第2の地獄(その1) | 雨のち、くもりのち、時々はれ

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もうすぐ還暦^_^
辛かった過去や趣味、お出かけ、日々の感じたこと等を書いてます。

いじめが第1の地獄だとしたら、次は第2の地獄……

高校卒業して老人ホームの事務の仕事に就いた。

仕事内容は、電話番、来客時のお茶出し、事務所、園長室、理事長室の掃除、ごみ出し。

親族経営。

理事長→父60代、副理事長→母60代
園長→次男40代、副園長→次男の嫁40代
(次男夫婦に子供なし)

裕福な家庭で育った印象で、やや標準語。


事務所には、18歳の私と、24位の経理の女性事務員、事務長(外部の人間=親族ではない)


最初は、仕事も楽で、給料、ボーナスもらえて、若い私は、大人の職員や、入所者から可愛がられた。


ところが、園長と私、二人で、買い物(園に必要な物)や、園の所用に車で行くようになると、助手席に座る私の膝に手を置き、手が動く。

私が入社したので事務服を新調することになり、
経理の人がいなくなると、着替えを湯沸し室(事務所の中にあり、狭くて引戸で、上はすりガラス、下は見えない状態)で着替えをするように言われ、更衣室は別にあるのに、戸の外側で見ている。


部屋で二人だけになると抱きしめられたり(これは、理事長にもやられた)

はっきり拒否するばいいのだが、怖くて、先の事(社会福祉士の資格を取らせてくれる事)もあるし、言いだせなかった。

仕事に行くのが怖い、二人きりになる空間が怖い、でも逆らえない。


セクハラ、パワハラという言葉すらなかった時代。


高校卒業して、福祉の現場で、そんな汚い世界を知り、ショックが大きく、誰にも言えなかった。

痴漢にあった時と同じ。




まだまだドロドロした世界は続く……






今日もお読みくださり、ありがとうございますクローバー