米民主党は負けた 3 ~大口献金者からの多額献金が控えられている~ | きなこのブログ

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ジョー・バイデン撤退論のトーンが上がっている:今週末に大きな山場になるとの見方が出ている
https://suinikki.blog.jp/archives/88779990.html

ジョー・バイデン大統領の選挙撤退論が、アメリカで急に強まっている。

 

民主党の最高幹部クラスがこぞって。

 

バイデンでは勝利がおぼつかない、上院議員や下院議員の選挙にまで影響を与えて、連邦議会上下両院でも過半数を取れないと危機感を募らせ、バイデンを説得しようとしている、説得しているという報道がなされている。

 

バラク・オバマ元大統領にも多くの議員たちから連絡が来て、「説得して欲しい」という要望が来ているとのことだ。

 

 

問題は、バイデン陣営の大口献金者たちからの多額の献金が控えられているということだ。

 

大口献金者たちが数十億円、数百億円を政治献金するのは、善意からのものではない。

 

彼らは、自分たちにとって都合の良い政策名誉を求めて莫大な献金をする。

 

名誉という点では、たとえば、アメリカにとってあまり重要ではない国や難しい外交問題がない国の大使などに任命されるということがある。

 

大使として、難しい仕事は何もせずに、パーティーや儀式に出ていれば、退任した後には「大使閣下(閣僚と同等)」と死ぬまで呼ばれ、勲章のランクも上がる。

 

彼らは政策や地位をお金で買っていると言ってよい。

 

より正確に言えば、これは一緒の賭けであり、掛け金を払って、勝てば払い戻しとして、上記のことになる。

 

負ければそれっきり、だ。

 

だから、勝てると踏んでいる相手であればお金を出しても良いが、苦しいとなると財布のひもは固くなる。

ここまで来ると、「誰が猫(バイデン)の首に鈴をつけるか」ということになるが、ここは、バラク・オバマということになるだろう。

 

オバマは民主党支持者を中心にして、アメリカ国民の多数からの人気が高い。

 

民主党の顔であり、実力者ということになる。

 

そして、バイデンが撤退した後に、カマラ・ハリスが大統領候補となる場合には、オバマ選対で2008年、2012年の大統領選挙を戦って勝利を収めたスタッフたちを終結させて、船体を立ち上げるということになっていると報道されている。

 

バイデンが撤退した後、民主党はバラク・オバマの党となる。

更に、驚きのプランとして、現段階でジョー・バイデンが大統領を辞任して、カマラ・ハリスを大統領に昇格させた上で、選挙戦を戦わせるという話まで出てきている。

 

 

現職大統領の権限は強大であり、それを使って、一か八かのオクトーバーサプライズを仕掛けるということも可能となる。

 

しかし、これはあまりにも「選挙目当て」が露骨に出ており、そんなことをすれば、民主党全体が大きな批判を浴び、11月に行われる全ての選挙で大惨敗を喫するだろう。

 

しかし、民主党内部の危機感はそこまで大きなものとなっているということがこの話から分かる。

今週末にバイデンが重大な発表を行うという憶測も出ている。

 

今週末が一つの山場ということになるだろう。

(貼り付けはじめ)

将来に関するバイデンの決定は数日中に予想されており、ハリスは確実な後継者と見なされている

(Biden decision on future expected in coming days, and Harris is considered heir apparent)
アレクサンダー・ボルトン、エイミー・パーネス筆 2024年7月18日 『ザ・ヒル』誌

 


ラスヴェガスの南ネヴァダカレッジでの「トゥ・リヴ・プロパティ・サミット」のステージ上で手を振るジョー・バイデン大統領(2024年7月16日)

事情に詳しい民主党関係者たちは、ジョー・バイデン大統領がミルウォーキーでの共和党全国大会閉幕直後に自身の将来について重大な発表を行うと予想しており、連邦議会指導者たちはバイデンが再選を取り下げた場合、ハリス副大統領が大統領候補になると予想していると述べた。

