味覚の常識を、くつがえします。




あなたは、こんな話

聞いたことありませんか?


 ・舌のそれぞれの場所において

  味覚の感じ方は違う




または、こんな図

見たことありませんか?


プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一のブログ
      「味覚分布地図」



おそらく多くの人が、どこかで一度は

見聞きしたこと あるかと思います。


じつはこれ、間違いだったんです。


「 えぇ~っ!? 」「 ホント!? 」って、

思った人もいることでしょう。




[ 5秒でわかる 解説 ]


これは、<味覚分布地図>と呼ばれる

考え方です。


舌のそれぞれの場所において味覚の

感じ方が違う というもので


長い間一般にも広く信じられていました。

以前は教科書や学術書にも掲載されていました。


ところが、この<味覚分布地図>は

間違いだったのです。


食べ物の味を感じ取っている主なところは、


舌に10000個ほどある<味蕾>と呼ばれる

小さな器官です。


その機能は舌の全体でほぼ均一であり、

場所による偏りはありません。




[ お時間のある方むけ 解説 ]


甘味、塩味、酸味、苦味、

この基本味の感じる部位は


 ・甘味は舌の先端

 ・塩味は舌の前面両側

 ・酸味はその後ろ

 ・苦味は舌の腹(奥)


だというのが今までの定説でした。



「味覚分布地図」という説が一般に

広く知られるようになったのは、


1942年に出版された

『実証心理学の歴史における感覚と知覚』

という書籍が元になっています。


これの元ネタは


1901年に出版されたドイツの科学者

ヘーニック博士の論文です。



この「味覚分布地図」の説が

間違っている事は


たとえば、現在の味覚検査法を用いれば

簡単に確かめられるはずです。


ところが、なぜか


この先人の論文はそのまま検証もされず
引用され続けてきたようです。



今でも「味覚分布地図」を正しいものとして

掲載しているwebサイトもあります。


以前、テレビ番組 『トリビアの泉』でも、
ガセネタとして紹介され


間違いを正された事がありました。

(ガセビアの沼 No.014)



味覚は舌のどの部分でも同じように感じます。



(この話には、味覚感覚の個人差は

 反映していません。 あしからず)


(この話をしたら 私の友人は・・・)


(「自分は、わかっていた」と言いました)


(その人の料理は、バツグンに美味しいのです)


(私は、友人の舌の確かさを確信しました)


(友人は、私のコーヒーの大ファンです)


(楽屋落ちで 恐縮です・・・)




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