッパーボトル」を採用しており、1滴ずつパレットに出せるため無駄がない。完全無臭。エアブラシ用、メカ物用、メタリック用等々、性質の違う塗料が数多く揃っている。添加剤等の塗料以外の商品も豊富。日本ではボークスが正規代理店の為、ボークス店舗・オンラインショップ以外では小さな模型店でしか手に入らない(大手販売店では基本扱い無し)。
  • 種別:エマルジョン系水性アクリル塗料
  • 容量: 17ml~
  • 価格: 385円〜
  • 色数: 約1000色以上(モデル、メカ、ゲームなど全シリーズ合計)
  • 公式サイト(※国内代理店のボークスサイト)
  • メリット: 完全に無臭でリビング塗装にも最適。筆跡が自然に消える「セルフレベリング機能」が極めて優秀で、グラデーション塗装がしやすい。海外製エマルジョン系水性アクリル塗料の中では価格が安い。ウォーターパレットと組み合わせることで真価を発揮する。圧倒的な色数、商品数も魅力。一度の塗装でコントラスト効果が生まれる時短塗料「エクスプレスカラー」、リアルな金属表現ができる「トゥルーメタリックメタル(TMM)」等、新製品開発にも余念なし。
  • デメリット: 取扱店舗が限られる(主にボークス店舗や一部模型店、ネット通販)。Amazonにも公式ショップがあるが、商品が少ない(やっぱボークス公式オンラインショップで売りたいのかな)。塗膜がやや弱いため、食いつきを良くするプライマー(下地)が必須。1本の値段が高め(その代わり容量は多め)。塗料シリーズ、マテリアル、色数が多い為、どれを買ってよいのか迷う。ボークス店舗、オンラインショップでの塗料名(日本語)と、ボトルに書かれた塗料名(英語とスペイン語併記)が違うのでややこしい。
  • 筆塗り適正: ◎(筆塗りモデラーにとっての最適解の一つ。調色や重ね塗り、グラデーションをするなら最強)

 

シタデルカラー(Games Workshop)

 

イギリスのボードゲーム会社が販売するミニチュアゲーム用塗料。筆塗りモデラーの間で革命を起こしたすごい塗料。

  • 特徴:元々はミニチュアゲームのフィギュアや台座等を簡単かつ綺麗に塗る為の塗料。用途に合わせて「ベース」「レイヤー」「シェイド」など種類が細分化されており、システム化されているのが特徴。完全無臭。製品の改良も頻繁に行っている。
  • 種別:エマルジョン系水性アクリル塗料
  • 容量: 12ml(ベース、レイヤー等) / 18ml(コントラスト、シェイド等)
  • 価格: 580円〜
  • 色数: 約300色以上
  • 公式サイト
  • メリット: 隠蔽力(下地を透かさない力)が水性塗料の中で最強クラス。黒下地の上からでも黄色や白が数回で発色する。完全無臭で乾燥も早く、筆塗り初心者でも驚くほど綺麗に塗れる。海外製エマルジョン系水性アクリル塗料の中では一番入手しやすい。
  • デメリット: 1本あたりの価格が高い(容量比でも高い。初期投資がかさむ)。独自のポット型容器のため、フタの裏に塗料が固まりやすく、パレットに出す時に少し手間がかかる。
  • 筆塗り適正: ◎(隠蔽力の高さは本当に魔法のよう。単色ベタ塗りならこれ一択レベル)

 

アーミーペインター(The Army Painter)

 

デンマーク発のミニチュア用塗料。シタデルとファレホの良さを掛け合わせたような使い勝手で人気上昇中です。

  • 特徴:ファレホと同じく使いやすいドロッパーボトルを採用。完全無臭。
  • 種別:エマルジョン系水性アクリル塗料
  • 容量: 18ml
  • 価格: 約450円〜
  • 色数: 約200色以上
  • 公式サイト
  • メリット: 1回塗るだけで勝手に影とハイライトができる「スピードペイント」や、バシャバシャ塗るだけでスミ入れとシャドウができる「クイックシェイド」など、独自の時短・特殊塗料が非常に優秀。シタデルより安価でドロッパーボトルなのも嬉しいポイント。
  • デメリット: 値段が高め。ファレホやシタデルと比べると、日本国内での取扱店がまだ少ない。
  • 筆塗り適正: ◎(特殊塗料を駆使した時短ペイントには最強)

