KINDAI UNIV. SAILINGTEAM BLOG

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近畿大学体育会ヨット部のブログです。
現役部員が近畿大学体育会ヨット部に関する最新の情報をお伝えします。

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皆様

あけましておめでとうございます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。

近畿大学体育会ヨット部
主将 片原 竜樹です。

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

旧年中は全日本個人戦に国際470級 2艇、国際スナイプ級 1艇が出場、国際470級が全日本インカレ8位の成績を残すことができました。

私自身、初の全日本大会に出場し、全日本個人戦では、シングルを走るためのコース、対艇のポジショニング、前を切れる時に切るべきタイミングなのか、リフトのブローを掴むために伸ばすべきなのか、1レースごとに貴重な経験できました。

全日本スナイプでは、世界大会を経験されている方々に使用マスト、ブームやセッティング、レースで意識されている事などをお聞きしました。大変勉強になる事も多く、部員に共有したところ、固定概念に縛られてはいけないなど、一度やってみようなど多くの意見が出ました。

部員の技術、モチベーションも高まっています。
より一層、部員全員で全日本に出場したいと感じました。
また、主将としてチームの運営、部員を引っ張っていくことの難しさを実感し、先輩方の偉大さを改めて感じました。
私には優秀な同期、後輩がいます。
ヨットの技術に関しては先輩、後輩関係なくお互いに意見を出して切磋琢磨し、チーム一丸となって、全日本個人戦に部員全員が出場、全日本インカレ両クラス出場、入賞を目標に取り組んで参ります。

本年も何卒宜しくお願いいたします。
本日で選手15人の関西インカレに向けての投稿が最後となります。
 
最後は、4回生で主将の嶋野 成優(しまの せいゆ)です。
 
【主将として関西インカレに向けて】
 
ヨット部主将、470スキッパーの嶋野成優です。
 
私は、2年前の9月に主将となりました。主将になり、1番初めに行ったことはチーム目標の再設定です。元々ヨット部に掲げられていた目標は全日本インカレ総合優勝でした。私は、誰がこの目標を本気で達成しようと考えて動けているのか疑問に感じていました。
 
私の座右の銘は「思考は現実化する」です。私は思考が結果に繋がり、環境が思考を作るものだと考えています。
 
目標は大きくと言いたいところですが、部活は引退までの短期間で目標を達成しなければなりません。曖昧な目標では中途半端な順位しか取れず、本気で目指せない目標では立てる意味も無いと思います。
 
まずはみんなが目指せる目標を立てて、全員がその目標に向けて行動をする。各々の目標を管理しながら、一歩ずつ階段を登って目標を達成していくということを決めて二年間過ごしました。
 
初めに立てた各クラスの目標は、
470チーム「関西3位」
スナイプチーム「関西3位」でした。
 
目標を下げた時には、低いと指摘されることもありました。それでも私は、2年前にこの目標に変えたことが今に繋がっていると考えています。
 
現在のヨット部の各クラスの目標は
470チーム「関西1位」
スナイプチーム「関西3位」です。
 
スナイプチームの目標を上げられなかったことは申し訳ないです。一筋縄ではいかず一度上げた目標を再度下げたこともあります。ただ、この目標はチーム全員が達成できると本気で考えている目標です。最近の練習レースでもチームごとの成績で1位や2位を取っており、さらに自信となっています。
 
この2年でヨット部の環境は、良いものになったと感じます。そして、部員たちの思考も変わり目標を達成できると考えている今年、関西インカレ両クラス突破を現実にします。
 
今後とも応援よろしくお願い致します。
 
〈後輩へのメッセージ〉
今年両クラスで全国へ行けば、今の環境で全国に行けるということが証明できます。過去の代の良いところを引き継ぎ、悪いところを改善すれば、時を重ねるごとにチームの成績は上がっていく。課題を見つけて改善し、常に過去の成績を超えていこう。
 
練習を沢山する、そんなことは誰でもやってる。今まで何回も言ったけど、他人と同じだけの成長では順位は変わらない。他人よりも大きく成長してやっと順位が上がる。団体戦で勝てる大きな成長を皆余裕でしてる。
 
