アビバル
卒業試験を終え、卒業式を終え、最後にアビバルと呼ばれる卒業生のパーティがありました。
お天気がいまいちだったんだけど、アビバル始まったら天気持ち直しました。
コロナなので、いつもなら、大きなダンスホール借りるんだけど、今年は屋外。
しかもダンス禁止って。トムと踊れるチャンスだったのに。。。涙
親は17時半から19時まで参加できて、その後は子供たちだけで夜中まで。。。という予定でしたが。。。
開始半時間前の17時に学校から一斉メールが子供たちに送られ、なんと、トムたちのアビバルの日の16時に保健所がアビバル禁止と言ってきた、
はぁ?
でも、結局、学校関係なしでプライベートでの集まりということでOKになりました。
が、中止になったと思ってこなかった子もいたみたいです。
卒業式の日もそうでしたが、当日コロナテストをして、その陰性証明を持参してパーティへ
移動時は常にマスク着用。
パーティは、親が思ったより少なかったです。
子供たちは、女子はドレスに男子はスーツが定番
今までいろんなアビバルの写真見たけど、女子は皆本当に同じようなロングドレス着てる子が多かったんだけど、トムの学校の子は個性的だった。
パーティドレス、ダンスドレス、パンツドレス、超ミニスカドレス、インド風ドレス などなど
見てて楽しかった。
私は、数人の親と話をしたり、写真撮ったりしてたんだけど、もっといろんな子の写真撮ればよかった。
トムは最初すごく退屈にしてた。
トムの彼女は男友達が多いので、色んな男友達が彼女の周りにやってきては写真撮ろうと言われてた。
でも、彼女興味ない子だと態度冷たい。。。
彼女の事が好きなんだなという男子も数人いました。見てたらわかる。
あーだから彼女と同じ大学行こうとしてるんだなと思った。
やっぱり、皆最後のイベントとあってかテンション高かった。
しばらくすると、トムの仲いい友達がぞろぞろとトムのところに集まってきた。
彼らが来たとたんトムのテンション![]()
私たち親は途中で帰ったのですが、その後、何人の子かは、飲みすぎで吐いてたらしいです。
皆ハメ外しちゃうもんね。
ダンスはできなかったけど、食事はあって
トムは仲良し友達と彼女と6,7人で食べてたんだって。
トムたちのテーブルは誰一人としてアルコール飲まない平和な席。
そして、常に皆一緒に行動して、誰かがいなくなったら電話してどこにいるんだ~って確認しあってたんだって。![]()
ほほえましいな~
楽しかったみたいでよかったです。
アビバルの時、トムの友達数人がトムに、「アビの成績何だった?」って聞いてきたので、成績言ったら、「俺ら、1,4。何でお前もっとアビのために頑張らないんだ!」って言われたって言ってた。
てことは、友達たちは、トムは本当はできる子だと思ってるんじゃないかな。
トムが何でアビのために頑張る必要があるんだって聞き返したら、「それは自分のプライドのためだよ」って言う答えだったそう。
プライドのためか。。。まぁそういう考えがあってもいいかもしれない。挫折した時辛いだろうけど。
トムの学校の平均点は今年は1,9だった。全国平均がだいたい2,4くらいの事を考えると高いし、きっと6割以上の生徒は1,0台をとっている。
トムの成績は下から数えた方が早いのは分かっているけれど、通知簿でいい成績のが3つ(数学、物理、体育)しかないから仕方ないよな。英語も実はよくできるんだけど、口頭で落とされて、毎回ペーパーの4つから5つ下を付けられるのでひどい点になってる。
アビバルから帰る少し前にトイレに行ったら、5年生から9年生までトムと同じクラスだった独日ハーフの女の子がいて、私を見るなり
「あー、こっち大丈夫よ。入っていいよ。」って、酔うてたな彼女。。。
その後も、彼女とちょっと話をしました。
彼女本当に良い子だってトムから聞いてたので、それ伝えたら照れてた。
誰に対しても平等に接し、いつも親切で助けてくれる子。
彼女もトムがすごく良い子だって教えてくれた。ただ、トムは友達というわけでもなかったし、どうも近寄りがたい存在だったようです。
「トムは友達ちがうし、ちょっとね、言えないの。」って言ってた。
彼女に、トムはVernünftigな子だから、心配ない大丈夫!って言われた。
そして、何度もトムには今Aさん(トムの彼女)がいるから大丈夫とも言われた。
きっとトムは恋人できて変わったんだろうね。
私の知らないトムを女子目線で教えてもらって嬉しかった。
トムは一匹狼な子ですが、トムの友達もまた一匹狼
そして、彼らが集まると常に一緒に行動する。
絆が強いと感じました。
これで、学校生活も終わりました。
私たちが住む地域では、トムの学校は非常に厳しくてレベルの高い学校で有名なんです。
フランクフルトに住むフェンサー仲間にも、「え~!あそこむちゃくちゃ厳しいし難しいので有名だよね」って言われた。
でもそんな厳しい学校で、さらに先生にも友達にももまれて良かったと思います。
卒業式の時、一人の先生がトムにだけ手を振ってくれました。
トムがいつも、「俺先生と話す方が楽しいねん」っていうの、分かる気がしました。
学校やパーティでは同学年の子たちは、殆どトムに寄って来ませんし話しかけにもきませんし、彼も他の子のグループの中に入ろうとしません。
ただ不思議な事に町で会うと声かけてくる子がいる。笑
そして、1対1になった時に、トムにこっそり話しかけてくる子がいるみたい。
そういうオーラをかもし出してるんだろうね。
あなたのお父さんが全く同じでしたよ。
すんごく近寄りがたい空気持ってる人で、皆ちょっと恐れていた部分あった。
そんな彼のスキンヘッドを私が笑いながらペシッて軽く叩いたとき、周りが凍り付いたのを覚えている。
怒られなかったけど、怒ったら怖い人なのは知ってる。
曲がったことが嫌いで、一度バーでDJ友達ら(トムパパはエンジニア兼バイトでDJしてた)数人と飲んでた時、一人の酔っぱらいが小柄なDJ友達の悪口言った途端、トムパパ切れて、その人の胸ぐらつかんで外に引っ張り出して、焦って皆で止めたな。
トムは似てる。
恐ろしやDNA!
話飛んだけど、これで終わりと思うと寂しいな。
沢山泣いて、沢山怒って、沢山笑って。。。
小学校の時は、毎日のように泣いて帰ってきて、ギムナジウム入ってからも、成績悪いたびに泣いて電話かけてきて、当時フランクフルトで働いてたけれど、トムからの電話がかかってくるたびに胸が痛かった。
あんなに泣き虫で、泣き虫トムって呼ばれてた時期もあった。
逞しくなりました。
トムの友達は、皆本当に成績優秀な子たちばかりで、彼らと比べてトムはどうしてできないんだろう?どこが分からないんだろう?どうしたてあげたらいいんだろうって、何年も悩んだ。
彼が学びたいことが何でも学べるように、全教科しっかりできるようにって、一生懸命だった。
今思い返せば私は空回りの無駄なエネルギーばかり使っていたと思う。
まわりから、大丈夫って言われても心配で、いっぱい口出ししてしまってた
実はそんな心配いらなかった。
彼は自分で興味のある分野を見つけ出し、それに真っすぐ向かって行ってる。
また、いばらの道かもしれないけど、今度は好きな事だから、それらの道も鉄の靴と鎧でざっくざっくと歩いて行けると思います。
新しい生活の中から、新しい自分発見をして、楽しい大学生活になりますように!