 

AKインタラクティブ 第3世代アクリル(AK Interactive 3rd Gen)

 

スペイン発の塗料で、ここ数年で日本のモデラーの間でもシェアを伸ばしている最新の水性塗料です。

  • 特徴: ドロッパーボトルのキャップ上部にくぼみがあり、そこに塗料を1滴垂らして色見本にできるという"ニクイ"工夫がされている。
  • 種別:エマルジョン系水性アクリル塗料
  • 容量: 17ml
  • 価格: 約500円〜
  • 色数: 約300色以上
  • 公式サイト
  • メリット: とにかく「強烈な隠蔽力」と「極上のつや消し感」が凄まじい。ファレホの使い勝手の良さをそのままに、シタデルに迫る隠蔽力を持たせたような高性能っぷりで、筆塗りモデラーから熱狂的な支持を集めている。
  • デメリット: 値段が高め。ファレホやシタデルと比べると、日本国内での取扱店がまだ少ない。
  • 筆塗り適正: ◎(最新世代だけあって、筆塗りのしやすさはトップクラス)

 

なぜ「ファレホ」を選んだのか?

国内メーカーの塗料の方が値段も安く欲しい時にいつでもすぐ手に入るので、出来ればそっちを使いたいのですが、筆塗りのしやすさという点においては海外メーカー製の塗料に軍配が上がります。
やはり環境や健康被害への規制が厳しく、ラッカー系塗料を売りにくい海外メーカーの方が、水性塗料に関しては性能が高いです。
その中でもAKインタラクティブの第3世代アクリルは高性能なのですが、まだ入手しにくいのでメインの塗料にするのは難しいところ。
そうなるとファレホかシタデルの2択になります。
シタデルの方が入手はしやすいのですが、1本の価格が高いので色数を揃えるには結構お金がかかる(今まで使っていた塗料のようには気軽に買えないお値段)。
自分の場合は割りと近くにボークスの店舗があるので、ファレホの入手しにくさはそこまで気にならない(ボークスのオンラインショップでも買える。送料が固定で800円かかるけど)。値段も比較的安く、色をそろえやすい。
そしてファレホの方が筆塗りでのグラデーションを始め、色々な塗り方がしやすいので筆塗りを楽しめる。
カラーバリエーションの豊富さ、色々な性質の塗料、塗装を補助する添加剤等が出ているのも面白いし、奥が深い。
という事で筆塗りにはファレホを選択することにしました。

 

そんなこんなで皆さまの水性塗料選びの参考になれば幸いです。
ではまた!

 

 

 

 

 

宇宙兄弟 ムッタ&アポEVAセット プラモデルキット
バンダイ 1/10 宇宙兄弟 ムッタ&アポ EVAセット(0175720)の製作記1回目です。
初回は原作とキットの紹介。

 

最近全然プラモ作りをしていなかったんですが、その大きな要因が「今の住環境だとエアブラシ塗装がしにくい」「準備が非常に面倒」という事なんですよね。
集合住宅なのでラッカー塗料や溶剤の臭いや、塗装ブースの騒音(今使っているエアテックスの塗装ブースが掃除機並みの音を出すので夜間だと煩い)が気になってしまって……。 また、諸事情により趣味部屋が消滅して塗装用具を常設するスペースが無くなったため、コンプレッサーや塗装ブース等を毎回収納から出してきて設置し、終わったら片づけるというのもかなり面倒でした。
なので模型作りからはすっかり遠のいていたんですが、作りたい欲が抑えきれなくなってきたので、今の家に住んでいる間は「筆塗りメイン」の製作スタイルに変えようと思った次第です。

 