現在、民主党の上級ストラティジストや献金者の間では、ハリスの伴走者として誰が最適かという話になり、マーク・ケリー上院議員(アリゾナ州選出、民主党)、アンディ・ベシア・ケンタッキー州知事、ロイ・クーパー・ノースカロライナ州知事の3人に絞られている。

ハリスとのトップ争いに加わった候補者に詳しいある関係者によると、カリフォルニア州知事のギャヴィン・ニューサムとミシガン州知事のグレッチェン・ウィットマーは、ハリスの副大統領候補を務めることについて関心を持っていないと党幹部たちに伝えたということだ。

バイデンは、ナンシー・ペロシ前連邦下院議長(カリフォルニア州選出、民主党)、チャック・シューマー連邦上院多数党(民主党)院内総務(ニューヨーク州選出、民主党)とハキーム・ジェフリーズ連邦下院少数党(民主党)院内総務(ニューヨーク)を含む、党の指導者たちからの強い圧力を受けている。

 

彼らはバイデン大統領に対して直接、民主党所属の連邦上院議員の過半数と連邦下院議員の大多数が、バイデンがトランプ前大統領を倒すことができると考えていないと述べている。

政権移行計画に詳しいある関係者によると、2008年と2012年の大統領選挙で勝利を収めたバラク・オバマの選対に参加していた人々は、バイデンが撤退に同意すれば、カマラ・ハリスが自身の大統領選活動を開始できるよう支援する用意があるという。

民主党のストラティジストたちは、バイデンは動揺する民主党所属の連邦議員や献金者たちに、討論会での悲惨なパフォーマンスから立ち直り、精神力やエネルギー、健康状態についての絶え間ない疑問を解消できると安心させることができなかったと述べている。

それどころか、バイデンが大統領を後4年も務めるには年を取りすぎているというシナリオに囚われており、選挙日までにそれを払拭する方法はなさそうだと情報筋は言う。

連邦議会指導者たちは、ハリスを候補者にすることに「冷淡(lukewarm)」だが、ハリスの支持率はバイデンよりも高いことを認識しており、バイデン大統領がハリスのために選挙活動を行うことで支持率を押し上げられると考えていると指導者レヴェルの協議に詳しいある人物は述べた。

連邦議会指導者と民主党の寄付者たちの協議に詳しい人物は、「協議が行われており、数週間前、更には数日前よりも協議は異なり、強化されている。土曜日以降、協議は激化している」と述べた。

「現在、バイデン大統領は候補者リストのトップに立ち、党全体を勝利に導くことに全力を尽くしている」と情報筋は述べたが、民主党の「高レヴェル(high level)」の議員たちは、ハリスが大統領候補になった場合の新しい候補者リストがどのようなものになるかを既に見据えていると付け加えた。

ホワイトハウスのアンドリュー・ベイツ筆頭副報道官は、バイデンが選挙戦からの撤退を検討しているという話を否定した。

ベイツは、バイデンが数日以内に政治的将来について決断を下す見込みだと本誌が報じた後に、一言「誤りだ(false)」と述べた。

ケリーとクーパーの名前は、最近、副大統領候補の最有力候補として浮上している。

情報筋によると、バイデン陣営の計画は「今週、州内を回る(is to go out into the states this week)」というものだが、すぐに変更される可能性があるということだ。

情報筋は、トランプが木曜日の夜にミルウォーキーで開かれた党大会で、トランプが共和党の大統領候補指名を受諾したことに言及して、加えて次のように述べた。

「今日はデラウェア州で多くのことが起こっている。今夜、もう1人の候補者がステージに上がった後、何らかの強い声明が出るだろう」。

バイデンの選挙陣営は、大統領が選挙日まで選挙戦を続けるという決意を再確認するだろうと支持者に信じ込ませているが、中には大統領が選挙活動終了の決断を発表するのではないかと疑う者もいる。

あるストラティジストは続けて、「そのメッセージが最終的にどのようなものになるかは分からない。今からその時までにはまだ時間がある」と述べた。

バイデンはラスヴェガスでイヴェントに出席した後、新型コロナウイルスの検査で陽性となり、デラウェア州に戻って「自己隔離(self-isolate)」したため、今後の発表は月曜日まで延期される可能性がある。


