見極め3本勝負

( ブラジル編 )




美味しい珈琲がお好きな皆さん

こんにちは


美味しい珈琲というのは、

ほんとう~に おいしいですよね。



心から美味しいと思える珈琲を

味わっていると


気持ちも おだやかになって

癒やされるし


ほっこりと幸せな気分を味わえます。




私は仕事柄 珈琲好きなお方と

お話しすることが多いですし


お客さまからご質問をお受けする

ことも多いです。


みなさん美味しい珈琲に

興味津々なのですが


こういうことを

よく おっしゃいます。



「 私 珈琲は好きなんですが 」


「 珈琲の味

  いまいち わかってないかも… 」



これらのコメントは


ままっ、ご謙遜なのだろうと

思っていますが



これから、珈琲のおいしさを知って

自分も そのうまさを十分に堪能したい


珈琲の

本当のおいしさを わかりたいから


いろんな珈琲を試して

珈琲の味がわかる自分になりたい



そんなふうに思われているお方は

ぜひ、この銘柄を試してみてください。


それは、ブラジル産の珈琲豆

サントスです。



プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一のブログ


【 サントスの基本レクチャー 】


サントスは、ブラジルを代表する珈琲豆の

銘柄です。


名前のサントスとは、ブラジル産の珈琲豆

を集めて出荷する際使用する港の名前


サントス港から由来しています。


ブラジル珈琲の代名詞と言ってもいいと

思います。


スタンダードの トップグレードは、

№2と呼ばれるもので


この場合、№1は存在しません。



スタンダード以外にも

プレミアムグレード

スペシャルティグレードがあります。



味は、酸味の少ない

いわゆるフラットな味わいです。


簡単に言うと、平淡 ( おだやかであっさり )で

目立った特徴のない味わいです。


単品 ( ストレート ) で飲みやすく

万人向けとも言えます。



また、サントスのもつ おとなしい味わいは

ブレンドにもよく使われます。


ブレンド珈琲を買って、豆の袋書きに

『 原料ブラジル 』 などと書かれている場合は


サントスを使っているはずです。




珈琲焙煎の観点から言うと


酸味の少ない豆は、煎りやすいと言えるので

珈琲焙煎が失敗しにくい豆とも言えます。


ゆえに、結果的に、

ハズレの少ない豆なわけです。



と、ここまでは

珈琲関連の本などにも よく書かれています。


ここから

【 プロ対象レクチャー 】



サントスは、確かに平淡な味わいをもつ豆

ですが


煎り方次第で、飛躍的においしくなる豆

でもあります。


おだやかに 水分を抜いていく焙煎を

行うと


カラッとした とても香ばしい香りと風味を

生み出すことができます。


単調な煎り方をやめて

焙煎の途中に 様々な変化をつけてみて

ください。


浅くてやわらかな味わいを楽しめる

サントスも作れますし


深くてうまみあふれる香味が口いっぱいに

広がるサントスを作ることも可能です。




[ 補足 ]

煎りやすくて、失敗しにくい豆ですが


逆に言うと

ただ単に煎ってしまうと…


なんだかパッとしない味の珈琲になります。



サントスを美味しく煎れる焙煎士さんは

珈琲焙煎が上手な焙煎士といえます。


焙煎士の腕が試される豆なわけです。




美味しい珈琲を飲みたいけど


何を買ったら良いのか よくわからないという

お方は、まず、これから試してみましょう。



今日も ありがとうございました。


山口珈琲店

プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一



とびきりのサントスを飲んでみたいお方は

山口珈琲店にご連絡ください


VIP用のサントスを

少量ですがお分けします。

(かなり おいしいですよ)


山口珈琲店の連絡先は、こちらです。

http://www.yamaguchicoffee.com/