今までは簡単に綺麗に塗れるエアブラシ塗装がメインで、どちらかと言えば筆塗りは苦手だったんですが、手持ちのキットの中で筆塗りしやすそうなこのキットを練習台にして作ってみようと思ったわけです。
フィギュアのスケールとしては大き目の1/10。漫画が原作なのでリアルなフィギュアのようなグラデーションが出来なくても大丈夫そう。色数も少ない。失敗してもそれっぽくなりそうだし、リカバリも簡単そう。
そして宇宙兄弟は大好きな作品の一つだし、20年近くに及ぶ長期連載を終えようとしているタイミング。あと何よりアポがカワイイ。なので練習台ではあるんですが、気合入れて作ろうと思います。

 

筆塗りのメインで使う塗料はファレホにしました。筆塗りが上手くなったと錯覚する事でお馴染みの塗料です。いつも通りのマテリアルの力を最大限使うスタイルですw
ファレホや水性塗料の詳しい説明は次回以降の記事でしようと思います。

 

 

原作の宇宙兄弟について

今回製作するキットの題材となっている『宇宙兄弟』は、小山宙哉先生による大人気コミックです。
アニメ化、映画化もしていて20年近く連載しているので、皆さまもその名前を一度は聞いた事があるのではないでしょうか?

 

物語の主人公は、幼い頃に「将来、一緒に宇宙へ行こう」と誓い合った兄・六太(ムッタ)と弟・日々人(ヒビト)。 大人になり、見事その夢を叶えて日本人初のムーンウォーカーとなった優秀かつ有名人の弟ヒビトに対し、(世間的には)うだつの上がらない兄のムッタは上司に頭突きをして会社をクビになり、無職のどん底という対照的な状態から物語はスタートします。
しかし、弟からのメッセージをきっかけに、ムッタはもう一度かつての約束を胸に立ち上がる。持ち前の観察眼とユニークな発想、そして周囲の人々を巻き込む人間力で、不器用ながらも宇宙飛行士という夢に向かって奮闘していく、熱くて笑えて、そしてポロッと泣けるヒューマンドラマです。

 

そして、今回ムッタと一緒に製作するもう一匹の主役が、パグの「アポ」。 ヒビトがヒューストンで飼っている愛犬で、その愛くるしい表情とマイペースな仕草は、作中でも屈指の癒しキャラクターとして読者から絶大な人気を集めています。
その見た目とは裏腹に、目覚まし機能やスマホの着信お知らせ機能(よだれ付き)、幸運を呼ぶ能力等を備えている凄いイヌで、趣味は同じパグが主人公の作中アニメ「プリティドッグ」を観ることです。
魅力的なキャラクターが多い宇宙兄弟ですが、パグを飼っていた私としては作中一二を争う推しキャラですね。
作中ではパグ独特のしぐさが細かく描写されているので作者の小山先生もパグを飼ったことがあるんだろうなと思っていたのですが、実際には飼ったことはなく取材して表現したそうです。流石ですね。

 

連載開始は2007年で近々ついに最終回を迎えようとしています。最終回間際に至ってもドキドキハラハラの連続で長い話なのに中だるみまったく無し。綿密な取材によるリアリティ、近未来の作品なのに今読み返しても齟齬を感じさせない所も凄い。超名作なので未読のかたはぜひ読んでみてください!

 

今回は、この魅力的なムッタとアポのコンビを筆塗りでじっくりと仕上げていきたいと思います!

 

キット紹介

このキットは2012年にバンダイから発売された宇宙兄弟では唯一のプラモデルキットになります(完成品のフィギュア等は色々出てます)。
現在ではバンダイの公式ページでも出て来ないので、おそらく絶版になっており、自分は5年ぐらい前にAmazonで若干のプレ値で購入しました(定価4,600円のところ7,000円弱で買った)。
実はこのキット、宇宙兄弟用に新規に作られたものではなく、2011年に発売された「1/10 ISS船外活動用宇宙服」という実際の宇宙飛行士、宇宙服を再現したキットをベースにしています。なかなかマニアックなキットですが、こちらは絶版にはなっていないようです。
その元キットに新規金型のムッタの顔やアポ、アポの好物の骨ガム、ブライアン人形や専用ステッカー等を追加したのが今回のキットになります。

 

