つややかな透明感をもつ珈琲



朝晩かなり涼しくなってきました。

温かいコーヒーが いつにも増しておいしい季節です。



おいしいコーヒーの基準の一つに

 ・抽出されたコーヒーに、澄んだ透明感があるか?


というものがあります。



澄んだ透明感と一口に言っても

何のことだか よくわかりません。

抽出されたコーヒーは、しばらく放置しておくと

クリアなままか 濁っているかが 見た目でわかります。


濁っているなら それは飲まない方がいいです。

間違いなくおいしくありません。


ところが、見た目クリアでもおいしいとは言えない

コーヒーもあります。


これでは、クリアかどうかで味わいを判断できないという

ことになります。



私流にこの基準を言い換えるなら…



澄んだ透明感とは、見た目だけを言っているのではなく

「飲み心地をあらわした 表現である」 となります。



うま味成分を 十分にふくんだコーヒーには、


その濃度が濃くても薄くても


まるで 口にしみ込むような


たまらなくジューシーな コーヒー感を感じます。


妙なえぐみや 渋みがなく


味わいは滋味深いのに しつこくない


何度も何度も 口に含みたくなる


クリアな飲み心地を感じます。


それは、


つややかな透明感をもつコーヒーと言えます。




これから ますますコーヒーがおいしくなる季節です。


つややかな透明感をもつ


うま味成分あふれる おいしいコーヒーを


お楽しみください。


山口珈琲店

プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一