
御所の西にある、金剛能楽堂で行われた、『金剛流 謡初式』。
京都検定お勉強してる時に頻繁に出てきた、お能の金剛流、
京都で継承されている唯一の家元だそうで、活字の上では覚えたものの、
やはり実際見てみたくなったので、
検索してみたら、この日、上記の様な催しがあると、しかも観覧無料だし(笑)、
場違いなことを承知で、勇気を出して行ってみることにした。
お能に通じた方がもし読まれてたら、
チャンチャラおかしい、ピントの外れた記事になっちゃってることを承知で。
今回の謡初式、面や装束はなしで、裃で謡い、舞うものだとのこと、
ま、無料ってことだし、入門にはちょうどまたイイかなって。

館内に入るとこれまた全くの別世界、なんてUんだろ、
今まで経験してきた世界、ホールとかライヴハウスとかとは、もちろん全くね、
でも、不思議と思ったよりも場違い感はなかったし、とっても心が落ち着いて、
スムーズにその世界に入ってくことができた。
これはいつも寺社におじゃましてるおかげなのかな。
でもね、悲しいかな、一応予習はして行ったんだけど、内容なんてほとんどわかんない、
謡いの中で少しわかる言葉が出てくるぐらいかな、
なのでこんな内容だったよ、なんて、皆さんにご報告なんてとてもできないんだけど、
ラストの舞囃子、楽器も演奏されてたし、あれは迫力があったかな、
装束と面を着けた時を想像しながら見させてもらった。
なのでま、正直、今回は雰囲気だけ味わいに行ったってところかな~。

それでも終わった後は下手なJポップよりも何倍も充足感があったし、
初めて行ったのを差し引いても、オレ的にはよかったと思う、
今度はもっと予習して、本格的な舞台を見てみたいと思ったな。
今までの生活だったらまず絶対に考えもつかなかったろう今回の公演、
わからないことばっかりだったけど、でもまた味わってみたい、
イイ経験ができたなって。