あとは培ってきた力を最大限活用するだけ。自分の得意分野で戦おう。近大生のボートスピードは速いよ。
 
 
本日の投稿は、4回生の松尾祐希(まつお ゆうき)です。
 
【スナイプリーダーとして関西インカレに向けて】
 
お世話になっております。スナイプクルー4回生の松尾祐希です。関西インカレまでの残り日数もわずかとなりました。去年の関西インカレでは惨敗し、とても悔しい思いをしました。関西インカレ後のミーティングには、今思い返しても戻りたくはありません。また今までチームに対して何も貢献していなかった自分が、この時期からスナイプリーダーとなりました。率先してチームの事を考えなければならないことに不安に感じたり、焦りがありましたが今思えば充実した日々だと感じます。ヨット熱が冷めていた私ですが、今年の3月頃からヨットがまた楽しくなってきました。理由としては、今までできなかったこと(ブローへの対応、どちらに進めばマークへ近づくのか)が分かってきたこともありますが、大きな理由としては近大スナイプチームが強くなっていることが分かるからです。今年のスナイプは、練習でスナイプメンバー各自が目標を持ち取り組んでいます。また練習中での艇内での会話が増えてきたこともそうですが、他艇との会話が現在増えており情報共有や他の人が何を考えて乗っているのかチーム内で共有されることにより、より強いチームへと変化しています。さらに私が数多く失敗する度に、熱いご指導を頂いたobの方々には感謝しております。
最後に、1回生の時に部活を辞めなくて本当に良かったと思っています。1回生時に、部活を辞めないきっかけの初乗りを開いて下さった先輩方、相談に乗ってくれた同期には感謝してもしきれません。このような方々に出会えたヨット部に感謝です。
まずは両クラスで関西インカレを突破し、最後の数ヶ月、全力で頑張り、仲間とヨットを楽しもうと思います。ご声援宜しくお願い致します。
 
本日の投稿は、4回生の高山真治(たかやま しんじ)です。

【4回生として関西インカレへ向けて】

こんにちは。
スナイプクルー4回生の高山です。
本稿では私の大学ヨット部での活動を振り返ると共に、いよいよ最後に迫る関西インカレへの意気込みを4回生として語らせて頂きます。

 私は大学からヨットを始めました。1、2回生の時はOBの方や先輩に教えて頂くヨットが純粋に楽しく、練習は日々成長を感じられる充実したものでした。1回生の間の半年程はクルー、その後はスキッパーをさせて頂きました。さらに、選手として活動する先輩が不在であった3回生の時にはスナイプリーダーを任されました。当初のチームメイトはほとんどが未経験者であり、分からないながらも練習メニューや整備、ミーティングを行うことに必死でした。しかし、私はリーダーの経験も無く、選手としても未熟であった為、スキッパーとしても満足の出来る結果を残せず同期、後輩には非常に申し訳なく、不甲斐ない気持ちでいっぱいでした。

 3回生の関西個人戦の時から同期の松尾にスナイプリーダーを任せる事になりました。急にスナイプリーダーとなった松尾には本当に申し訳ないと感じながらも、私はリーダー業務に手を貸せる精神状態ではありませんでした。この頃の自分は素直にヨットを楽しめなくなっていました。しかし、リーダーとして何とかチームをまとめようと尽力してくれる松尾の姿を見て、自分もチームの為にできることがまだあるのではないかと考えるようになりました。また、この恩は必ず返さなければいけないと思うようになりました。

関西インカレまで残り1週間という短い期間で、クルーとして急激に技術的な成長ができるかは分かりません。しかし、最近では、スキッパーの経験からスキッパーがクルーに求めることや、絶対にして欲しくない重要な場面でのミス(スタートやマーク回航、対他艇時)に敏感になってきています。クルーとして、スキッパーにストレスなく走ってもらうかが大きな役割であると感じます。また、現在は私自身、初心に帰り、楽しんでヨット競技に向き合うことが出来ています。

加えて、4回生として艇の整備や練習の目的意識などにおいて常に後輩より高いモチベーションを保つことが重要であると考えます。そのため、練習時以外でも自主的に何か行動できることはないか常に模索しています。

