関西では見られなかった深夜番組 | 女装男子かなこのブログ

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作家・評論家の利根川裕氏が1月29日、下肢閉塞(へいそく)性動脈硬化症のため東京都内の病院で死去しました。


96歳でした。


利根川氏は新潟県出身で、東京大学を卒業後、中央公論社に勤務、「婦人公論」の副編集長を経て執筆活動に入り、1980~94年には深夜のテレビ番組「トゥナイト」(テレビ朝日)の司会者を務めました。


著書に「宴(うたげ)」「歌舞伎ヒロインの誕生」などがあります。


ネット上では「トゥナイト」を懐かしむ声が多く上がっていました。


ただ、関西では「ピンとこない」という人が多いんではないでしょうか。


「トゥナイト」は全国ネットだが関西では非放送に終わりました。


テレビ朝日系フルネット局の中で朝日放送だけが非放送でした。


大阪のテレビ局は、深夜番組については東京キー局とは別路線を取ることが多く、「トゥナイト」の他にも「23時ショー」(テレビ朝日)「オールナイトフジ」(フジテレビ)「イカすバンド天国」(TBS)など一世を風靡した深夜番組が関東ローカル、全国ネットだが関西では非放送を問わず関西では見られなかったっていうケースはよくあります。


「23時ショー」は関西地区のテレビ朝日系列局が毎日放送だった時代の放送で、毎日放送は「低俗だ」として打ち切りにしました。


「23時ショー」が放送されていた頃は「大相撲ダイジェスト」の月~金曜日は同番組の中に含める形で放送していたが、毎日放送が打ち切りにしたあおりで1972年初場所から1974年春場所まで、関西地区では「大相撲ダイジェスト」が事実上の非放送(独立UHF局のサンテレビ、近畿放送で放送、滋賀・奈良・和歌山の各県は非放送)になってしまいました。


「オールナイトフジ」はフジテレビが関西テレビにネットを要請したが、自社制作番組優先の方針から拒否されたそうです。


その「オールナイトフジ」のディレクターを務めたのが、現在フジテレビ社長を務める港浩一氏です。


「オールナイトフジ」の復活版「オールナイトフジコ」は港社長の肝いりの案件なのだが、放送は関東ローカルです。


一方、大阪発全国ネットの深夜番組としては、「11PM」「EXテレビ」の火・木曜日が読売テレビが制作していました。


これは、月・水・金曜日は東京で日テレ、火・木曜日は大阪で読売テレビと曜日ごとに分担して制作していました。