宇宙兄弟 ムッタ&アポ EVAセット プラモデル
外箱が結構大きくちょっとしたMGのガンプラぐらいのサイズです。
宇宙兄弟 ムッタ&アポEVAセット プラモデルキット
宇宙兄弟 ムッタ&アポ EVAセット バンダイ製プラモ
外箱の説明も気合が入っていて宇宙兄弟に対するこだわりが感じられます。
あと、とにかくアポが可愛い。アポを作りたくてこのキットを買ったと言っても過言ではありません。

 

宇宙兄弟ムッタ&アポ プラモデルキット開封
中にもパーツがぎっしり。ですが、それぞれのパーツが大きいだけでパーツ数はそれほど多くないです。

 

宇宙服、それは世界最小の宇宙船
宇宙兄弟 ムッタ&アポEVAセットキット紹介
インストも気合が入っていて、原作のシーンを織り交ぜながら宇宙開発、宇宙飛行士の説明や宇宙兄弟のエピソード、年表等が色々記載されています。
宇宙兄弟 ムッタとアポのイラスト
アポについても詳しく説明されていて読むだけでも楽しいインストになっています。

 

宇宙兄弟ムッタ&アポキット説明
パーツの一覧はこんな感じで、ランナー数は10枚。
Hランナーと台座、その他付属品がこのキット用に新規追加されたパーツと思われます。
×印が書き込まれている元キットのパーツは、新規追加パーツに置き換えられているので使用しません。
宇宙兄弟ムッタとアポのプラモ組立図
組み立て説明図も分かりやすくパーツも大き目なので、誰でも簡単に組めると思います。

 

宇宙兄弟プラモデルパーツ 1/10 ムッタ&アポEVAセット
宇宙兄弟ムッタ&アポ プラモデルパーツ1
ムッタの宇宙服本体パーツ。宇宙服表面の布の皺が細かく再現されています。


宇宙兄弟プラモキットのランナーパーツ
このキット用に新規追加されたパーツ。ある程度成形色で色分けされています。
宇宙兄弟ムッタ&アポキットのパーツ
アポの顔も良く出来ていて可愛いです。パグならではのシワやタフタフ、後頭部の丸みも最高。


宇宙兄弟プラモデルキットのパーツ群
台座やヘルメット用のクリアパーツ。太陽光から防御する為のヘルメットのバイザーは、実物同様金メッキされています。
台座が黄ばんでいる感じがするんですが、ヘルメット用のクリアパーツは綺麗なので元々そういう色なのかな?
宇宙兄弟 ムッタ&アポ プラモデルパーツ
ポリキャップや機材、工具等のパーツ。
アポ用のリード(ストラップ)まで付いてます。アポは賢いからリード無しでも大丈夫ですけどね!
左下の顔面パーツは元キット用の物なので使いません。


宇宙兄弟 ムッタ&アポ EVAセットのデカール
シールとホイルシール。
シールを貼ることによって成形色のままでもそれっぽく仕上がるようになっています。
アポの顔面に貼るシールとかは綺麗に貼るのがかなり難しそう。使わないけど。
水転写デカールは付属していないので塗装派には嬉しくないポイントではありますが、逆にムッタの名前やNASA、国旗等のシールは実物だと「ワッペン」だと思うので、厚みのあるシールの方がリアルだったりするかも。

 

ちなみに接着剤不要で組み立て可能です。
バンダイのキットだけあって、組み立ては簡単でした。
とりあえず今回はここまで。次回から製作記事に入ります。
ではまた!

