事の始まり | 膀胱癌と診断されて

膀胱癌と診断されて

2023年初頭、膀胱癌ステージ4と診断されました。
突然の人生崖っぷちに困惑しつつ一通り足掻いてみようと思います。

事の始まりは2022年12月24日

コロナ陽性の判定を受ける。

 

そして療養中に突然の血尿。

 

慌てて「コロナ 血尿」で調べるとどうやらちょいちょいあるらしいという事でほっとしたものの、

一応病院で診てもらおうと色々電話を掛けたが全てコロナ療養が終わってから来てくださいとの事。

 

まーそりゃそうだろうな、と。

 

仕方なく年明け回復後にとある泌尿器科に予約を取ってみてもらう事に。

 

2023年1月6日

泌尿器科の病院で診察してもらい、気になるところがあると言われて次回エコー検査をやると言われて帰宅。

 

2023年1月12日

エコー検査の結果膀胱に憩室が有るとの事。

しかもかなり大きい。

聞けば随分昔からのもので先天性らしい。

ただこの時点ではなんとも言えないらしく、紹介状を書いてもって総合病院で造影剤を使ったCT検査をしてもらう事に。

 

2023年1月19日

総合病院でCT検査をしてもらって直ぐにかかりつけの泌尿器科の先生の所へ行くと、既に結果が送られてきているらしく結果を一緒に開封。

そしてそこに書かれていたのは悪性腫瘍の疑い有り、と。

書き方はどうだったか覚えてないけど先生はやっぱりなといった感じ。

次回30日に内視鏡検査するから家族の方と一緒に来てと言われたけど正直急展開過ぎて気持ちが整わない。

え?

え?

え?

な感じになってると先生が、膀胱癌なんて毎年沢山居るから大丈夫。

ここで見つかって良かったでしょ。

と、励ましてくれてるのか良くわからないけど多分励ましてくれてたんだと思う。

この日は妻が病院に迎えに来てくれてたので、「癌だってさ」と伝えると予想通りフリーズ。

「でも発見早かったんなら良かったね」と、この時はまだそんな感じで思ってた。

 

2023年1月30日

内視鏡検査は下半身麻酔を入れてぶっとい管を入れるタイプ。

可能なら治療してしまおうと言う奴だろうか。

ビビってたけど麻酔が聞いてて痛くはなかったのは救い。

ただ、憩室の入り口が狭くて状況の確認は結局出来ず。

この時点でここで出来る事は無いからと総合病院に紹介状を書いてくれて明日行って来てください、と。

 

2023年1月31日

まずは自分で見てみたいからと機能に引き続きの内視鏡検査。

今度のやつはカメラだけの様で細かったけど麻酔は無し。

痛みに耐えて検査終了。

そして先生から言われたのは、

「恐らく癌で間違いないですが、どの程度と考えてますか?」と。

え?

え?

怖いんですけどw

恐る恐る

「進行してなきゃ良いなと思ってます」

と答えると。

先生が深呼吸して、

「膀胱全摘出も視野に入れて考えておいてください」と。

え?

まじで?

え?

早期発見じゃなかったの?

えーーー!

 

その日の帰り道は冷たい雨が降っていたせいかすべての景色が世紀末風に見えた。

 

2023年2月8日

全身MRI検査。

結果は後日といわれ帰宅。

 

2023年2月14日

明後日16日からの検査入院の説明を聞きに妻と来院。

そこでMRI結果も聞かされ、3か所の転移有り。

この時点でステージ4確定。

 

2023年2月16日

今日から3日間の検査入院。

今まで入院した事もなく、一度位入院してみたいなどとのたまっていたバチが当たったんだろう。

手術した日は身動きできずにただひたすら痛みに耐える地獄の時間。

一睡もできずに朝を迎えて少し落ち着いたけどこれはキツイ。

痛みもそうだけど動けないってつらい。

先日亡くした父はもっと長い間動けず苦しかったんだろうと思うと気持ちを分かってあげれてなかったなと少し申し訳ないきもちになった。

 

続く