テーマ
美味しい珈琲を飲むには
モカ嫌いの人がモカ好きになった、モカ。
副題 : あふれるモカ愛から生まれた疑問。
全国の
モカが好き だとおっしゃる皆さま方、
モカは、
酸味があるから 好きではない
( どちらかというと、嫌い )
と思っていらっしゃるお方々、
こんにちは。
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一です。
「 モカは、好きではない 」 という
お客さまから ( 一転! )
モカ愛にあふれたメールを頂戴しました。
●大阪府枚方市 加藤さま 女性
山口様
いつもおいしいコーヒー、勉強もさせていただき、
本当にありがとうございます。
コーヒー豆が 素晴らしい香りを放っています。
モカコーヒーは、あまり好きではなかったので、
今回、モカの最高級品が届くと聞いて、
すごく 楽しみにしておりました。
「 モカって、いやあね、 」 という印象を
180度 覆してくれるコーヒーに
出会えるに違いない、と確信していたからです。
・いやだなぁと思っていた酸味が抑えられている
・高貴さが 際立っている
・喉を通ったあと、うま味を全身で楽しめる
・すごくおいしい!!
こんなコーヒーがあるんですね。。。。
と思いました。
【 プロの焙煎 】 の威力、納得いたしました。
焙煎士は、オーケストラの指揮者のようですね。
指揮者が変わると、
同じ曲、同じオーケストラから
違う印象の演奏が引き出されるのと同じように
焙煎士によって、
同じ種類の豆でも 違うコーヒーになりますね。
何で 世の中の喫茶店は、
浅煎りのモカコーヒーを 出すのでしょう。
まずいと 思うのですが…。
何か 理由があるのでしょうか?
今回の 山口珈琲店の モカイルガチェフは、
一口目から フルーツジュースのような
おだやかで やさしい 酸味が感じられ、
大変おいしかったです。
※モカの生豆は、他の豆とくらべてやや小粒です。
それだけに、煎りにくく
生焼け ・ 煎りすぎに なりやすいのです。
この可愛い豆を上手に乾かして膨らませると…
絵も言えぬ 素晴らしい香りを放ち
ジューシーな美味しさを 楽しませてくれる
珠玉のモカコーヒーとなります。
[ 山口の 返信 ] ※抜粋
加藤さま
こんにちは。 山口珈琲店 山口です。
いつも お世話になっております。
エッセンス盛り沢山の
楽しく かつ 興味深いメールを
送ってくださり、
誠に ありがとうございます。
特に目立ったところを いくつかピックアップ
いたしますと…
●モカって、いやあね、という印象を
180度覆してくれるコーヒーに
出会えるに違いない、と確信していた
・モカ好きになるか
・モカ嫌いになるか
それには、モカという豆 ( 銘柄 ) のせい
ではなく
珈琲焙煎の仕上がりと 鮮度が
色濃く 影響しています。
コーヒー豆への 火入れが不足していると
モカの持つ酸味が
必要以上に 際立ってしまい
すっぱい 飲みにくい豆となります。
また、高級銘柄は、
販売の回転が 遅めなので
『 買った時点で、古い豆 』 なんてことが
街中では、
ごく 当たり前のように起こっています。
真に 高品質なモカは、
加藤さんが おっしゃるように
高貴な風味を 全身で楽しめる
珠玉の 美味珈琲なのです。
●何で世の中の喫茶店は
浅煎りのモカコーヒーを出すのでしょう。
まずいと思うのですが。
何か理由があるのでしょうか?
仕入れ価格の高い豆は、
( モカに限らず )
浅煎りがセオリーとされています。
なぜなら、
浅く煎る方が 香りが良いとされ
( 私からすれば…、明確な根拠なし )
さらに 浅く煎ると 重量が重くなるので、
(グラム単位の 量り売りゆえに)
他の豆より 少ない量で
価格を高めに販売すると… 儲かるからです。
( そう考える 店は、いっぱいあります )
( これが、悲しい現実です )
●モカイルガチェフは、
一口目から
フルーツジュースのような酸味が感じられ、
大変おいしかったです。
嫌いと思っていた豆は
じつは、 良い豆なら おいしかった!
という、素晴らしく幸せな 展開となり
とても よかったです。
これからも
加藤さんに 喜んで戴けるような
おいしい珈琲作りに 精進いたします。
ありがとうございました。
山口珈琲店
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一
この記事を 読んでくださっている
モカ好きな お方にも
モカ嫌いな お方にも
他の豆には無い ( モカ独特の )
モカだけがもっている
華やかな モカフレーバーと
カラダ全身に 染みわたるような
やさしいコク 気品ある豊かな風味を
存分に 楽しんで戴きたいです。
ありがとうございました。
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語ってまいります。
今日も 最後までお読みくださり
誠に ありがとうございます。
山口珈琲店
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一
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こちらです。
http://www.yamaguchicoffee.com/
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