湯西川温泉泊り|揚羽・恒武平氏ゆかりの宿

【湯西川温泉・揚羽】一泊旅行 2024年7月7-8日
 

●湯西川温泉|宿泊の思い出

夫婦で行った「湯西川温泉の旅の思い出」を綴っています。
 
これまでに、
 
自宅から湯西川温泉へ向かった際の出来事をお話した前編と、
 
湯西川温泉から自宅へのルートと立ち寄った先についてお話した後編を書きました。
 

 

 
この最終章では、泊った宿「揚羽」(あげは)の感想をお話します。
 

●「揚羽」(あげは)の感想

湯西川温泉の旅館「揚羽」(あげは)に一泊しました。

 

宿泊した感想は(満点が星5つで)、星4つです。

 

一風変わった空間と、6つの貸切露天風呂を楽しめて大変満足できました。

 

湯西川温泉の周りはとても静かでした。

 

たっぷり温泉を堪能できました。

 

日曜日の宿泊なのに、けっこうな泊り客がいました。

 

月曜日の朝食会場は7時のスタート時点ですでに一杯で、

並ばないと入れなったため、時間をずらして再訪問した程でした。

 

●選んだ決め手

揚羽」は、楽天トラベルで予約しました。

  • 楽天トラベルの何とかアワードを受賞していた。

  • 希望の宿泊料金以内であった(2食付きで思ったよりも安かった)。

  • 貸切風呂があった。

  • 時代がかったインテリア(武家屋敷風)の部屋が面白そう。

などが決め手になりました。

 

●旅館と部屋の印象

●旅館の入り口

観光スポット「水の郷」から5分ほどの距離で、左側に入り口がありました。

 

揚羽の入り口

 

入り口は少しわかりにくい印象。

 

直前に入って行く車がなかったら、うっかり通り過ぎていたかもしれません。

 

入り口の坂を下るとすぐ、旅館の正面玄関が見えます。

 

●旅館の門構え

ごちゃごちゃした印象はありますが、時代がかった雰囲気は出ています。

 

揚羽の玄関

 

暗くなるとかがり火がたかれるようです。

 

●ロビー

「この辺りの古いもの集めました!」みたいな空間でした。

 

・中央

揚羽のロビー

 

・窓側

揚羽のロビー窓側

 

・通路側

揚羽のロビー通路側

 

日本人には「ちょっとごちゃ混ぜになってない?」だけど、

何でもクールと言ってしまう外国人観光客には受けそうな空間でした。

 

●宿泊した部屋

せっかくなので、旅館がコンセプトとしている

武家屋敷風の雰囲気を演出している部屋を予約しました。

 

囲炉裏が置かれた広縁は、とても居心地が良かったです。

 

窓の外は竹林と貸切露天風呂の小屋が並んでいます。

 

広縁

 

窓ガラスを開け障子の配置を工夫すると、

風が部屋に入ってきて気持ちよかったです。

 

障子

 

部屋はとても綺麗でした。

 

床の間

 

着物が飾られていて、

「寝ている時に変な夢をみるのではないか」と心配しましたが、

大丈夫でした。

 

着物

 

●旅館の温泉(風呂)について

●貸切露天風呂

6種類の「和風貸切露天風呂」を体験するには、

チェックイン時に「湯めぐり茶屋」の会員証を見せる必要があります。

 

会員証を持っていない人は、3,000円(税別)で購入できます。

 

会員証は、次回宿泊時以降も(本人以外の家族・友人も)繰り返し使えます。

 

お得だと感じました。

 

湯めぐり茶屋会員証

 

会員証を見せると露天風呂のドアを開ける「湯めぐり鍵」を渡されます。

 

貸切露天風呂は宿の庭にあります。

 

6棟の小屋に分かれて点在し、1つの通路で結ばれています。

 

小屋の名前のライトが消えていれば空室で、使用可能です。

 

ドアの鍵を開け入室して内鍵をかけると、

名前のライトが点灯し、使用中となる仕掛けです。

 

 

小屋の内部には脱衣場と湯舟しかありません。

 

洗い場はないので、たとえ満室であっても回転は早いです。

 

私も、目当ての小屋が使用中だった時、

通路で少し(長くて7~8分)待つことで入室できました。

 