しかし、バイデンには、連邦上院議員と連邦下院議員がワシントンに戻る前に、党内の混乱を収拾する動機があるだろう。

 

ワシントンに戻れば、新たな懸念が巻き起こり、選挙活動の終了を求める声が上がるだろう。

 

 

連邦下院民主党議員は月曜日に飛行機で到着し、連邦上院議員は火曜日に国会議事堂に戻る予定だ。

複数の民主党関係者たちは、共和党支持者を団結させたペンシルヴァニア州バトラーの集会での暗殺未遂事件と、ミルウォーキーでの共和党全国大会により、トランプの支持率は上昇するとし、バイデンがカムバックする可能性はますます低くなっていると述べている。

ある情報筋は、本誌の取材に対して、「バイデンの支持者の1人は、大統領は自身の政治的将来について依然として防御的、更には批判的だが、周囲の人々は事態の重大さに気づいていると語った」と述べた。

バイデンがデラウェア州のビーチハウスで新型コロナに感染したまま閉じこもっている中、民主党幹部たちは大統領選勝利の見通しについて警鐘を鳴らし続けている。

 

そして、陣営内部や陣営に近い人々からは、終わりが近いという明白な感覚があった。

第一に、最新の各種世論調査では、バイデンにとって引き続き問題を示している。

 

バイデン陣営に近いある戦略家は次のように語った。

「状況は悪化し続けている(It keeps getting worse)。反証(proof to the contrary)はない。士気(morale)は今まで見たことがないほどだ。最悪だ。誰もがこれから何が起こるか予感しているようだ」。

陣営の代理人の1人は、「この時点では、耐えられない。魔神を瓶に戻すことはできない(There’s no putting the genie back in the bottle)」と語った。

また、小口寄付者は引き続き少しずつ入ってくるが、大口寄付者が引き続き資金を差し控えているため、大規模な資金調達は不利な状態になっていると関係者は語った。

民主党の主要寄付者の1人は、「大きな亀裂があり、修復不可能だ」と語り、更に「バイデン候補の立候補は明らかに崩壊の瀬戸際(on the brink of collapse)にあり、陣営もそれを知っている」ため、資金調達は「厳しい(bleak)」と付け加えた。

「それはもう決まっている」と寄付者は付け加えた。

2人目の民主党の大口寄付者も同意し、「バイデンが候補者になることはないというのが全体的なコンセンサスであり、私たちは誰が候補者になるかを見守っている」と述べた。

ホワイトハウスのある高官は木曜日、バイデンの立候補と来週の選挙活動計画については何も変わっていないとABCニューズに語った。

「バイデンは指名を勝ち取り、その後党は団結する必要がある」とこの高官はABCニューズに語った。

ある民主党のストラティジストは、シューマー、ジェフリーズ、ペロシが別々の会合でバイデンに、11月にバイデンの勝利について、連邦議会民主党の中で広範な悲観論があると語ったとメディアの報道を確認し、シカゴで開催される民主党大会に向けてバイデンが今や大幅に劣勢であることを示す世論調査について話し合った。

「これは3つの視点からの個別の見解だ。全てが同じ結論だ」とある情報筋は語り、議会指導者からバイデンへのメッセージは、彼が2期目に勝つ可能性は低いということだと説明した。

オバマ政権の政治ティームの幹部を含む民主党のストラティジストの一部は、1年以上前にバイデンの側近を訪問し、バイデンが2期目に立候補することに対する深刻な懸念を表明した。

2人目の民主党情報筋は、バイデン陣営の全国共同委員長が、「バイデンの辞任を望んでいない連邦上院議員など誰1人もいない。例外は、おそらく、クリス・クーン連邦上院議員(デラウェア州選出、民主党)だけだろう。ダムが決壊した」と述べたと証言した。