現在のスナイプチームは松尾を初め、チームメイト、470チームのサポートもあり、ここ数年に無い良い雰囲気と関西インカレを通過できる実力を身に付けてきています。関西インカレ通過の為に、スナイプスキッパーへ転向し、少ない練習期間を必死に練習してくれている同期の山崎には本当に感謝しています。

最後までお読み頂きありがとうございました。
関西インカレ両クラス通過へ向けて、残り少ない期間を精一杯走り抜けます。
今後とも、ご声援の程よろしくお願い致します。



本日の投稿は4回生の山崎奨太(やまさき しょうた)です。

【スナイプスキッパーとして関西インカレに向けて】

こんにちは。4回生の山崎です。

 さっそく、スナイプスキッパーとして書いていきたいと思います。

 私は、これまで470のクルーとして4年間過ごしてきました。この度、関西インカレでの両クラス通過に向けて夏からの約1ヶ月半スナイプスキッパーとして活動することになりました。

 関西インカレまでの1ヶ月半で、私ができることは何か、スナイプチームになにを残せるといいか考えました。

 まず、関西インカレにはスナイプの3番艇として挑みます。そこで、私は「他大学の3番目の船より前にいること」を目標としたいと考えました。最低でも私が他大学の3番目の船より前にいれば、団体戦として優位に進められると考えたからです。そのためには、これまで470で様々なレースを経験したことを生かして、どのように戦うかレースプランをたてて挑むようにしたいです。

 次に、スナイプチームになにを残せるかです。スナイプチームのメンバーは、大学からヨットを始めた子が多く、レースの経験も少ないです。そのため、レースでの経験や動作などの技術的なことはもちろん、普段どんなことを考えて練習しているのか、今までにやってきたことなどをミーティングや練習を通じて伝えられるといいと考えました。これから、スナイプチームがもっとパワーアップできるよう、私が新たな風となってチームに良い影響が与えられるように精一杯やっていきたいと思います。

 以上で、関西インカレに向けて私の役割の話を終わらせて頂きます。応援よろしくお願い致します。



【4回生として関西インカレに向けて】

こんにちは。4回生の松尾敏志です。

470クルーとしてこれまでの振り返りと関西インカレに向けて思うことを書いていこうと思います。

興味本位で大学から始めたヨットもいよいよ最後の年となりました。始めは右も左も分からない状態でただ先輩に言われたことをやるだけであまり部活が楽しいと思ったことはありませんでした。
自分で考えて自分で行動しようとしたのは遅いですが3回生だと思います。僕達の代は1つ上のプレイヤーがおらずマネージャーだけだったので3回生の頃から最上級生でした。しかしそれまで言われたことしかしてこなかったので技術面としてはただ動作がある程度できるくらいの技量しかありません。本来のヨットはクルーとスキッパーが役割分担をしてクルーが引っ張るのが理想形だと思っていますがその理想とは遥か彼方の位置にいました。

何がきっかけとなって自分で考えるようになったかあまりはっきりとは覚えてませんが3回生の秋頃からスタートが得意になりました。スタートは終わりのあるゴールという言い方は少し変かもしれないですが最善を常に求め続けるヨットレースの中でスタートは0秒のときにフルスピードで出たいところから出るが最善の形で他のスキルに比べて達成したかどうかが明確なので他のスキル(帆走やコース)よりも身に付けやすくかつ重要度の高いものだと思っています。

1つ自分に自信になるものが持てたおかげでレースに無駄な緊張がなくなり伸び伸びとレースできるようになりました。

2回生の野村とペアを組み紆余曲折はありましたが徐々にレースの成績も上がってきています。
野村と組み始めた当初は自分が引っ張らないといけないという固定概念に縛られていたのですが今では2人で役割分担をしながらレースに出れています。
ただ2人の認識の相違で噛み合わないこともあるのでコミュニケーションをしっかりとり2人の認識を合わせられるようにしていきたいと思っています。

関西インカレまであとわずかですが、まだまだ改善できるところの多いペアなので残りの練習でできることを増やし、関西1位で関西インカレを突破できるように努力していきます。
応援よろしくお願い致します。