 

キット情報

メーカー:バンダイ
スケール:1/10
製品名 :宇宙兄弟 ムッタ&アポ EVAセット
型番  :0175720
発売日 :2012/05/12
定価  :¥4,644
購入店 :Amazon
購入日 :2021/09/26
購入価格:¥6,780

 

 

 

 

 

 

 

 

去年(2025年)の10月末頃に初めてのシンガポール旅行に行ったので、その旅行日記です。

 

たしか妻がシンガポールに行ってみたいと言ったのがきっかけだった気がします。妻好みの観光地が色々あるので。
調べる前は「マーライオンとマリーナベイ・サンズ、F1シンガポールGP」ぐらいしか知識が無く、あとは「ゴミのポイ捨てで罰金を取られる、綺麗な熱帯の金融&観光都市」というイメージでした。
色々調べてみると、中華を筆頭にアジア系の美味しい料理が食べられ、観光地も多くて面積が狭く(東京23区や琵琶湖と同じぐらい)かつ中心部に集中してる為移動も楽。治安も良く、物価もそれ程高くない(日本より若干高い程度)。しかもF1のシンガポール市街地コースを生で観れる、という事で俄然乗り気に。

 

 

航空券選び

東京・シンガポール間の飛行時間は約7時間で、時差はマイナス1時間(日本の方が1時間早い)。中国や台湾と同じ時差ですね。
シンガポールまでの直行便は羽田からだとJAL、ANA、シンガポール航空が運航していて、往復でだいたい1人10万円前後。3月からLCCのScootも運航するらしいので、それを利用すればもっと安く行けるかも。成田からもLCCのZIPAIRが運航しています。
今回はJALを使いました。航空会社の格付けで常に上位に入っているシンガポール航空も使ってみたかったんですが、JALに比べて往復で2万円ぐらい高かったので、だったら使い慣れていて安心のJALで良いかなと思った次第です。

 

ホテル選び

ホテル選びの方はかなり迷いました。
シンガポールの宿泊料はだいたいこんな感じです。
マリーナベイ・サンズやラッフルズホテルのような高級5つ星ホテルだと1泊10万円以上は当たり前。マリーナベイ・サンズは一番安い部屋で8万円です。普通の5つ星ホテルで1泊4万円以上。4つ星で2万円ぐらい。3つ星以下のビジネスホテル的なホテルだと1泊1万円ぐらい。
日本とそんなに変わらない感覚かも?まあ、他のアジアの国のような割安感は無いですね。
今回の旅行は行きたいところが色々あったり、ゆっくり観光したかったのもあり、4泊5日にしたので、あまり高いホテルはお財布が厳しい。
なので4つ星ホテルで観光地や駅に近く、そこそこ綺麗そうで部屋が広め、できれば雰囲気の良いホテルという条件で探しました。
今までの旅行では、Googleマップや旅行サイトで条件に合いそうなホテルを探し、Excelで情報をまとめて比較して絞り込む。という流れだったんですが、今回からはAIフル活用。自分がメインで使っているGoogleのAI「Gemini」に色々相談しながら決めました。最近は仕事でもプライベートでもAIに頼りっぱなし・・・。
Geminiにリストアップしたホテルの情報と希望条件などを伝え、それぞれのおススメポイントやメリデメ等を教えてもらったり、自分が探したホテル以外で条件に一致するおススメホテルを教えてもらったり。
日程や観光プランの提案や、現地でのサポート等、フル活用しました。
AIはたまに間違えたり、最新の情報を知らなかったりしますが(特にニッチな分野だとその傾向が強い)、海外旅行、特に有名な観光地だと元データも多い事もあって、そのような問題もほとんどありませんでした。

 

そんなこんなで選んだホテルは「ビレッジホテル・アルバートコート」というホテル。
主要観光地のリトルインディア、リトルアラブの近くで、最寄り駅までは徒歩2分、他の路線の駅も徒歩圏内にあり、部屋も広めで伝統的なデザインも雰囲気良し。
公式サイトで色々割引(連泊割とか一か月以上前の予約割引)があったりもして、4泊で1部屋8万円でした。

 

羽田~チャンギ国際空港

前置きが大分長くなりましたが、やっと旅行日記に入ります。
行きは羽田空港を深夜0時発、シンガポールに朝6時到着の飛行機。初日の朝から丸々使える便です。
チャンギ国際空港の緑豊かなロビー
シンガポールのチャンギ国際空港到着。預け入れ荷物のベルトコンベアも南国風。
チャンギ空港は顧客満足度世界一を13回獲得している凄い空港なのですが、その要因のひとつ、世界最大の屋内滝を擁する複合施設「Jewel(ジュエル)」は、まだ開店前だったので帰りの日記で紹介します。
一応、空港でシンガポールドルを両替したんですが、シンガポールはほとんどの場所でクレジットカードが使え、公共交通機関もクレカのタッチで乗れるので現金はほとんど使いませんでした。

