あなたが生まれたとき
あなたは泣いていて周りの人達は笑っていたでしょう。
だから、いつかあなたが死ぬとき、
あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。
そんな人生を送りなさい。
ネイティブアメリカン口伝
随分以前にブログにも書きましたが・・・(その時のブログ)
初めてペットを飼う・・という事になった時に一番に考えた事・・・。
「ペットの死」でした。
ぼーる♪が子供でしたらまずそんな事は考えなかったでしょうが・・・。
その根底にあるのは昔飼っていた猫の「とらこ」の最期だと思います。
もうかなりのおばあちゃんだったので大往生?・・・になるのかもしれませんが・・・。
(とらこ・・・勝手にやってきて住み着いてしまった強引な猫で3年ほど暮らしました)
死ぬ3日前は突然バタンとたおれケイレン・・・
慌てて近所の動物病院へ連れて行ったときの震えるほどの怖さを覚えていたからです。
病院で点滴され2日後になくなったとらこ・・・。
帰ってきた亡骸は冷たく、硬く・・・信じられなくて触ることができませんでした。
初めて身近に「死」を感じた時でした。

持ち家になって犬を飼うことを考え欲しくて欲しくてやってきた2匹のパグ。
親としてクララが欲しがるから買ってあげる!・・・だけでは駄目です。
ちゃんと家族の一員として最後まで責任を持てるか? その覚悟はある・・・・?
生きるものは必ず死ぬ・・・それはとても悲しい事。
・・・一番悩んだ所です。 これが出来ないなら飼っては駄目だと・・・・。
以前書いたブログの内容・・・(その時のブログ)
今これらの事がぼーる♪自身に再び問われてるような気がします。
生きていれば病気もする。 そして不老不死・・・ってのもありえません。
「死」・・これだけはどの生物も、どんな偉い人も・・・みんな平等にやってくる。
短命か・・・長生きか・・・。 悲しいけれどこればっかりは神様が決めた事だから・・・
いつやってくるかはわかりません

16日・・・2年の長い闘病の末・・(大吉の闘病日記) の大吉君が虹の橋を渡りました。
うちのよもぎの発病以降コメントさせていただくだけでまだ日の浅いお付き合いでした。
ただたまに更新されるブログで大吉君が長く頑張っているのは拝見しておりました。
同じ病気の子を持つ飼い主という事で以前とは違う気持ちでブログ、闘病日記・・・
色々とこの病気の恐ろしさ、家族みんなの大吉君への愛情・・・介護の大変さ・・・
いっぱいいっぱい教わりました。
一生の半分以上が闘病生活だった大吉君・・・
寿命が短い、長いの差はありますが・・・
家族にいっぱい愛されて大事にされた
大吉くんの一生はご長寿で亡くなったワンコ達に負けないとても幸せな一生だったと思います。
よもぎの再発作が起た事により今後の闘病生活、迎える最期・・・深く考えさせられます。
「パグ脳炎」の告知を受けた時、将来的に安楽死もありえるほどの病気と先生に最初に告げられました。
それほど壮絶な病気という事でしょう。
まだ2回の発作・・・今後どれほどの苦しみが待っているかを考えると辛いです。
この病気の子を持つ方々は延命、安楽死・・・何度も何度も考えるのでは・・・?
犬は自分で病気の事、自分の最期のあり方を選べません。
全てが飼い主によって決まります。
我が家でもそのことについては近い将来に決断を迫られる事として話し合いをしています。

人間、犬・・・全ての生ける動物に平等にやってくる「死」
こればっかりはどんな動植物も避けれません。
例えパグの平均寿命といわれる12歳に遠く及ばないであろうと思われるよもぎの寿命・・・。
大吉君の家族や沢山の同じ病気を抱える飼い主の方々と同じように・・・
短くても「この世に生を受けた喜び」を感じさせてあげれる時間を作ってあげたいです。
まだまだ傍にいて欲しいですからね♪
美味しいご飯を沢山食べて一緒に寝てお散も行こうね♪
ぼーる♪もですけど・・・「 あーー♪ 生きててよかった! 生まれてきてよかったよ♪」・・・っていう
人生(犬生)でありたいですもの。
沢山の頑張りと希望をくれた大吉君・・・
その闘病生活を支えた大吉君のご家族の方々・・・お疲れ様でした。
大吉君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。