大量の仕事やデータを抱え込んでいれば
どんなに優秀な頭脳でも動きが鈍くなる
というのが思考の働きをパソコンのCPUとメモリに例えた昨日の記事だった。
今日は感情の働きをクルマのエンジンに例えてみよう。
私たちの感情の働きは
クルマのエンジンに似ている。
私たちを進みたい方向に動かし
避けたいものからは一目散に逃げる
その動力を生み出してくれるのが感情だ。
感情の性能が高ければ高いほど
私たちは嫌なものを避けつつ
好きなものをゲットしながら人生を歩める。
ちなみに日本では
クルマのエンジンの性能を表すとき
排気量という指標を良く使う。
排気量2000ccとか
排気量3000ccとか
聞いたことがあるだろう。
この排気量が大きければ大きいほど
馬力が大きくなり
高性能エンジンとなる。
排気量は小さいより大きいほうがいい。
そして感情の馬力も
小さいよりも大きいほうがいい。
排気量の大きなエンジンで
穏やかに進行したいものだ。
面白いことに
排気量と排気音には
相関性がある。
排気量が大きいと排気音は低音になり
排気量が小さいと排気音は高音になる。
キーキー言っている人たちは
エンジンの器が小さいのかもしれない。
さて、本題だ。
どんな高性能エンジンでも
それが正常に機能しなければ
馬力は得られない。
極端な例だが
ガソリンが漏れていたり
エンジンが暴走したら
目的地にたどり着かないしあぶない。
そんなことになっていないだろうか？
本当は高性能なのだから
ちゃんと手入れをして上手に使おう。
感情を使うのではなくて
感情に使われる側になってしまっては
本末転倒だ。
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