とりあえずホテルに荷物を預けに行きます。
空港からシンガポール市街地への移動は、電車だと約50分(300円ぐらい)、タクシーだと20~30分(3500円ぐらい)。時短でタクシーを使いました。
そしてシンガポールのタクシーは、東南アジア版のUberとも言える「Grab」で簡単に利用できるのが本当に便利。
Grabアプリに目的地を入力して配車依頼をすると、事前に確定した料金が表示され、近くの車が迎えに来てくれます。海外でありがちな料金交渉は不要で、ぼったくりの心配もなく、ドライバーに英語で行き先を伝える必要もありません。
アプリにカードを登録しておけば支払いも自動。しかもタクシー代が安い(初乗りは同じぐらいだけど、距離加算が日本の半額以下)。ドライバーさんもみんな親切だったし(Uberみたいに評価、チップ制度があるのも要因?)。便利すぎて使いまくってしまいました。
シンガポールの高層ビルと緑豊かな景観
車窓から南国っぽい街路樹や花が見え、テンション上がります。
シンガポール市街地を走る車窓からの眺め
ドライバーさんが「金融街が見えてきたよー」みたいな感じで道中色々説明してくれました。

 

ビレッジホテル・アルバートコート

ビレッジホテル・アルバートコートの外観と時計
ビレッジホテル・アルバートコートに到着。
古さは感じるものの、良い雰囲気。
シンガポール ホテルのエスカレーターと緑の装飾
フロントで荷物を預かってもらいました。リトルインディアの近くだけあってか、インド人っぽいスタッフが多かったです。
シンガポール市内、バスと並木道
10時間近くタバコを吸っていなかったので、フロントで喫煙所の場所を聞いたら、向かいの雑貨屋の前に灰皿あるよ。とのこと。(シンガポールは屋内は禁煙ですが、屋外には結構喫煙所があった。意外とその辺で吸ってる人も多い。そして路地裏とかは意外とゴミが多い。)
シンガポールは他のアジア系の国と同様、電子タバコ禁止です。持ち込むと何十万円かの罰金を取られる可能性があります。紙タバコはOKなんですが、日本の紙タバコは実質持ち込み不可(持ち込めはするけど高い税金を取られる)。
なので、さっそく近くのセブンイレブンでタバコを購入。店頭には展示されておらず、銘柄を伝えるとレジ奥の棚から取り出してくれます。そして1箱なんと2000円。

 

マーライオン

シンガポール観光でバスに乗車
まずはシンガポールに来た感を味わう為、ベタにマーライオンを見に行きます。
地下鉄よりバスの方が早そうだったので、バスで向かいました。シンガポールのバスは、停留所で待っていても手を上げないと停まってくれないので注意(この方式の国は意外と多い)。

シンガポール金融街とマーライオン、マリーナベイ・サンズ
マーライオン近くのバス停で下車。金融街の高層ビルを一望できます。大都会!
フルラトンホテルとシンガポールの街並み
手前には名門5つ星ホテルのザ・フラートン・ホテル・シンガポールも。
シンガポール高層ビル群と道路
それよりなにより、目の前の道路はF1シンガポール市街地コースの一部!マーライオンヘアピンことターン13と、ターン14の間のストレートが早速目の前に(早口)!自分が訪れた日の3週間前にシンガポールGPが行われたばかりで、その撤去作業真っ只中で、いきなり余韻を感じられたのは最高でした。
マリーナベイ・サンズとビル群の風景
海側に目を向けると、お馴染みマリーナベイ・サンズ。生で見るのは初めてですが、出来た当初からテレビや旅行代理店のパンフ等で見慣れていることもあって感動は薄かったかな。泊まるわけでもないし(いつか泊まってみたいけど!)。
シンガポール旅行記:マーライオンと金融街
シンガポールのマーライオンと高層ビル群
そしてメインのマーライオン。「世界三大がっかり」とか言われていたりしますが、俺は思ったより立派だと思ったし、周りの環境と合わせて綺麗だったし、生で見る事が出来て良かったです。「世界三大がっかり」というワードによってハードルが下がっている事もあるのかもしれないですけど。
シンガポール旅行:マーライオンとマリーナベイ・サンズ
ベイに放水するマー。
シンガポールのマーライオン像と噴水
親マーの裏側には子マーもいます。子マーも味があってカワイイ。

