テーマ
美味しい珈琲を飲むには
芳醇な洋酒のような、
奥深い香りを感じました。
~後味に残る奥行きのある苦味を
何度も反すうしたくなります~
コーヒーの日となる、10月1日。
コーヒー好きな皆さま方
深まる秋を感じつつ 今日も
美味しい珈琲を味わっておられますか?
こんにちは。
気温高めなれど、、、 湿度は低く
カラッと晴れた 晴天の京都へ!
お得意さま回り&買い出し&視察に
行っていた
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一です。
さて、今回は、
珈琲の香りや味わいを… かなり深く
感じ取り、楽しんでいらっしゃる
若きコーヒー好きな女性から頂戴した
お便りを紹介します。
●京都府 リョウコさま 女性 30代
いつも 宅配便で受け取る瞬間から
香り立っていることに驚きます。
香ばしくて フワッと軽さを感じる香り
だなぁ と思いました。
とても香り高いと思います。
袋を開けて香ると。。。
芳ばしい軽さに加えて、芳醇な洋酒の
ような奥深い香りを感じました。
濃く入れるコーヒーを教えていただいて
から、時折入れますが、旨みが凝縮して
とても美味しいです。
今回の豆は、より濃厚でコクがあり、
どっしりした重厚感がありました。
後味に残る苦味を
何度も反すうしたくなります。
奥行きのある苦味が感じられます。
甘さを楽しみたい時は、濃い目より
通常量のコーヒー豆でいただく方が
味わえるように思います。
とても柔らかい甘みにホッコリします。
山口さんのコーヒーは、いつも美味しくて
冷める前に飲みほしてしまうのですが 笑
冷めても風味が失われず、
とても美味しく感じます。
[ 奥行きのある苦味のもつ正体 ]
リョウコさま ありがとうございました。
今回のお便りに綴られていた内容の中で
私が特に注目したのは、次の2点です。
一つ目
・芳醇な洋酒のような
奥深い香りを感じました。
焙煎する前の珈琲豆( 生豆 )には、
ほとんど 香りはありません。
植物の種子らしい、緑っぽい青っぽい
そんな香りが微かにします。
皆さんの知る、
珈琲豆が放つあの芳ばしい良い香りは
焙煎することで生まれます。
ですが、( ここ重要 )
焙煎が香りを生み出しているわけでは
ありません。
香りのもと となる要素は、生豆自体が
もともと持って( 内包して )いるもの
です。
よって、粗悪な生豆をいかに焙煎しても
奥深い良い香りにはなりません。
そして、( ここ、さらに重要 )
せっかく 素晴らしい香りをもつ生豆でも
珈琲焙煎の結果が 良くなければ、、、
芳醇な洋酒のような香りは出ないのです。
つまり、( 一つ目のまとめ )
素晴らしく良い香りのもとを 内包する
上質上等な生豆を用意し、
その豆の持つ力を最大限に引き出すような
焙煎結果を 得られたときに。。。
・芳醇な洋酒のような
奥深い香りを感じる珈琲豆が生まれます。
二つ目
・奥行きのある苦味が感じられます。
この部分こそ、
この女性の 味覚感覚の高さを表す所です。
表現が、単に 「苦い」 ではなく
「奥行きのある苦味」 と書かれている場合
その人は、味わいや コクや 苦みの層に
厚みが存在していることに 気づいている。
珈琲豆の味は、すべて単一な味ではなく
苦みの中にも幾重にも 折り重なるように
入っている味わいの層があること、
それを 感じ取れているわけです。
毎日、おいしいコーヒーを飲みたい!と
願われている コーヒー好きなあなたにも
芳醇な洋酒のような、奥深い香りを感じ
後味に残る奥行きのある苦味を
何度も反すうしたくなるような そんな
素晴らしく美味しい魅惑のコーヒーを
味わってもらいたいです。
ありがとうございました。
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誠に ありがとうございます。
山口珈琲店
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一
山口珈琲店のホームページは、
こちらです。
http://www.yamaguchicoffee.com/
※本日の、おまけ
山口珈琲店のおやつ
の巻き
山口珈琲店では、作業の合間に
おやつタイムがあります。(微笑)
(みんな~ がんばってくれて)
(本当に ありがとう~!)
で、その、おやつタイムですが…
(手前味噌ながら)
美食家を自負する 社長 山口
(自他ともに認める)
食通買い物名人&歩く ぐるなび
の異名を持つマネージャー
この ツートップの存在ゆえ。。。
必然的に、おやつには、
なぜ、ここに、このような品が~!
と言うような
超絶 美味しい食べ物が
ごく 自然に置いてあります。
そして、また、
大切な お客さま方から頂戴した
日本各地から届く
ウルトラ美味しい お菓子等々
が並んでいるときもあります。
先日は、美味しい物の宝庫
と言われる岡山県から届いた
ピオーネが、おやつでした。
香り・ジューシーさ・甘み・
口にしみ込む味わい
もうすべてが
悶絶する美味しさでした。
この前は、筑前太宰府名物、
梅ヶ枝餅 (うめがえもち)が
おやつでした。
しかも、これって、
平日でも行列が出来るほどの
人気店である
「かさの家」さんが作る
「梅ヶ枝餅」 じゃ~あ~りませんか!
こののち、しばらくして。。。
天満宮・焼き餅
のキーワードを発端に
山口の京都行きが
決まってしまうのです。
京都編に続く(のか?)