1966年単年発行・ローデシア金貨の歴史的な価値 | KINBAI 〜アンティーク/近代金貨のお店〜

KINBAI 〜アンティーク/近代金貨のお店〜

最高の1枚をお求め下さい。

ローデシア(Rhodesia)という国(地域)を聞いたことがありますか?

1980年まで15年ほど存在していた国です。

そんな短命な国が1966年に独立1周年を記念して発行した金貨をご紹介。

まずはコインの歴史から。。。。

「1965年11月11日にイアン・スミス首相(1965年~1979年まで在任)により独立を宣言。独立を認めない英国や国際連合がこれを非難し1966 年より経済制裁を実行する。そんな中、1966年独立1周年を記念して3つの通貨から成る記念金貨を発表する。1970年3月2日に共和制に以降するまで イギリス女王エリザベス2世を憲法上の元首(ローデシア女王)と定めていた。その結果、ローデシア金貨にはエリザベス2世(2代目)の肖像が描かれている が、当のエリザベス2世は元首となることを(元首であること)を認めていなかった。」

特徴:
1. 1980年にジンバブエ共和国となるまで15年間のみ存在した短命な国のコイン。
2. 世界から認められなかったローデシア政府が1966年単年で発行したコイン。
3. 元首として認めていなかったエリザベス2世の肖像が描かれた希少な金貨。


発行されたのは下記の3つの金貨:
- 10シリング
- 1ポンド (限定5000枚)
- 5ポンド (限定3000枚)

下記の写真は 5ポンド金貨 です。
デザインもかなり素晴らしくその当時の政府の勢いや本気度が伝わってきます。

エリザベス2世の第2代肖像が大好きな私は以前より収集しています。
1970~1980年代の奴隷制度、黒人差別、白人至上主義の真っ只中を駆け抜けた国ローデシア。
儚いコインの所有者にはその歴史的背景も含めて継承して欲しいですね。






発売された3枚の規格は英国の1/2ソブリン、ソブリン、5ポンドと同じ。


ー10シリング
 純度: .917
 含金量: 0.1176 oz
 法定通貨: ローデシア
 額面:10シリング

ー1ポンド
 純度: .917
 含金量: 0.2352 oz
 法定通貨: ローデシア
 額面: 1ポンド

ー5ポンド
 純度: .917
 含金量: 1.1762 oz
 法定通貨: ローデシア
 額面: 5ポンド


KINBAI では現在下記を販売中です。

・3枚セット(オリジナルケース付き)


・5ポンド金貨 NGC PF63




・5ポンド金貨 NGC PF67 (最高鑑定で存在する2枚のみ)



是非この機会をお見逃しなく!
歴史を知るとコインの魅力がグーーーーっと上がります。