 

6つの貸切露天風呂、すべてに入りましたので紹介します。

 

庭への出入口から近い順でご紹介します。

 

1.月光の湯 : ぬるいです。

 

いつまでも入っていられる感じです。

 

月光の湯

 

2.木曽の湯 : ぬるいです。

 

3棟横並びの中央の風呂です。

 

左右の風呂に人が入っていると、話し声が聞こえます。

 

木曽の湯

 

3.山懐の湯 : ぬるめです。

 

湯船の底がザラザラしていて、ちょっと痛いです。

 

山懐の湯

 

4.龍神の湯 : ちょうどいいお湯加減です。

 

最も好みの温度でした。

 

この宿で、一番のお気に入りの露天風呂になりました。

 

龍神の湯

 

湯舟は狭いです。

 

川の音が心地よく、リラックスできました。

 

龍神の湯

 

5.小舟の湯 : 少し熱めのお湯です。

 

湯舟は広かったです。

 

7月初旬の緑がとてもキレイでよかったです。

 

小舟の湯

 

6.花筐の湯 : かなりの高温です。

 

長く入れませんでした。

 

花筐の湯

 

各湯のコメントを読んでお気づきのとおり、

入り口から奥の露天風呂に行くにしたがって、お湯の温度が高くなります。

 

「同じ源泉を奥から手前(入り口側)に流しているためだろう」と予想されます。

 

 

どの露天風呂も湯量は充分で、常にお湯が湯舟に流れ込んでいました。

 

ですが、

多くの人が絶え間なく入浴するので、ゴミが浮きキレイなお湯とは言い難いです。

 

私は、ゴミをお湯ごと手ですくい、湯船の外にバチャバチャ出したりしていました。

 

手桶もあるので、それですくってもいいかもしれません。

 

朝8時30分ごろに入った「小舟の湯」は、比較的キレイなお湯でした。

 

時間帯にもよるのかもしれません。

 

●内風呂(男湯)

大きめの内湯と、外に露天風呂がありました。

 

夜の露天風呂は、気持ちよかったです。

 

お湯(泉質)は、小屋の貸切露天風呂と同じで、

透明で硫黄の臭いはほとんどなかったです。

 

●旅館の食事について

夕食と朝食をいただきました。

 

どちらもバイキングでした。

 

味は、まあまあ普通です。

 

全体的に田舎風の料理が多かったです。

 

豪華ではありませんが、私には充分でした。

 

デザートがなかった」のが、妻には残念だったようです。

 

●夕食

ごはんは、白飯を含め数種類ありました。

 

夕食

 

夕食時、ワンドリンクサービスがありました。

 

妻は白ワイン、私は生ビールにしました。

 

夕食

 

●朝食

朝食

 

●お土産

●平家最中

自宅へのお土産として購入した
「平家最中」がめちゃくちゃ美味しかったので、おすすめします。
 
平家最中箱
 
6個入って600円なんて、めちゃくちゃ安いのに、さらに美味いなんて最高。
 
平家最中
 
上品な甘さのあんこが、とても美味しかったです。
 
2つも食べてしまいました。
 
平家最中案内
 

●平家最中購入時の注意点

平家最中は、旅館の「おみやげ処」で事前に注文してください。
 
夜間は、コーヒーコーナーに注文用紙があるので、
記入してフロントに提出すること。
 
前日までに注文していないと、
帰りの日の出発時間(チェックアウト)までに受け取れません。
 
実際に、当日欲しいと言った人が
「時間の関係でダメです」と断られていたのを目撃しました。
 
作っているお店の人が、各旅館に配達に出ていて連絡がつかないからだそうです。
 

●散策

湯西川温泉といえばこの景色」というのが私の中にあって、
その景色を求めて旅館から散策に出かけました。
 
その景色がこちら。
 
古民家
 
川べりに古民家が並んでいる風景です。
 
TVやネット、パンフレットでよく目にします。
 
旅館から5分ほどの距離でした。
 
めちゃくちゃトンボが飛んでいたのが印象に残っています。
 
湯西川温泉のトンボ

 

以上、恒武平家ゆかりの宿「揚羽」の思い出でした。