正義に成りすます米国の正体
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-301dd5.html
米国のこれまでの行動とロシアの行動を比較したときに、一方を悪とし、一方を善と決めつけることはできない。
今回のロシアによる軍事作戦遂行を是認できない。
武力による紛争の解決を遂行するべきでない。
しかし、米国が正義の騎士であるかのように振る舞うのは噴飯もの。
イラク戦争を再評価するべきだ。
イラクの罪なき市民が、どれだけ犠牲になったのか。
メディアは、イラクの市民生活を報道したか。
イラクの街からの中継を連日行ったか。
米軍の軍事侵攻を非難したか。
米国はイラクが大量破壊兵器を保持していると主張した。
しかし、国連は軍事侵攻の前に踏むべきプロセスがあるとして、米国による軍事侵攻を是認しなかった。
しかし、米国は制止を振り切ってイラクに軍事侵攻した。
イラク市民の犠牲者は数十万人に達した。
現在のウクライナでの犠牲者数との比較を示すべきだろう。
米国による軍事侵攻ののち、イラクから大量破壊兵器は発見されなかった。
単なる侵略戦争だったことが明らかになった。
ウクライナでは2004年と2014年に二度、政権転覆が遂行されている。
この二つの政権転覆の裏側に米国が位置している。
米国が介入して政権を転覆させたのであれば、糾弾されるべき存在は米国である。
米国は「情報力」を駆使して、自らの行動を正当化してきた。
しかし、その行動が「善」であるのか、「悪」であるのか、評価は定まっていない。
この問題を米国の著名映画監督であるオリバー・ストーン氏がドキュメンタリー映画にした。
昨日も紹介した
「ウクライナ・オン・ファイヤー」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40134434
画面に流れるコメントは簡単な操作で非表示にできる。
ウクライナ問題を考えるなら、必見の作品だ。
オリバー・ストーン氏は自説を強要しない。
淡々と、事実を伝えてくれる。
その事実を、どう解釈するのかは視聴者に委ねられる。
しかし、米国がウクライナの極右勢力を温存し、対ロシア戦略に活用してきたことはよく理解できる。
東欧カラー革命が類似した手法で遂行されてきたこともよく分かる。
ウクライナの反政府デモは、当初、穏健な活動だった。
デモ隊とヤヌコヴィッチ政権との間で大統領選の前倒し実施で合意も成立しかけた。
しかし、平和な妥協が成立しては困る勢力が存在した。
平和なデモを、暴力行為、流血の泥沼に移行させることを必要とした勢力が存在した。
この「転換」を担ったのが米国と連携する極右勢力だった。
彼らが採用したのが「偽旗作戦」である。
デモの最中に極右勢力がライフル銃などを用いて、故意にデモ隊に発砲し、死傷者を生み出し、それをヤヌコヴィッチ政権の治安部隊によるものであるとの情報を拡散する。
この「偽旗作戦」によって民衆の行動を特定の方向に誘導するのである。
詰まるところ、暴力革命によって政権転覆を図る。
これが2014年政権転覆の基本図式である。
同時にウクライナ極右勢力は親ロシア勢力が支配権を持つ東部ドネツク州、ルガンスク州においても挑発行為を繰り返す。
このことによって、一種の内戦状態が生み出された。
事態を収拾するために停戦協議が行われ、2014年と2015年に「ミンスク合意」が締結された。
「ミンスク合意」は東部地区の自治を広範に認める内容を含んでいた。
ロシアにはロシアの主張がある。
この点を含めて、早期に停戦が実現するように、すべての関係国が尽力するべきだ。
一方的な非難、攻撃、追い込み戦術だけで問題を解決することはできない。
[3357]一般質問報告(1)ロシアvsウクライナ問題
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
マスコミをはじめ、我々に届く情報はどこまで真実なのか。
今撮られたばかりという戦地における軍服姿のゼレンスキー大統領の写真が、何年も前の写真であることがネットで明らかにされていました。
あるいは数日前、ウクライナが刑務所収監者に武器を与えて最前線で戦わせようとしているとの報道がありが、今朝、キエフからのツイッターに寒気をおぼえました。
《ここ数日、ゼレンスキーが配った武器のせいで、多くの犯罪者が軍用武器を持つようになった。
だから強盗や略奪、強姦が起こってる。
昨夜キエフで沢山起こった銃撃戦はロシアとは無関係だ。
ロシア兵は銃撃戦から10km以上離れていた。
おそらくギャングだろう。
ギャングたちは、政府が作り出したこの無政府状態の中で、自らの居場所を見つけ出そうとしている。
それが決まれば、彼らは一般市民をターゲットにし始めるだろう。
