親子2世代コーヒーに、歓喜の涙
( 続き )
私は、携帯に着信していた
知らない番号の主と
最初、事情がわからないまま
話し始めました。
その相手は・・・
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
山口珈琲店さんの珈琲を購入したい
のですが、
パソコンの調子が悪く
ホームページから申し込めなかった
ので、お電話しました。
そうでしたか~。 それはそれは、
お電話ありがとうございます。
じつは私、
以前、山口さんの作られた珈琲を
購入していた者の娘なんです。
■■に在住の、●●と言います。
私を含め山口珈琲店のスタッフは
お住まいの市町村と名字を伺えば
「 あっ、あのお客さま 」 と
すぐにわかります。
●●さま
お電話ありがとうございます。
いつもお世話になります。
と、私が対応すると
覚えていてくださったのですか?
と、驚きに似た反応が返ってきました。
もちろんです。●●さま
その節は、大変お世話になりまして
ありがとうございました。
~ 中略 ~
電話のご用件は
あの美味しかった珈琲を
四国に住む友人にギフトとして贈りたい
という内容でした。
はい、もちろん大丈夫です。
喜んでお届けいたします。
電話口のお客さまの声が
はじめより 少し明るく
軽やかになった気がしました。
Mさんは
お母様が購入されていた山口珈琲を
ご家庭で一緒に楽しまれていたこと
お母様は山口珈琲店が主催した
珈琲セミナーに参加されていて
私から直接
珈琲の入れ方を学ばれていて
それを教わったMさんは
自分も今でもその方法で珈琲を淹れ
楽しまれていることなど
Mさん親子と山口珈琲について
本当にいろいろと話してくださいました。
私は、以前にお付き合いくださっていた
お客さまの娘さんから
お電話を頂戴できて
珈琲のご注文をいただけたこと
だけでも
十分すぎるぐらい感激しているのに
私の作る珈琲にまつわる
親子2世代のストーリーをお聞きして
思わず、うれし涙がでました。
丁寧にご挨拶して会話を終えたのち
Mさんからお届け先のご住所などを
知らせるメールを頂戴しました。
そのメールには
このようなことが記されていました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
先程は
温かいお電話を有難うございました。
随分前になりますのに
母の事を覚えていて下さって
本当に嬉しかったです。
有難うございます。
本当に
誠実なご厚意 感謝しています。
実は、この届け先は
母の実家になるのですが、
近くに住む私の友人に渡したくて
注文させていただきました。
山口さんの大切なコーヒーの香りが
届く事を楽しみにしています。
これからも美味しいコーヒーを
よろしくお願いいたします。
お仕事頑張って下さい。
感謝して
●●淳子
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涙もろい私は
このメールにも歓喜の涙が流れました。
珈琲を売る人と、買う人、という一方通行の
関係を越えたところに存在する
珈琲を作っている者と
その珈琲を 心から楽しんでくださる方
私はやっぱりこういう関係性が大好きです。