【車輛完成】Tigerfest, Der letzte Königstiger 追載 | Model world

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素晴らしい模型の世界に魅せられました。

Panzer-Abteilung Müncheberg

SS-Panzer-Abteilung 503 Panzer Kampfwargen 6

ミュンヘベルク装甲師団

第503SS装甲大隊 第3中隊 第1小隊 4号車

ケーニヒス・ティーガー ゲオルグ・ディアーズ伍長乗車車輛

 

月姫さんに捧ぐ

ティーガー祭:

このfestは、めぐみさんの機会提供によりお送りして参りました。

 

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めぐみさん主催のティーガー祭り。

遂に、長く続けてきた ザ・ラスト・キングタイガー314号車 タミヤ1/35システムインジェクションキットの車輛完成記事になります。

 

ちまちま小さな車外部品などの塗り分けを行ってきて、一応の完成とします。

ビネットは未だ未だですので、こちらもクルスクの際と同じように後日あらためて。


今回製作したディアーズ伍長のキング・タイガーは、完成納車後、僅か2週間での活躍となりますが、その間多大な戦果を挙げたことが最近になって脚光を浴びています。人生5輌目の戦車製作でした。

 

キング・タイガーは英語発音。

以降は、ドイツ語発音で、ケーニヒス・ティーガー乃至ティーガーで表記します。

 

時系列的な考証も綿密にリサーチいたしました。

再現したのは、1945年4月30日、ライヒス・タークからクロール・オペラ・ホールへたったの1輌で鬼神の如く進出した際の再現です。

 

このたった1輌のラツテ・ティーガーによって、数時間でT-34を始めとした30輌もの赤軍戦車が破壊されました。

 

迷彩塗装は、実写を画像解析にかけ、パターンを右舷のみトレースして再現しています(他は残念ながら正確なパターンは判りません)。タコム社の作例迷彩も同じパターンで再現していますが、残念ながら間違えで、ダークイエローとダークグリーンが逆です。こちらが正解と断定します。

 

また、被弾痕も防盾上部位置に実際と同じ場所に正確に再現しています。

 

ディアーズ伍長の服装については、記録(グリーンを基調としたSS迷彩)と異なりますが、通常の戦車兵服での再現です。帽子の縁などは塗装による再現ですが、色が間違えている様です(本当はピンク)。また、インスト指示通りに塗装した手袋も、ミディアムブルーなどで塗装が良い様です。

 

コード類も、咽頭マイクは茶、ヘッドフォンは赤と塗り分けています。咽頭マイクはスケールオーバーですが、フルスクラッチです。まぁコンマmmの世界なのでご容赦を。

 

アレックス・ソマーズ上等兵(装填手)も製作していますが、戦闘中なので、ディアーズ伍長のみを搭乗させています。

 

赤外線暗視装置は、不良品のヴォイジャーモデルのレジンキットとエッチングパーツにて再現しています。これだけで車輛と同じ価格てへぺろ

 

びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

この写真を見て気付きましたが、スコップを塗り忘れですね。

対処します。実車は、このスコップに被弾したのか、変なつき方をしていました。

 

実車輌の迷彩パターンを再現した右舷後方から。

実は消火器が取り付けられていたかどうかが判りません。付けましたが。

 

そして自分で判明させましたが、314号車、驚くことに、ラストプロダクトの新車なのですが、どこかにジャッキが取り付けられていたようです。それが車内にあったのか、お尻下部にあったのか判りませんが、戦闘詳報にジャッキアップのシーンが出てくるので、間違えないようです。

 

ウェザリングは、とても悩みましたが、一応新車であることと、市街戦で埃をかぶっていることであろうことから、砂埃を被っている状態をメインに考えています。従って、錆も経年劣化もあまりありません。

 

折角なので、アレックス・ソマー装填手を載せて撮影したものを追加掲載させていただきます。

 

肩章の縁はピンクですが、色が飛んでます。

カメラの色を披露度合の問題でしょう。肉眼ではきちんとピンク色しています。

 

当時、ディアーズ伍長は、22歳、ソマー上等兵は20歳とのことです。

1/35

 

以上、完成披露でした。

めぐみさん、そしてご参加の皆様、色々とお世話になりました。

 

考証等でご指導いただきました。

Spetial thanks, Mr. Panzer, Mr.TORINRI !

 

 

 

 

 

 

 

蘊蓄余談:

色々と調べていると、我帝國陸軍でも同じ無双戦車乗りが居るとの英語語の記述を見つけました。

我が日本では、

 

『 島田 豊作 』

『西住 小次郎』

 

軍神と言われたこの2名帝國陸軍軍人が有名の様です。

 

特に軍神西住隊長の搭乗した89式は、1,300もの被弾痕が残る実車輌(ご本人は24歳の若さで戦死)を今でも市ヶ谷で拝めることが可能です。そういったところからしても、この2名と89式や、97式中戦車が有名でしょう(西住隊長が乗車された89式もキット化されていました)。

しかし、私が注目したのは、これら軍神が偉大ではないという否定的なものではなく、いずれも中華民国陸軍との戦闘によるものであって、これを米軍相手に、しかも戦争末期の歩兵中戦車チハ単騎でとなると話は別になるのではないか、ということです。

 

1944年6月マリアナ諸島の攻防。

グァム、サイパン、テニアン、ロタの4島を防衛した日本軍ですが、全ての島で上陸を許し、絶望的な戦闘を行いました。そして完全占領も間もないと思われたグァム島での戦闘末期。

 

たった1輌の97式チハ単がアメリカ軍陣地に侵攻し、米軍相手に散々無双して、最後は泥濘に嵌った時にシャーマンに撃破されましたが、戦車兵4名は既に車外に出て拳銃を撃ち尽くし、残弾尽きて森の中へ消えた後でした。

 

アメリカ軍の損害はたった1輌のチハに甚大ともいえる損害を出し、浮かれていたアメリカ軍はこの戦闘だけで3週間作戦遂行が遅れることになったそうです。

 

そんな無名戦士の英雄譚の記述を見つけました。

残念ですが、ご氏名などは伝わっていないようです。

 

 

 

 

ディアーズ伍長もそうですが、最後の最後で登場されて活躍された方は、何故か脚光浴びませんね。

 

特にディアーズ戦闘詳報が公的なものになっていないのならまだしも、何故、彼がエースに列席されないのか、どなたかご事情をお知りの方は、ご教示いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

では、今晩全力を出して決勝トーナメントへ行きましょう!

 

 

 

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