ハンドピックは、良い豆を見つける仕事




ハンドピックって、聞いたことありますか?


ハンドピックとは


焙煎した豆から不良豆を選別して

取り除く作業です。


と、一般に言われています。


 ※不良豆とは

   焙煎した豆の中に混在している

   ・煎りムラのある豆

   ・欠損豆(欠けている等)

   ・未成熟豆(豆の形に成長しなかった豆)

   ・貝殻豆(中身が無く外側だけの豆)

   ・虫食い豆(豆の表面に虫食いのあとがある)

    などのこと



確かに その通りなんですが・・・


私は少し違うとらえ方をしています。




私のおこなっているハンドピックとは


「 良い豆を見つける仕事 」


だと、とらえています。




もし、あなたが私の横で


ハンドピックの作業だけを

見ていたら


おそらく、

ごく普通に不良豆を選別して


取り除いているだけの作業に見える

かも知れません。




でも、私の目に映っているのは


深呼吸したくなるほど 素晴らしい香りを放ち


ぷっくりと ふくよかな膨らみをもつ


いかにも美味しそうな豆だけです。




通常のハンドピックが


不良豆を取り除き 残りを売る

ための作業とするなら


私のハンドピックは


良い豆だけを缶に移し替え保管し

熟成させてお客さまにお届けする


そして、それ以外の良くない豆を

売らないための作業となります。




「 なんだ結局 おんなじじゃん 」


と、思われるかもしれませんが

私には違うのです。




こんなこと書くと


また、珈琲バカ一代で 変人だと

思われてしまうな。 ( 苦笑 )


まっ いいか ( いいのか? )




山口珈琲店

プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一