 

それにしてもシンガポールは蒸し暑かったです。気温は30度以上で湿度は80~90%。日本の梅雨と真夏が合体したような感じ?外にいるときの不快指数がMAXです。大分寒くなって乾燥した10月末の日本から来たので、余計にそう感じました。
シンガポールに着いてからまだ3時間ぐらいですが、この時点で服が汗でビチョビチョでしたよ。流石赤道直下の熱帯雨林気候地域。屈強なF1ドライバー達が(気温が若干下がるナイトレースにも関わらず)シンガポールGPが体力的に一番しんどいと言っているのも頷けます。
でも、その観光には不利な気候を抑え込んでしまう程、他の魅力や利便性が高いのがシンガポールという国なんでしょうね。

 

マリーナベイ・サンズ

シンガポール金融街の遊歩道と高層ビル群
シンガポール湾と高層ビル群の景観
マリーナベイ・サンズのショッピングモール外観
マーライオンの次はマリーナベイ・サンズに行きました。
湾沿いの綺麗な道を20、30分ぐらい歩けば辿り着けます。

 

シンガポール空港内の通路と景観広告
マリーナベイ・サンズの下にはショッピングモール(ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ)があります。
マリーナベイ・サンズのショッピングモール運河クルーズ
モール内に運河が流れていて、小舟に乗って周遊できたり、
シンガポール・マリーナベイ・サンズのショッピングモール内
巨大なボウル状の滝(写真撮ったときは流れてなかった)があったり、
ゴードン・ラムゼイの「ブレッド・ストリート」外観
ディスカバリーチャンネルでお馴染みの辛口シェフ、ゴードン・ラムゼイのレストランがあったりするシンガポール最大級のショッピングモールです。台北101の下のショッピングモールに遊び心を追加したような感じ。

 

BACHA COFFEEの店内とコーヒーセット
BACHA COFFEEのコーヒーとクロワッサン
シンガポールで最初に入ったお店は、シンガポール発の大人気高級カフェBACHA COFFEE(バシャコーヒー)。
同じくシンガポール発の高級紅茶ブランドTWGの運営会社が手掛けるラグジュアリーカフェです。
普段はイートインだと行列不可避のお店なんですが、このときはオープン10分前ぐらいに着いたので待たずに入店できました。
世界中の生産国から集められた200種類以上のコーヒーから選べ(なのでメニューが辞書みたいに分厚い)、注文するのも一苦労。結局スタッフの方におススメを選んでもらいました。
コーヒーは2000円ぐらいするんですが、カップ3,4杯分ぐらいのポットに入って提供されるので、そう考えるとそんなに高くないです。
シンガポールBACHA COFFEEのケーキとペストリー
抹茶クロワッサンとピスタチオ
コーヒーよりも印象に残った(コーヒーは好きだけど、そこまで拘りがないのもある)のがこのクロワッサン。パン好きの自分には感動モノのおいしさでした。シンガポールは美味しいパンが沢山あるのも良かったなー。
ちなみに、このバシャコーヒーですが、去年12月に銀座に日本初出店してます。
ですが、店舗が小さい事もあってイートインだと3時間待ち、テイクアウトでも1時間待ちという大盛況なので、なかなか行く気にならないんですよね。

 

というところで、久々のブログ記事ということもあって調子に乗って書きすぎてしまったので、今回はここまで! ではまた!

 


▼シンガポール旅行日記のリンク

  1. 準備・到着 ※この記事
  2. チャイナタウン散策&ホテル紹介
  3. ナイトサファリ観光
  4. シンガポールGP F1市街地コース朝散歩
  5. 巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