民主党のストラティジストで元オバマ政権高官のケネス・ベアは、最近のAP通信・NORC共同世論調査で、民主党有権者の3分の2がバイデン以外の人物を大統領候補に指名することを望んでいるという結果が出たと指摘した。

「バイデン大統領は窮地に立たされています(in a box)。問題は、候補者に関する他の質問とは異なり、この質問は反証が非常に難しいことだ。彼は大統領候補として勝つのに十分な若さや精神力を持っているだろうか? 人々の考えを変え、それを非常に迅速に行うために、彼は何ができるだろうか?」とベアは語った。

ベアは次のように語った。「世論調査の結果は1年以上にわたってかなり一貫している。常に、アメリカ人の大多数、無党派層、さらには民主党員の大多数が、バイデンはその職には年を取りすぎていると感じてきた。彼に何ができるのか私には分からない。討論会が行われ、それがその方法だったが、うまくいかなかった。次に何ができるだろうか?」。

シューマー議員の広報担当者によると、シューマーは土曜日にバイデンと会談し、「シューマー議員の党派の見解を大統領に直接伝えた」ということだ。

ジェフリーズはバトラーでの銃撃事件前の先週木曜日の会合で、バイデンが選挙活動を続けることで民主党が連邦下院で過半数を獲得する可能性が失われる可能性があると警告した。

ジェフリーズの広報担当者は、ジェフリーズが連邦下院民主党議員団を代表して「今後の方向性についてのあらゆる洞察、展望、結論を直接表明した」と述べた。

CNNは木曜、ペロシが「最近の会話(recent conversation)」でバイデンに非公式に、世論調査ではトランプに勝てないことが示されており、連邦下院民主党の過半数獲得の可能性を台無しにする可能性があると警告したと報じた。

民主党関係者によると、テッド・カウフマン元連邦上院議員(デラウェア州出身、民主党)、元大統領首席補佐官を務めたロン・クレインとマイク・ドニロン、アニタ・ダン、ジル・バイデン大統領夫人、バイデンの妹ヴァレリー・バイデン・オーエンスを含むバイデンの最側近が現在、連邦議会指導者たちからのフィードバックを受けて「厳しい状況に向き合っている(facing the music)」。

この関係者は、バイデンが撤退した場合、「カマラが唯一の選択肢であることは誰もが理解している」と付け加えた。

このストラティジストは、バイデンが選挙戦から撤退する決定を発表するまでの時間が長ければ長いほど、新たな選挙戦を軸にして、選挙戦を構築するために「必要な全ての移行を行うことがより困難になる(to build a campaign around a new ticket.)」と述べた。

「オバマ選対スタッフ出身者の全員がハリスの選挙運動を引き継ぎ、運営する用意ができている。それはオバマがこの件に全て関与していることを意味する」とこの情報筋は付け加えた。

ハリスは、スタッフの離職率の高さ(high staff turnover)など独自の問題を抱えており、バイデン支持者らからはあまり好まれていない。

2人の戦略家によると、ハリスの副大統領候補のリストのトップに躍り出たケリー議員は、依然としてバイデンの選挙活動継続を断固支持していると語る。

ケリー議員はMSNBCに対し、「私たちはこの問題についてこの数週間、シューマー連邦上院議員と会談してきたが、現状では、バイデン大統領とカマラ・ハリスが我々の候補者であると考えている。何百万人ものアメリカ人が全国50州と準州で彼らに投票した。110日後には選挙があり、それに集中しなければならない」と述べた。

ニューサムの補佐官は、ニューサムがハリスの副大統領候補から自身の名前を取り下げたことについてのコメント要請に応じず、知事報道室もメッセージを返さなかった。

ミシガン州知事ウィットマーの報道官は、副大統領選への立候補への関心についてコメントを拒絶した。

2人の寄付者たちは、ハリスがトランプに勝てるかどうかについて寄付者コミュニティにはまだ不確実性があると述べた。

彼らは「私たちの多くは、開かれた大会が必要だと考えている。それは多くの興奮を生み出すだろう」と述べた。


(貼り付け終わり)

(終わり)


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