百億の昼と千億の夜 | 夙の三郎 オフィシャルブログ powered by 俺様

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風を知れ!
そして地の薫りを嗅ぐのだ!
さすれば血は炎のたぎりを失う事なく運命の鐘を鳴らすだろう…

もはや枷は外れた



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"漫画少年"だったから少女漫画は読まなくても(Banana Fishは好きだった)萩尾望都は知っていた

水島新司と池田りよこ(だった…と思う)のコラボなんかで"少年と少女"の垣根が崩れつつあった時代
やはり1977年(か1978年,)この時期ってSFジャンルが新機軸を次々と打ち出していた




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【百億の昼と千億の夜】
タイトルに惹かれ"萩尾望都"であるにも関わらず,単行本を購入した


思いの外,深いテーマに魅入られた
地球人類の起源,宗教の形を摂った支配,連綿と続く闘い…"救い"を謳う支配者の真意を解き明かす壮大な叙事詩!
アップ何かの宣伝みたいやね



急いで《原作》を購入
多少の違いはあるけど,より哲学的で難解ながら
シッタータ,オリオナエ(プラトン),アシュラの探求心が丹念に描かれてある(その分,長い)




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しかし
どういう"脳ミソ"なら,こんな物語を考えられるんかな?
心残りは"漫画版"のイエスが何だか…軽いというかチンピラみたいなのが$〆√だな
(ー_ー;)



映画に成んないかな?




一本に纏めてサ
面白いんだけどなぁ~