最近模活がご無沙汰です。
ここはサクッと作れるものでストレス解消しておきたいところ。
自称艦船モデラ―なのに初の戦艦製作。
戦艦は塗装も部品整形も面倒なので避けてきた、というのが正解です。
リサーチは手を抜くので、当時の写真を頼りに素組で出来るところまでディティールアップしていくことでサクッと完成に持ち込みたいと思います。
初めて作る戦艦は、サウスダコタ級戦艦1番艦『サウスダコタ』1942年11月第3次ソロモン海海戦時です(新型戦艦なのに我が帝國海軍の旧式艦隊にフルボッコにされて退場してしまいますが)。
戦艦『大和』と同世代の戦艦になります。
このキットを選んだ事由は、初めて戦艦を作ることでハードルを上げないことと、塗装が楽であることでチョイスしています。
あまり詳細は知りませんが、アメリカ海軍の戦艦は、大戦後半にもなってくると、そのほとんどが、後期標準塗装である「Measure22」(ヘイズグレーとネイビーブルーの2色塗装)になります。
しかし、サウスダコタはどうやら1942年中に「Measure21」(ネイビーブルー1色)に塗り替え、1945年の終戦時までそのままだったことが判っています。
つまり1色なわけです❕
これはラクチンです。
では行きます。
何と!ハセガワでタミヤフィットを体験するとは思いませんでした。
相当古いキットだと思いますが、寸分違わず船体とハルが合いました。
甲板も塗り分け上の配慮でしょうか。別部品ですが合いが抜群です。
構造物を乗せてみました。
アメリカ軍の最新鋭戦艦らしい中央集中配置ですが、排水量だけで言えば大和の半分。
とても小さな戦艦です。
仮組。この時代のキットは仕方ありませんが、ディテールが省略され過ぎです。
合わせ目を消してどんどん組んでいきます。
だいぶヒケもありましたが、見えない所なのでそのまま。
あまりにも省略し過ぎ😁
エッチングパーツは使わないので、そこそこ分かる範囲でディテールアップしていきます。
基部の窓追加。
防御区画の覗き窓追加。
艦橋上部のよく解らないディテール追加。
艦橋前のスウェーデン製ヴォフォース40mm機関砲台の間の謎の物体は、兵員待機室だと思われますが、実艦にこんなものはありません。
削るっていってもなぁ‥
このままにします。
旗旒信号箱や水密扉、ラッタルなどどうしよう。
やり過ぎ無いようにしないと完成しないので最低限にして目を瞑ります。
練習巡洋艦『香取』との大きさ比較。
軽巡洋艦がデカく見えるのは、この戦艦が小さいから。
横道にズレるから進まないのに。
気を取り直してどんどん進めます。
主砲や後部艦橋、ヴォフォース40mmのブルワーク等を追加。ここまで来るとらしくなってきます。
更に続けてしまいましょう。
モールドは省略され過ぎですが、形状は概ね良好のようです。
マスト着けて、
高角砲とヴォフォース40mm機関砲着けて、
単装機銃を着けていませんが、本体はほぼこれで素組完成。
ここまで2時間。
流石に精密感を感じない大味なものになるので、この後ちょっとだけディテールアップしてみます。
そして、第3次ソロモン海海戦の主役、もう1隻イケそう。
戦艦ワシントンをカリ組みしてみました。
アオシマ製ですが、ハセガワのサウスダコタに比べると、桁違いに酷いキットです。
艦橋だけ合わせ目消して整形してみましたが、そもそも色々実艦と違います。
いずれにしても初めての戦艦なら、サウスダコタは大変良いキットだと思いました。
これらキットを勧めたくださった方に感謝申し上げます。
つい夢中になってしまいました。
やばい、こんな時間になってしまった…
#戦艦サウスダコタ
#第3次ソロモン海海戦