そして向かったのは鹿ケ谷の安楽寺さん、
こちらはここのところ年2回のペース、
門前の苔と紅葉、絨毯になるにはもう少しだったかな、
ちなみにこの山門、境内側から見ても見事なんだな、
花手水、こちらのは小ぢんまり感、
ハート形が女子の心を惹く様で、
お参りのあとはしばし方丈の方で寛ぐ、
この眺めが本ト落ち着くんだね、縁側に坐って、
そして今回見たかったのがこちら、九相図ね、
以前六道の西雲寺さんで見て衝撃を受けて以来、
機会があったらまたどこかで見たいと思ってたのが実現、
今回は撮影禁止じゃないみたいだったので、
今夏完成されたとて新しいものなんだけど、説明文もあったので載せときます、
一応全部撮ったんだけど、かなり衝撃的なので、まずは生前の図を、
こんな美しいお方も、亡くなればいずれはいくつもの過程を経て、
いづれは土に帰ってしまうと云った、言わば諸行無常の世界、
見てると本ト世のあはれを感じざるを得なくて、心が無になるんだな。
そしてもう一点、こちらの原点となった、
安楽上人鈴虫姫剃髪図と住蓮上人松虫姫剃髪図、
それぞれの姫の覚悟がとてもリアルに描かれていた。
いただいた御朱印、
今回はご住職に書いて頂いた。
今回もとても心落ち着く、優しい時間を過ごさせていただいた。