これがゼレンスキー政権が起こしてる事だ。
彼らは「ロシアと戦っている人々」という名目でウクライナに混乱を作り出している。》
本当だとしたら恐ろしいことですが、正直のところ、自分の目で確かめることができない以上、事実レベ
ルでは何が本当か判断がつかない。
しかし、一歩踏み込んで「戦いの狙いは何か」のレベルになると自ずと見えてくるものがあるのです。
プーチン大統領は、世界の理解を得るべく隠し立てなくロシアの狙いについて語っています。
その内容はよく納得できます。
私なりに理解したことを手短に申し上げます。
つまるところ、一部利権者によって主導されるグローバリゼーション化、一極集中的な「新世界秩序(NWO)」を目指す流れから脱して、それぞれ固有の民族の歴史文化が尊重される「多極世界」を目指すための戦いということができそうです。
ウクライナという国は、東西世界の間に挟まれ、「ニューワールドオーダー 新世界秩序」を目指すアングロサクソンの介入によって、度重なる歴史的苦難と混乱を体験してきた国でした。
ウクライナ東部におけるジェノサイド、大量殺戮も報じられています。
西側の軍事同盟である北大西洋条約機構NATO加盟はその固定化を意味します。
もうこれ以上放ってはおけない、今が限界との判断があってのロシアの軍事介入だったのです。
これはロシアとウクライナだけの問題ではありません。
われわれにも密接に関わることになります。
世界中からの経済制裁でこれからのロシア経済はどうなるか。
ロシアの通貨ルーブルは英米中心の中央銀行ネットワークから締め出されて国際利用ができなくなる、ロシア国内だけでしか使えなくなり、ルーブルは終わり、とも言われていますが、果たしてそうか。
実はロシアでは金本位制への動きが出ています。
裏付けもなく際限なく印刷されるアブクのような金(カネ)から、金(きん)という実物に裏付けられた金(カネ)への転換です。
金(カネ)に対する考え方も変わるはずです。
「持っててナンボ」の金(カネ)から、「使ってナンボ」の金(カネ)に変わるはずです。
ロシアの狙いはそこまで及んでいることがわかってきました。
それが効を奏せば、崩壊するのはルーブルではなく、実物の裏付けのないドルの方なのです。
その時ドル経済圏の日本はどうなるか。
問題の根が深いだけに、あるいは「第三次世界大戦」まで突き進むかもしれません。
ただ、これまでのような戦争とは異次元の戦争であると、私は理解しています。
ロシアはひたすら受け身で、相手がボロを出して自滅するのを待つ戦いになると思います。
とりあえずわれわれは、マスコミの扇動に乗せられずに、日々の暮らしを大事に過ごしてやりすごすことが、この戦さの最善の身の処し方と私は考えています。
この問題、コロナの問題とも根っこで繋がっているので、本題に入る前に、私なりにたどりついたところを述べさせていただきました。
危険なワクチン接種を止めよう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-6e5195.html
日本の2021年死亡数は2020年比で6万7445人増えた(厚労省人口動態調査)。
2020年は2019年比で8338人の減少。
厚労省が公表しているコロナ死は、2020年が2846人、2021年が14926人。
2021年のコロナ死は2020年比で1.2万人増加した。
しかし、2021年の死亡数増加は6.7万人。
大きな乖離がある。
2021年と2020年の最大相違はワクチン接種の有無。
ワクチン接種が実施された2021年に死亡者が激増した。
日本は人口減少に転じているが、出生数マイナス死亡数で計算される「自然増減」を見ると、東日本大震災が発生した2011年の自然減が20.2万人だったが、2021年の自然減は60.9万人になった。
3倍の激増だ。
オミクロン株感染拡大に連動してコロナ死亡数が急増している。
第6波の特徴は重症者が急増しないのに死亡者が急増したこと。
日本のコロナ死統計は、コロナを主因とする死亡者数統計ではない。
死亡者がコロナ感染していた場合にコロナ死と認定している。
第6波では、直接死因がコロナに関連するのが約60%、間接的に関わったのが約25%、死因がコロナ以外であるのが約15%とされる。
第6波でのコロナ死者の年齢は、60歳以上が97.1%、70歳以上が93.0%、80歳以上が72.4%を占めている。
新庄徳洲会病院の院長は、寿命に近い高齢者が最後にオミクロン株に遭遇した可能性が高いのではないかと指摘するが、死者が急増したことが気にかかる。
荒川央氏が「コロナワクチンが危険な理由」という記事でワクチンのリスクについて分かりやすい解説を示されている。
通常のワクチンと遺伝子ワクチンとの間にどのような違いがあるのか。
荒川氏は次のように解説する。
