参加総兵力200万と言われたノルマンディー上陸作戦の連合軍。
過去世界史上で、この大台に乗った軍勢で戦闘を行ったのは、中か華帝國『明』の200万の軍勢でしょうか。
連合軍は、アメリカ軍が中核となり、連合王国軍、ポーランド軍、カナダ軍、オーストラリア軍、ニュージーランド軍、などなど様々な国から構成され、ドイツ第3帝國占領下のフランス北部、ノルマンディーに上陸します。
時計を20年巻き戻しましょう。
時はネーバルホリデイ(海軍の休日)と呼ばれたワシントン軍縮条下。蒸気船が発明されて以降、世界は軍艦で勝負が決まる時代。
その軍縮下で、ビッグ7と呼ばれた7隻の戦艦が世界の軍隊の顔になります。
①戦艦コロラド(米)
②戦艦メリーランド(米)
③戦艦ウェストバージニア(米)
【戦艦ワシントン】(米)
④戦艦ネルソン(英)
⑤戦艦ロドネイ(英)
⑥戦艦長門
⑦戦艦陸奥
もう一度申しますが、軍隊の顔です。
当時第1次世界大戦でマジノ線での激戦が繰り広げられましたが、事実上の勝負は、海上で着いています。
これらの戦艦を保有した3か国
アメリカ
連合王国
日本
の7隻の戦艦は、象徴的な扱いを受け、当時の人々がどのような視線でこれらの船を見たか、今の我々になかなか理解するのは難しいでしょう。
山本五十六連合艦隊司令長官も、空母の撃沈が主目的ではあったものの、開戦時のパールハーバーで①~③の撃沈は象徴を挫くという意味で、無意味だとは全く思っていません。
そんなビッグ7、象徴的な戦艦の中でも最強を謳われたのが、ロイヤルネイビーのネルソン、ロドネイでした。
第2次世界大戦がはじまると、ビッグ7の艤装に及ばない、ドイツの戦艦ビスマルクを北大西洋で追い回し、戦艦ロドネイは、巨砲41cm砲で、38cm砲のビスマルクを撃沈するのに活躍します。
そしてノルマンディ上陸作戦では最前方に展開し、その頑丈な装甲を陸上に居る火砲では傷すらつけることはできず、上陸前の軍事目標は、この戦艦ロドネイの巨砲艦砲射撃で徹底的に粉砕されます。
大ちゃんさん企画に現在2つ参加しておりますが、もう一つD-DAYコンペにこの序盤戦で大活躍した王国海軍の戦艦ロドネイを製作してみます。
この船の場合特徴的な迷彩塗装がメインになるでしょうか。
戦艦を未だ殊勲艦ワシントンしか作ったことが無いので、チャレンジ企画になります。
駆逐艦『初霜』1945年4月6日も続けています。
ここまでやってアレですが、マストは作りなおします。
艦船製作は数をこなして慣れないと、難易度が別次元なので、日本艦に辿り着きません。まるで作業になりますが、気合で頑張っていきます。
では。
※この記事は昨晩寝落ちしてアップロードが遅れたものです。