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近畿日本鉄道は2024年1月10日(水)、特急列車の喫煙室🚬を、3月1日(金)から全て廃止すると発表しました。
同社は私鉄で唯一、現在に至るまで喫煙室を運用していました。
観光特急「あをによし」「青の交響曲(シンフォニー)」は当初から喫煙室がありません。
廃止理由について近鉄は、「近年の健康増進志向の高まりなどを踏まえ」たとしています。
近鉄は3月16日にダイヤ改正を予定しているが、それに先駆けて特急の喫煙室廃止となります。
鉄道施設の禁煙化は、2003(平成15)年に受動喫煙防止義務を課した健康増進法が施行されて以降、本格化していました。
列車の喫煙室は2024年1月現在、近鉄特急のほか東海道・山陽・九州の各新幹線と、JR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」など一部の豪華列車に設置されているのみです。
なお、新幹線でも今春(3月のJRダイヤ改正が有力)をもって廃止されるため、いよいよ喫煙できるのはごく限られた列車のみとなります。
ちなみに、禁煙🚭️となっている鉄道車両の車内で喫煙すると、鉄道事業法に違反するため強制的に下車させられる可能性があり、悪質な場合は現行犯逮捕もありえます。