【470 2番艇スキッパーとして、3年生として関西インカレに向けて】

 3年生470スキッパーの宮本和です。気付けば、3年生。470の2番艇スキッパーとしての私の関西インカレに向けてと、もうすぐ最上級生になる私の目標を書きます。
 私が今年に入って決めた目標は、「4年生の目標を達成する」と「全日本個人戦に出場する」です。
 まず、結果として私は全日本個人戦に出場することを決めました。私がこの目標を設定したのは、自分自身の実力がどこまでいけるのかももちろんですが、主将の目標が『全員が個人戦を通過するチーム』のため、その目標を全員が達成しないと嶋野さんにとっては主将をしていた意味が無いと考え、470の2番艇として必ず通過しようと考えていました。これは、4年生の目標を達成する目標と繋がっています。

 さて、関西インカレに向けてですが、470チームの目標は関西1位通過です。1番艇が走るのは大前提として、私はどこまで3番艇を支えることが出来る結果を出せるかが課題であると考えています。私達ペアの弱いところは経験数が少ない事です。ペアは1年生であるためここぞという時に失敗します。個人戦は自艇の事だけで良かったのですが、ペアと3番艇を支えながらどこまで走ることが出来るのか。私の成績次第で4年生の目標が達成出来るかどうかが変わります。ここ最近は自分自身の弱いところとペアの弱いところを潰すための練習をしています。

 また、嶋野さんが、スナイプチームも通らないと主将としての役割を果たしていないと仰っていたため、最近はスナイプチームの力の底上げに尽力しています。そのため、470チームは、2艇での練習が多くなりこれは今後の4年生が抜けたあとに470リーダーとなる私の練習期間としてもあると考えています。ですが、上手く練習を考えたり、ミーティングを考えたりすることが出来ません。長くて残り3ヶ月。3ヶ月後には、最上級生としてチームをまとめなければいけなくなるにも関わらず、上手く後輩とコミュニケーションが取れません。3年生としての私の課題はここにあります。
 私はこの大学に入学してから感じたことが、チームの大きな矢印になっている主将がいて、チームがまとまっている代は必ず全日本インカレに出場しています。このままでは、私の代では全日本インカレに出場出来ない可能性が高いと考えています。
 私の今後の3年生としての目標はコミュニケーションが取れるようになる事です。真面目な話というものが出来るように、意見の交換が出来るように、雑談が出来るというほうのコミュニケーションではありません。
 また私は、3年生だけでそういった話を今までしたことがありません。同期がまとまっていないのに後輩をまとめられるわけがありません。
  関西インカレに向けて。から話が逸れましたが関西インカレ後は3年生が中心となった環境に代わっていくため、3年生として私の目標や課題を書きました。
 今年の近畿大学は、両クラス関西インカレ突破が目指せるチームです。応援よろしくお願い致します。
最後までお読み下さりありがとうございました。



【スナイプスキッパー3回生として関西インカレに向けて】

3回生 片原竜樹です。

「来年は必ず全日本に行こう」
昨年の関西インカレ後でスナイプチーム全員で誓いました。
スナイプチームは昨年の全日本インカレに出場できず悔しい思いをしました。

今年の全日本インカレ出場の枠は3枠。
団体戦で必要な要素は3艇の合計得点を少しでも少なくすること。
自艇が少しでも上位で走り2艇の負担を減らす。
そのために意識していることがあります。

「失敗を糧に」
失敗の経験が自分を成長させるために最も重要なことだと思います。
全日本インカレ出場のために必要なことだと感じ、常に意識していました。
簡単に言えば、毎回の練習、レースでの反省を次のレースに活かせるようにすることです。
技術、戦術、戦略の引き出しを増やし少しでも上位を走り、1艇でも多く抜くことが成功への道だと思います。

課題はコース
風の振れに合わせて、対艇へのポジショニングを上手くできるようにマークラウンド、レース練習を行いました。
まずはOBさんの艇のタックポイント、ジャイブポイントをどういった場面で行っているのかを見て真似をしました。
この真似を積み重ねて少しずつコース、ポジショニングがわかるようになってきました。