「「通常のワクチン」では抗体を作らせる為にウィルスそのものまたは一部分をワクチンとして使います。
ワクチン接種後に体内に抗体ができた場合、それ以降攻撃されるのはウィルスだけで終わります。」
「「遺伝子ワクチン」はワクチンを接種した人間の細胞内でウィルスの遺伝子を発現させます。
ワクチン接種以降は自分の細胞がウィルスの一部分を細胞表面に保有する事になります。
体内の抗体が攻撃するのはウィルスだけではなく自分の細胞もです。」
遺伝子ワクチンである新型コロナワクチンにおいては、体内の抗体がウィルスだけでなく、自分の細胞も攻撃してしまうというのだ。
ワクチン接種によって体内で産生された抗体がどのような作用を引き起こすのか。
荒川氏は次のように指摘する。
「コロナウィルスに抗体を持つ人はコロナウィルスによりかかりやすくなり、また感染した場合ウィルスの症状が暴走しやすくなります (抗体依存性感染増強; antibody-dependent enhancement [ADE])。
猫の実験ではコロナワクチンを打たれた個体はコロナの抗体を作る事が出来ましたが、その後コロナウィルスに感染しやすく、症状も悪化しやすくなりました。
実験に使われた猫の多くはADEのために死亡しています。」
高齢者のコロナ死が急増しているが、その背景にワクチン接種があることを否定できない。
ワクチン接種が死亡数増加の原因になっている可能性を否定できないのだ。
コロナ死された人をワクチン接種、未接種で分類する必要がある。
精密なデータを開示するべきである。
死亡者にワクチン接種済者がまったく含まれていないなら、ワクチン接種を推奨する強力な根拠として使えるはずだ。
逆に死者の多くがワクチン接種済者であるなら、ワクチン接種推奨は根拠を失う。
他方、すでに驚くべき数のワクチン接種後急死者、重篤化者が報告されている。
その一方で、若年者のコロナ重傷者、死亡者は著しく少ない。
この状況下で若年層にワクチン接種を行う意味は皆無。
全国から子どもへのワクチン接種中止を求める声が上がっている。
保護者は正しい情報を入手して子弟のワクチン接種を阻止する必要がある。
(前略)
最近、エリートたちの既定路線がボロボロになってきているように見え(見えているだけで、そうではないのかもしれないですが)、 2018年に欧州委員会がロードマップを作成した「2022年からのヨーロッパ全体でのワクチンパスポート制度の実施」という計画も破綻しているように見えます。
そもそもパンデミック神話とワクチン計画さえフェイドアウトしていっているようにさえ見えます。
「永遠のブースターショット」が目的だったはずです。
私自身が見た限りでは、2月26日までは以下のページがあったのです。
世界経済フォーラムのウラジーミル・プーチン氏のページ(現在は消滅)
気づいたのは昨日ですが、「現在このページが削除されている」のです。
https://www.weforum.org/people/vladimir-putin
Sorry, but we can’t find the page you were looking for
申し訳ありませんが、お探しのページが見つかりません
と表示されます。
上のリンクは、今も消えたままです。
2月27日から 2月28日くらいの間にプーチン大統領のページが世界経済フォーラムのウェブサイトから削除されたようなのですが、「うーん」と思いました。
(中略)
同時に最近、どうもロシアやプーチン氏の報道のタイトルなどを見て、やや不自然に思っていたことがありました。
それは、戦争の方法論ではなく、「プーチン大統領の人格そのものを貶めようとしている」としか思えない報道タイトルを見るようになりました。
「このメディアの貶めるやり方は、反ワクチンの科学者、医学者たちにおこなっていた世界経済フォーラムのやり方そのものじゃねえか」と思っていましたが、ふと、「プーチン、あんた造反したんか?」と思ってしまったのです。
(中略)
プーチン氏が間違いなく、「シュワブ氏の自慢の教え子」であり、プーチン氏は世界経済フォーラムが最も期待していた「将来の若き指導者のひとり」だったことを知り、そして今、「その人物の該当ページが削除されている」と。
さらには、コロナ計画やワクチンキャンペーン計画で、反対者たちにメディアを通して使い続けていた手法、すなわち、「その人物の人格と、過去の歴史そのものを歪曲・否定する」という世界経済フォーラムの常套手段が、この数日使われだしたことなどから、「プーチン vs 世界経済フォーラム」が起きているのかもしれません。
(以下略)
グレートリセットのシナリオの序章を埋めるウクライナ“捏造危機”
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