大仙院、再訪。 | まーくのBitter & Sweetな日々。

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週末の京都紀行を中心に、
音楽や野良猫ちゃんのことなど、
甘くほろ苦い日々を、熱く語ります。

昨日は洛北、大徳寺~鷹峯方面へ。
『京の冬の旅 非公開文化財特別拝観』が目的で。
大徳寺の本坊を見ようかと思ってたんだけど、時間が10時から、
なのでまずは、去年もおじゃました、大仙院へ。


大仙院は、大徳寺の22ある塔頭の中でももっとも有名で、
それはやはり、かの枯山水石庭がある所以だろう。

ただ残念ながら、撮影は禁止だったので、下の2枚は画像拝借です、ごめんなさい。


玄関を入ってすぐの所にあるこちら、
息を呑む。
ちなみにこの壁の窓、今までずっと釣鐘の形を模したものと思ってたのだけど、
火灯窓(かとうまど)と云って、蝋燭の炎を象った物だそう。

そして、次の間、

いつ見ても落ち着くな、
この限られた空間の中に、総てのものが凝縮されてる感じ、
なんでも石の間から流れる滝、そして手前の方に向かって流れる川、
そして上の写真の、船を浮かべた大海、と表しているそうなんだけど、
ぼんやり眺めてると、人生そのものって気もする。
見物の人が行き交う中、ボンヤリずっと佇ませていただいた、
色々なことを考える、じゃなくって、
頭の中真っ白にして、ただそこにいさせていただいた。

ただ残念だったのは、いつものユニークなお坊さん、今日はご不在で、
楽しいお話しが聞けなかったんだな、
ま、また来ればいいので。

ちなみに、去年頂いた御朱印、再び。

拈華殿とは、こちらの本堂の事だそうです、
力強い筆跡だね。