まさか元旦に。 | みずうみと蜜 発達凹凸の子育てや日々のこと

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アラフォーのハンドメイド作家が、発達障害や時事ネタや本などゆるっと語ります。

 

あけましておめでとうございます、とも言いにくいことが、昨日起きてしまいました。

 


石川県、富山県のお住まいの皆様、特に能登半島近くにお住まいの方は、大変怖い思いの中で夜を過ごされたことと思います。

寒い中、どんなに心細かったかと思うと胸が痛みます。

 


また家屋の倒壊や道路の陥没など、非常に大きな傷跡が残りました。

先も見えない気持ちになっていらしゃる方に、少しでも、こんな微力な私でもお力添えできることは、

やはり義援金なのかなと思います。

今後の動向を見ながら、考えていきたいと思います。

 


 

私の住む愛知県でもかなり揺れました。震度4かな。

ちょうど私の母の命日が12月31日なので、墓参りに行ってきて帰ってきたところでした。

主人方のお墓が金沢にあり、今年は1回金沢に行こうか、などと話していたところでした。

 

 

あの怖い緊急地震速報が鳴り響き、ふわふわとした横揺れでした。

娘は絶対初めてだし、息子もあのレベルの揺れは初めてだったかもしれません。

 

 

幸い、息子もパニックになることがなく、

娘なんかは幼稚園でやった避難訓練が生きたみたいで、

「だんごむしのポーズをしたのよ!」

と、どこか得意げでもありました。

子どもは案外強いですね。

 

 

そういえば、私自身も小さい頃に旅先で一人でトイレに行った時に地震が起こり、

なんかふらつくなと思いながら、学校で習ったようにトイレのドアを開けました。

震度4か5あったようで、血相を変えて母が見にきたら冷静な私がいてびっくりしたみたいです。

 

 

ただ、息子は地震の後のテレビが怖かったみたいです。

「津波がくる。逃げて!」のアレです。

全局一斉に恐ろしい画面と、緊迫感あるアナウンサーの声に「これはやばいことになった!」と冷静じゃいられなくなったようで、挙動不審でした。

ここは場所が違うから大丈夫だと諭しても、分かってるようなフリはしても心が落ち着いていないような。

 

大人としてはテレビで被災地の状況は見たかったのですが、あまりに嫌がるのでテレビは消しました

 

 

 

災害の後は情報を取りにいきたい気持ちが高まりますが、

一方で悲惨な映像に心が乱れることもあります。

ツイッター(X)では、助けを求める情報で溢れて居ましたが真偽も不明。

ツイッター見た人が大量に消防に電話かけてしまえば混乱もしますしね。

真偽の分からない情報が大量拡散されてしまったり、便乗した詐欺まがいのものも見かけたり。

 


私はよくVoicyを聴いているのですが、

フォローしている方の中で、精神科医の藤野智哉先生が、

災害時心を守るために

という音声をアップしてくださいました。

いつもは、決まった曜日の朝の時間帯に、比較的短くゆるっとしたお話をしてる先生なのですが、臨時で急遽収録して配信してくださったみたいです。





 

正しい情報でないものに惑わされないこと、

息子のように災害の映像や情報に心がしんどくなる人は、自身の安全が確保されていればメディアから距離をとることを推奨してくださっています。

 

 

情報の波に飲み込まれないように、

被災地の方のことは祈ることしかできませんし、いつもの日常を送ることさえやや罪悪感に似た気持ちを持つこともあるかと思いますが(だからこそ「自粛」といったワードが頭にも浮かぶのです、箱根駅伝は自粛にならなくて良かったです)、まずは自分や家族の気持ちを守っていきましょうね。