湯西川温泉泊り|揚羽・恒武平氏ゆかりの宿
●湯西川温泉|宿泊の思い出
●「揚羽」(あげは)の感想
湯西川温泉の旅館「揚羽」(あげは)に一泊しました。
宿泊した感想は(満点が星5つで)、星4つです。
一風変わった空間と、6つの貸切露天風呂を楽しめて大変満足できました。
湯西川温泉の周りはとても静かでした。
たっぷり温泉を堪能できました。
日曜日の宿泊なのに、けっこうな泊り客がいました。
月曜日の朝食会場は7時のスタート時点ですでに一杯で、
並ばないと入れなったため、時間をずらして再訪問した程でした。
●選んだ決め手
「揚羽」は、楽天トラベルで予約しました。
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楽天トラベルの何とかアワードを受賞していた。
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希望の宿泊料金以内であった(2食付きで思ったよりも安かった)。
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貸切風呂があった。
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時代がかったインテリア(武家屋敷風)の部屋が面白そう。
などが決め手になりました。
●旅館と部屋の印象
●旅館の入り口
観光スポット「水の郷」から5分ほどの距離で、左側に入り口がありました。
入り口は少しわかりにくい印象。
直前に入って行く車がなかったら、うっかり通り過ぎていたかもしれません。
入り口の坂を下るとすぐ、旅館の正面玄関が見えます。
●旅館の門構え
ごちゃごちゃした印象はありますが、時代がかった雰囲気は出ています。
暗くなるとかがり火がたかれるようです。
●ロビー
「この辺りの古いもの集めました!」みたいな空間でした。
・中央
・窓側
・通路側
日本人には「ちょっとごちゃ混ぜになってない?」だけど、
何でもクールと言ってしまう外国人観光客には受けそうな空間でした。
●宿泊した部屋
せっかくなので、旅館がコンセプトとしている
武家屋敷風の雰囲気を演出している部屋を予約しました。
囲炉裏が置かれた広縁は、とても居心地が良かったです。
窓の外は竹林と貸切露天風呂の小屋が並んでいます。
窓ガラスを開け障子の配置を工夫すると、
風が部屋に入ってきて気持ちよかったです。
部屋はとても綺麗でした。
着物が飾られていて、
「寝ている時に変な夢をみるのではないか」と心配しましたが、
大丈夫でした。
●旅館の温泉(風呂)について
●貸切露天風呂
6種類の「和風貸切露天風呂」を体験するには、
チェックイン時に「湯めぐり茶屋」の会員証を見せる必要があります。
会員証を持っていない人は、3,000円(税別)で購入できます。
会員証は、次回宿泊時以降も(本人以外の家族・友人も)繰り返し使えます。
お得だと感じました。
会員証を見せると露天風呂のドアを開ける「湯めぐり鍵」を渡されます。
貸切露天風呂は宿の庭にあります。
6棟の小屋に分かれて点在し、1つの通路で結ばれています。
小屋の名前のライトが消えていれば空室で、使用可能です。
ドアの鍵を開け入室して内鍵をかけると、
名前のライトが点灯し、使用中となる仕掛けです。
小屋の内部には脱衣場と湯舟しかありません。
洗い場はないので、たとえ満室であっても回転は早いです。
私も、目当ての小屋が使用中だった時、
通路で少し(長くて7~8分)待つことで入室できました。
6つの貸切露天風呂、すべてに入りましたので紹介します。
庭への出入口から近い順でご紹介します。
1.月光の湯 : ぬるいです。
いつまでも入っていられる感じです。
2.木曽の湯 : ぬるいです。
3棟横並びの中央の風呂です。
左右の風呂に人が入っていると、話し声が聞こえます。
3.山懐の湯 : ぬるめです。
湯船の底がザラザラしていて、ちょっと痛いです。
4.龍神の湯 : ちょうどいいお湯加減です。
最も好みの温度でした。
この宿で、一番のお気に入りの露天風呂になりました。
湯舟は狭いです。
川の音が心地よく、リラックスできました。
5.小舟の湯 : 少し熱めのお湯です。
湯舟は広かったです。
7月初旬の緑がとてもキレイでよかったです。
6.花筐の湯 : かなりの高温です。
長く入れませんでした。
各湯のコメントを読んでお気づきのとおり、
入り口から奥の露天風呂に行くにしたがって、お湯の温度が高くなります。
「同じ源泉を奥から手前(入り口側)に流しているためだろう」と予想されます。
どの露天風呂も湯量は充分で、常にお湯が湯舟に流れ込んでいました。
ですが、
多くの人が絶え間なく入浴するので、ゴミが浮きキレイなお湯とは言い難いです。
私は、ゴミをお湯ごと手ですくい、湯船の外にバチャバチャ出したりしていました。
手桶もあるので、それですくってもいいかもしれません。
朝8時30分ごろに入った「小舟の湯」は、比較的キレイなお湯でした。
時間帯にもよるのかもしれません。
●内風呂(男湯)
大きめの内湯と、外に露天風呂がありました。
夜の露天風呂は、気持ちよかったです。
お湯(泉質)は、小屋の貸切露天風呂と同じで、
透明で硫黄の臭いはほとんどなかったです。
●旅館の食事について
夕食と朝食をいただきました。
どちらもバイキングでした。
味は、まあまあ普通です。
全体的に田舎風の料理が多かったです。
豪華ではありませんが、私には充分でした。
「デザートがなかった」のが、妻には残念だったようです。
●夕食
ごはんは、白飯を含め数種類ありました。
夕食時、ワンドリンクサービスがありました。
妻は白ワイン、私は生ビールにしました。
●朝食
●お土産
●平家最中
●平家最中購入時の注意点
●散策
以上、恒武平家ゆかりの宿「揚羽」の思い出でした。