
これは現在平成の大修理中の御影堂、なんでも完成はあと5年後らしい、
の、知恩院。
オラ家の宗派、浄土宗の総本山だね。
そこで今日、除夜の鐘の試し搗きなる行事があった。
こちらの除夜の鐘、よく『ゆく年くる年』でも紹介されてる様に、
大人数の僧侶さん達が、力とタイミングを合わせて行うもので、練習も必要な様。
残念ながら、一般人は見学のみで、搗くことはできないんだが、
毎年今日のこの日、行われていて、今年はお休みだったので、行ってみた。
なるほど、総本山だけあって、広い境内から坂道を2、3分、山の斜面にそれはおはしていた。
確かに、で、でかい。
オラも色々な行事に行ってる割りには認識甘くて、始まる15分位前に着いたら、もうこの人だかり、
仕方なく後ろの方で、始めは写真も撮れず。
そして時間になるとまずは、僧侶さん達の法要。
やはりこの大きな鐘楼、なかなかタイミング合わすの難しいらしくて、何度も繰り返ししていた、
また、大きな声もなかなか出づらいみたいで、そう云ったアドヴァイスとかも先輩からあったりして、
試し搗きならではの“日常”を見させてもらった。
それでも何回もトライして行くうちに周りとも合うようになって、
また、時間が経つにつれ、始めに写真撮った人は帰るので、オラも、徐々に前の方へ。
何とかうまく撮れました。
まずは、少しずつ力を綱に伝えていって、タイミングを合わせて……、
腹の底に沁み渡る様な、重厚な響きだ、とてもありがたさを感じる。
せっかくなので、やっぱり動画も、ね。
そしてこちらでいただいた御朱印

「草も木も 枯れたる野辺にただひとり 松のみ残る 弥陀の本願」。
ありがたいお言葉、いただきました。
本番さながらの本格的な試し搗きで、
当日は行けないから、今日、その御利益にあずかったって感じ。
予行演習でもその雰囲気とありがたさを充分感じ取ることができ、
イイ年の瀬になりました。