(安値×高値)のルートは聖杯? 日本生まれの黄金比率が分かる本! | 相場道書店ー大型書店でも満足できないあなたへ

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自分自身はまだ道半ばですが、500冊以上は間違いなく読んだので、本当に役に立った本や希少な本を紹介していきたいと思います。近所の本屋や大型書店の本でも満足できないあなたへ、本物の本との出会いをお約束いたします。

今回は日本生まれの黄金比率が書かれた本を紹介します。

 

↑この本には(安値×高値)のルートを使う手法や、著者が開発したシルバー法と呼ばれる比率が紹介されている。

 

シルバー法とは、

値幅を3で割って10を掛ける。(3.33)

値幅を4で割って10を掛ける。(2.5)

値幅を6で割って10を掛ける。(1.67)

値幅を9で割って10を掛ける。(1.11)

ことで出す比率のこと。石黒寅二氏の創案を著者が発展させて開発した。ルートを使う「幾何平均法」は開発者は不明だそうである。なんでこの数値なのかという疑問には、この本は答えてくれない。

 

シルバー法や幾何平均法が効いている銘柄を探すのもありかもしれない。銘柄にパラメーターを当てはめるのがアリなら、パラメーターに銘柄を当てはめるのもアリだ。ただ、比率だけでは気休めレベルだと思うので他の手法との組み合わせが必要。

 

↑ドル円日足。ルートで出した139.018とシルバー法で出した

1.11比率139.049がやや近い。

 

次回は1月中に更新予定です。