日々の練習での積み重ねを関西インカレで発揮できるように活動して参ります。
ご声援よろしくお願い致します。

(3回生からはスーツでの個人写真が無いため、ヨットのみの写真や表彰式の写真になります。)




【3番艇スキッパーとして関西インカレに向けて】

こんにちは。2回生の野村です。

私が思う3番艇スキッパーとは、他大学の3番艇に絶対に負けてはならないポジションです。その上で自大学の1番艇、2番艇、他大学の1番艇にも勝てるように努力していかなければならないと思います。

この目標を達成するためには、艇の整備を怠らない、他大学、自大学のどの艇よりも早く出艇する、誰よりも練習する、といったことが重要だと思っています。毎日この3つを意識して取り組んでいるのですが、私は落ち着きが足りなかったり、頭を使わずに練習しているときがあると感じました。最近の練習レースでは、技術面よりも戦術面で抜かれることが多く、やはり細かな所でも頭を使ってレースしなければならないと再確認しました。

今の私の課題は、ペアでのコミュニケーションが上手く取れず、動作やコースタクティクスなどで失敗してしまうことです。ペアの松尾敏志さんとは去年から引き続き乗らせていただいています。その中で去年より成績を伸ばせたり、ボートスピードが安定してきたのは松尾さんのおかげだと思っています。そんな私達だからこそもっとコミュニケーションを増やし、より良いペアでの動作や考え方を身につければ確実に今より良い成績が残せると思います。

現在新しく取り組んでいるのが、レースをする上での作業分担です。先日、主将の嶋野さんにミーティングをして頂き、余計なことをしないようにする大切さを教えて頂きました。そのミーティングを踏まえて、私はボートスピードを出すことに集中し、クルーの松尾さんにコースを引いてもらったりタクティクスを考えてもらったりすることにしました。このことを実践することにより、まだ1度しか試せていないのですが、以前よりもボートスピードが良く、コースやタクティクスも安定していると感じたので私達にとって合っているやり方だったのだと思います。

関西インカレまで残り僅かとなりましたが、1分1秒無駄にせず、精一杯務めていこうと思います。応援よろしくお願い致します。






【1番艇スナイプスキッパーとして関西インカレに向けて】

お世話になっております。2回生の髙井です。
私は現在スナイプ級の1番艇スキッパーをさせて頂いており、関西インカレ通過の為にはしっかりと毎レース上位でフィニッシュする事が必要になってきます。
私のレースでの欠点は浮き沈みのあるレースをしてしまう事で、カットレースがルール上適用されない関西インカレにおいて沈んだレースは命取りとなり、「1番艇としての役割」を果たす事が出来ません。「1番艇としての役割」と一言で書きましたが私の思う「1番艇の役割」とは何度も1着でフィニッシュする事ではなく2着や3着でも良いから沈んだレースを作らない事にあると考えております。
理由としては1番艇が常に上位に居る事が2番艇、3番艇の精神的に余裕となり、リラックスする事で練習で培った力を発揮できると考えているからです。1番艇が上位に入ることで、2.3番艇の人が自分のセーリングをしようという気持ちや少々スタートを失敗しても1番艇がカバーしてくれるという、気持ちのケアをする為に上位に入るというのが私の考えです。
そのような安定した得点にする為に私はストラテジーを優先すべきかタクティクスを優先すべきかの判断を磨いていこうと考えます。対風のストラテジーについては、風が次の場面でどちらにシフトするかなどは事実ではなく予測であり、事実が変わる事はありませんが予測が外れる事はあります。
対艇のタクティクスはどちらに艇団が向かっているかやミート艇の処理などストラテジーに比べ事実の要素が多いと考えており、上位を先行して帆走している時と中盤を帆走している時では優先順位が変わってくると考えております。そこでの駆け引きを成功する事で「1番艇の役割」を遂行しチームとしての点数を上げていく事が私の考える1番艇の在り方だと思います。

関西インカレまで残り僅かとなりましたが1番艇としての役割を頭に入れ更に精進して参りますので、応援の程よろしくお願いいたします。